第49話 面接試験
セツト「ほい、3件全部終わったよ」
モラナ「意外と最後のも早く終わったんだな。さて、じゃあ次は面接試験か。まあそんな堅苦しいもんでも無いから聞かれたことを思ったとうりに答えてくれりゃあいいよ。場所は面談室らしいからニナズ、案内してやれ」
ニナズ「そんくらいならやるとも。こっちだ、着いてきてくれ」
セツト「かなり広いんですねこのギルド」
ニナズ「なんでも空間を引き伸ばしてるんだとさ。さて、僕は用があるから行くとするよ」
セツト「今回の件、本当にありがとうございました」
ニナズ「仕事だからね。ちゃんとやるとも」
暫くして……
オルクス「またせたな。今回面接試験をするオルクスだ」
チェルノ「同じく面接試験を担当するチェルノボグだ。長いのでチェルノでいい」
チェルノ「自己紹介をお願いします」
セツト「セツトです。現ジョブは大鎌使いで戦闘スタイルは独自流派の兎流や兎月流を用いた格闘及び大鎌を用いた近接戦闘と影魔法や投擲を用いた遠距離戦闘の2種類を使い分け複合させた戦法で、影魔法で全体的な隙間埋めを行います。魔導の心臓を所持しています」
オルクス「多彩だな。さて、改めて聞くが志望動機は?」
セツト「話を聞いて面白そうと思ったからです。3つの試験を経てさらに思ったのは「必要な仕事」という実感ですかね」
チェルノ「わかった。貴方は自分のどんなところがこの仕事の役に立つと思いますか?」
セツト「汎用性の高い影魔法を使えるのと自身が渡り人である点、あとは単なる人手ですかね」
オルクス「了解。この職に着いたらどうしていきたい?」
セツト「許されるのであればだけれども渡り人はその性質上色々なことに巻き込まれやすいし巻き込まれに行く。その先々で死神の力を使って裁くべきものを裁いていきたいし普段からそれなりの仕事をこなしていきたいとも思う」
チェルノ「さて、少し踏み込んだ質問です。貴方は死者をどう思いますか?」
セツト「……基本的に敬われ、丁重にされるべき存在であり、決して穢されることの無い存在であるべきです」
オルクス「わかった。3件の仕事、とくに3件目をしてどう思った」
セツト「冤罪はあってはならないし罪人は裁かれるべきだ。罪は償わなければならないしその罪は適切であるべきだ」
チェルノ「わかった。さて、どうする?オルクス」
オルクス「合格だよ。歓迎しよう、死神ギルドに」




