第83話 怨恨浄化戦 3戦目
エリオ「大丈夫か?」
セツト「あとHPさえあればもうちょい戦えたな……」
エリオ「まあそこまで詰めすぎるな。何度でもやれるんだから」
セツト「……そいつもそうだな。よし、あと10分経ったら3戦目行こうか」
エリオ「わかったよ、準備しておく」
エリオ「これはどんなダンジョンだった?」
セツト「魔法系の敵ばかり出てくるので最後ボスは妖狐だったかな?」
エリオ「なら多分そのままだろうね。魔法系がメインで飛んでくるのはダルいかい?」
セツト「あの時のままなら動かない固定砲台だろうし、今ならひとりで避けきれるだろうから問題ないさ」
エリオ「そいつは頼もしい。始めるぞ」
出てきたのはこれまでと同じく、紫のオーラを纏った大きな狐だった。……しっぽ一本増えたかな?
「我、罪負いしもの裁かんと跳ねる兎なり」
「我、罪なき者のために首を刎んと欲する兎なり」
「我、首狩りの兎なり」
「致命兎は生き急ぐ」
「影魔力 : 身体強化」
「さて、やろうか。「月夜舞兎」「兎脚」「兎勁」」
開戦の一撃はほんのりと削るにとどまった
「やっぱり弾幕濃いなぁ…高速戦で行くかぁ」
あの時は前衛4人だった弾幕は恐らく今の速度がなければ死んでいただろう
「刀に持ち替えて…影纏わせて魔法切れるようにしとくか」
余りにも早い戦闘では大鎌はその大きさと重さが枷となる
「「一閃」「兎脚」「兎勁」「一閃」「兎脚」納刀してから「抜刀」」
これだけやっておおよそ2%程度
「これ一瞬でも足止めたら死ねるなぁ!」
後ろには魔法の弾幕があるのを感じる
「まあ止める理由もないがね。「兎脚」「兎脚」「兎脚」「兎勁」」
足を動かせ牙を突き立てろ
「あと100秒!「兎脚」「抜刀」「兎脚」「一閃」「兎脚」「兎勁」」
折り返しで1割程度
「まだまだ上げてくか!「兎脚」「兎脚」「兎勁」「兎脚」「兎脚」「兎脚」!」
こんだけの速度を
「「兎勁」活用なんちゃって「桜風流 : 落桜」!離脱!「兎脚」」
威力に変えても5%程度
「目標残り1割削り!「兎脚」「兎勁」」
コツコツとした攻撃を濃い弾幕を潜り抜けて得る僅かなチャンスで重ねてゆく
「残り5秒」
あとは全てを
「影魔法 : 影太刀」
ぶつける
「居合抜刀」
結局1ヒットもせず自傷ダメでダウンしてお終いになった
エリオ「結果は2割5分、だいぶいいんじゃあないか?」
セツト「このペースならあとどのくらいかかる?」
エリオ「まああと4回もあれば浄化できるだろ。大体クールダウンが1日半くらいだから……まああと6日ってところだな」




