第48話 ブルタスへの判決
さて、色々と証拠も集まったしブルタスへの判決と行こうか。
セツト「マイト、君に判決を言う時が来たみたいだね」
マイト「やっとか。サクッと終わらせてくれ」
セツト「なら簡潔に。キミはあの事件に関しては無罪だよ」
セツト「完全にある商人のやった事の罪を擦り付けられただけだよ。既に商人は捕まったし、君の罪の無罪もじきに証明されて君への依頼はなかったことになるだろう」
マイト「……ははっあのクソ商人もやっとお縄に着いたか。そうか。俺は無罪か」
「長かったようで短かかったなぁこの7年は」
「よかったなあユリエルの娘の嬢ちゃん。仇はひでえ目に遭ったってさ」
セツト「無論盗賊時代の罪は精算してもらうけども君は殺しはしなかったからね。そこまで重い罪にもならない」
「さて、改めて判決を言い渡そうか」
「被告人ブルタス改めてマイトは行動から反省の色が強く見え、この村のために長く働いている。よってこの村での奉仕活動を罪として言い渡す。カルマ換算殺人0.5人分以下だね」
「普通に今までどうりに生活していれば1年とかからずに償えるよ。今までの行動も多少奉仕活動として含んでいるからもっと短いよ」
マイト「さて、ひとつだけ言わせてくれ」
セツト「何かな?」
マイト「俺なんかのためにこれだけ動いてくれてありがとう。この恩はいつかきっと形にして返す」
セツト「それならこの村を守ってくれ。それで兎流の名が上がったらこちらとしても嬉しいんだ」
マイト「そんくれえなら言われずともやるさ。この村は俺を受け入れてくれたからな」
セツト「さて、仕事も終えたし帰るとしますか」
マイト「ああ、そうだ。兎流の教本とかないのか?」
セツト「あるけどどうしたの?」
マイト「なに、鍛錬する際にあったら便利かと思ってな」
セツト「それならあるけど今写しが無いんだよね」
マイト「なら街の本屋や図書館に行くといい。そこそこの金で写しを作ってくれるはずだ。無論その分の金は払う」
セツト「弟子からそんなもので金は取れないよ。また今度来る時にでも持ってくるね」
マイト「改めて今回の件、本当に感謝する」
セツト「後味の悪い仕事をしたくないだけだよ」
マイト「それでもだ」
セツト「それじゃあまた今度。二度と仕事で会わないことを願うよ」
マイト「なら叶いそうだな」




