第89話 召喚石を作ってみよう
次の日、今日もまたヴォロスの所で作業をしていた
セツト「多分そろそろ……お、上がった。ついでに影魔法も上がった」
SubRole : 細工師
:細工 3
:生産 7
錬金 5
影魔法 15
セツト「ヴォロス、レベル5まで上がったぞ」
ヴォロス「早いねぇ。それじゃあ早速召喚石を作ってみるとしようか」
セツト「素材はこの前準備したので良いよな?」
ヴォロス「最初は失敗しても痛くない素材で練習した方がいいよ。それなりに難しいし」
セツト「そうさせてもらおうかな」
さて、作っていこう。まずは素材をしっかりと水で洗って汚れを落としておく。
次に貸してもらった中型鍋に魔力水を半分ほど入れて沸かす。
そうしたら洗っておいた素材を鍋に入れて成分を魔力水に溶かしていく。
それが終わったら火を強めて水を飛ばしてゆく。
結構濃縮されてきたところで魔石を投入して魔力を操作して成分を魔石に染み込ませ、凝縮させ同時に魔石を8面体になるように形を整えてゆく。
全ての成分が入りきったら鍋に残った不純物たちを捨ててゆく。
そうしたら鍋に八面体の召喚石の元が残る。
ヴォロス「よし、ここまでは順調だね。細工の時間だよ。これを使いな」
そうやって渡された紙から魔法陣を転写して細工で刻んでゆく。結構細かくて大変だった
そうすること5分ほど、ついに召喚石が完成した
ヴォロス「初めてなのに上手くやったじゃあないか。褒めてあげるよ」
セツト「ありがとう。さて、今ここで出してみてもいいか?」
ヴォロス「初めて作ったものだ。そこに試して出してみるためのスペースがあるからそこで出してみるといい」
セツト「助かる」
セツト「やり方は……召喚術を置いてそれを指定して核召喚術を使えばいいのか。んで核召喚術の発動ワードは「来て」などの意味を示す言葉ならいいと。ふー」
「来い、フォレストウルフ」
そう言った途端に召喚石から魔法陣が出てきてそこからフォレストウルフが飛び出した
セツト「……お手」
そう言うとお手をしてくれる
セツト「……え、可愛い」
ヴォロス「召喚獣はいいものだがやはり自分の手がけたものは可愛らしく感じるよな。わかるわかる」
セツト「……戻れ、フォレストウルフ」
ヴォロス「どうしたんだい?」
セツト「今から試してみることは他言無用でお願いします」
ヴォロス「わかったけど……何をするのかな?」
セツト「私の扱う影魔法って魔力を使用する行為を影で代用出来るんですよ」
ヴォロス「……まさか?」
セツト「影魔力 : 核召喚術」「来い、フォレストウルフ」
そう言うと、影で出来た魔法陣が展開され、真っ黒なフォレストウルフが飛び出てきた




