第88話 錬金レベリング
さて、先に今の生産系のスキルツリーを見ておこう
SubRole : 細工師
:細工 3
:生産 3
錬金 1
うーん低い。まあここから伸ばせばいいんだけども。錬金には実の所意外とMPというか魔力量を消費するのだが、心臓と147相当のINTがあるので正直あまり気にしなくていいくらいには余裕がある。
さて、基礎中の基礎たるHPポーションをひたすらに作ってレベリングといこう。できたポーションも適当にマーケットに流しておけば金が返ってくるどころか少し増える。
先程生産者ギルドに行った時にこうなることを見越して少し多めにお金下ろしといてよかった。
と、その前に
セツト「このすり鉢とかの道具は使っていいのか?」
ヴォロス「勿論。あ、終わったらしっかり洗ってね?」
セツト「無論」
よし。この辺の道具は使っていいらしいから色々試そう。wiki曰くこういう創意工夫も経験値に加算されるそうな
最初に錬金鍋に魔導具から出した魔力水を半分ほど注ぐ。そして魔導コンロで加熱して沸騰させる。この間に下処理しよう
まずマーケットから買った薬草を洗ってすり鉢ですり潰す。その頃には沸騰してるからすり潰した薬草を錬金鍋に入れてヘラでかき混ぜながら魔力を流す。この時流す魔力も渦を巻くように流していく。そうしたら後はろ過して瓶に注げば完成!
ピロン!錬金術のレベルが向上しました
お、上がった上がった。さて、出来た品はと
HPポーション(下級) C
HPを60回復する
クールタイム 3:00
……因みに店売りがこれだ
HPポーション(下級) C
HPを50回復する
クールタイム 3:00
うーん1.2倍。工夫だけでこんなに上がるか。これは錬金術始める人も多いわな。楽しいもんこれ
さて、これを続けようと思う訳だが……あのすり潰したり薬草洗ったりする作業、影で出来そうじゃあないか?
砲筒をメインで使った時も投擲のレベルは上がった。つまり加算される訳だ。なら……
ヴォロス「これは一体どういう状況かな?」
セツト「影でできそうな単純作業を影に任せて、鍋が沸騰するまでの時間がもったいないから2個並列でやってる」
ヴォロス「……創意工夫が見られて良し!」
セツト「これで生産効率は大体2倍だね」
ヴォロス「結構だね?」
セツト「時間のかかるすり潰しは4つ並列でやってるかな」
ヴォロス「なるほど。時間のかかるところを増やせるからこの効率か」
セツト「普通なら人を増やすんだろうけど私は手を増やせるからね」
ヴォロス「しっかしマルチタスクできるのすごいね」
セツト「これ実はそんなじゃあなくて、すり潰しは定期的に確認するくらいでほぼ脳のリソース使ってない。同じ動作を「型」として登録して、地味に大変なのは水入れだね。あと手動なのは水洗いのとこだね。まとめてやってるけどここは影でやるより手の方が良い」
ヴォロス「その調子なら結構もう上がってるんじゃあない?」
セツト「今3……あ、4になった。だからあと30分もすれば5になりそう」
ヴォロス「まあゆっくり待つから急がなくていいよ」




