第47話 商人への判決
ニナズ「それはそれとして判決を下すか」
ニナズ「判決。被告人は先述した悪行を行い、己の利益の為に多くの人に手をかけた。多くの罪を長きに渡って行っていることから反省の色は見えない。よってここに被告人に天眼の名を持って被名誉毀損及び罪状公開の罪に処す」
セツト「今何をしたので?」
ニナズ「商人をさっくりと裁いといた。具体的には信頼が低下する際に低下幅が大きくなるのと、こいつの行った罪の公開。んでそれに伴う信頼度の低下かな」
セツト「それがニナズさんのできる特殊な裁き方ですか?」
ニナズ「そ。1人前の死神になるとその人に合った特殊な裁き方が与えられるの。罪の公開の方はだれでもできるようになるけども特に僕のは効果が強いんだよね」
セツト「1人前になるとできることが大きく増えますね」
ニナズ「まあそれまでが長いからね。でも君ならすぐだと思うよ」
暫くしたら憲兵さんがやってきた
ニナズ「今回もすみません」
憲兵「いえいえ、私たちも気づいてはいるのですがどうにも動けず。ありがたい限りです」
ニナズ「我々は表で動けませんからね。憲兵さんたちが居てくれるから表でも裁くことが出来る」
憲兵「そう言ってくださると気が楽になります。さて、あらためて罪状を確認したいのですが」
ニナズ「違法搾取、違法取引、暗殺依頼。それと細かな違法行為がごまんと。脱税もありました」
ニナズ「こちらがその証拠品となります」
憲兵「拝見させてもらいます……いつもニナズさんは仕事が細かくて助かります。これだけあれば十分でしょう。大規模なガサ入れも出来そうです」
憲兵「そういえば本日は見慣れない方を連れておらっしゃいますね」
セツト「セツトと申します。渡り人です。今は死神の採用試験を受けさせていただいてる最中になります」
ジャン「これはこれは。この街の憲兵副長をさせていただいております。ジャンと申します。必要とあらば呼んでいただければ対応いたしますので今後ともよろしくお願いします」
セツト「この街で活動する際は頼りにさせてもらいます。こちらこそよろしくお願いします」
ジャン「さて、それではこの商人を連れて行っていろいろと事情聴取させてもらわないとですね。それではおふた方、ありがとうございました」
ニナズ「こちらこそありがとう御座いました」
セツト「憲兵の方とも交流があるのですね」
ニナズ「簡単に言うとこの国とちょっとした業務提携を結んでいてね。憲兵さんと仲がいいと仕事がしやすいからオススメだよ」
セツト「街中なら本当にそのようですね」




