第34話 オルクスの説明
オルクス「さて、そいじゃあまずは俺たちのことから話してくとするか。簡潔に言っちまえば俺たちは死神だ。やってる内容としては罪を重ねすぎた者を処罰するといったところで、人を殺すのが目的なわけではない」
「我々は罪を重ねたものに対して有利を取れる力を持っていてな、その力を用いて対象を罰する。形は様々なものになるが」
「さて、次にこの建物の説明だな。ここは死神のギルドとなっていてな、仕事の配分だけでなく死神同士での交流所や休憩所、住居としての役割すらも持っている場所になっている。建物自体は初代死神ギルド所長が作らせた建築物となっていて、一般人から見えない仕組みはわかっているけれど再現不可能といったところだな。ほかに気になっていることがあったら聞いてくれ」
セツト「大体は答えてもらったが、死神の持つ力そのものの詳しい説明は無理か?」
オルクス「そこはちょっと厳しいな。さすがに信頼までいかない相手に話せる内容じゃあない」
セツト「なら仕方ない。さて、個人的にはこの仕事に興味が出てきている。多分採用試験があるんだろ?」
オルクス「無論あるぞ。間違いなく人によって適正に差がある職だからな。最低限の力だけを再現する魔道具を貸してやるからその状態で3件ほど仕事をこなしてもらう。そのあと面接試験があって、その二つの結果を見て採用を決めさせてもらうことになってる。一週間後に改めて受けることもできるからそんなに気負わなくてもいいぞ。受けるんだったらそこの窓口で言ってくれればいい」
セツト「わかった。説明感謝する」
オルクス「なあに、同業者が増えるならこの程度わけないさ」
受付嬢?「見ない顔だな?ここに来れるってことは誰かに面白いとでも思われたか、まあいい。本日は何の用だ?」
セツト「やっぱここは全体的にそういう感じなのか。要件だが死神に興味がある、採用試験を受けたい。オルクスというものからある程度の説明は受けている」
受付嬢?「ハハ!面白い!いいよ。あいつからの説明受けてんなら細けえとこ以外は大丈夫だろ。ほい、これが道具だ。それとこの3件がお前の実地試験の会場となる仕事だ。お~い!二ナズ、仕事だ!」
二ナズ「なんだい?この前の殲滅作戦からそんなに立ってないでしょ?ああ、新人君の審査か。わかったよ、こりゃ僕の仕事だわ」
受付嬢?「わかってくれたんならいいさ、おっといけねえ、これらの書類にサインしといてくれ、試験受ける時の書類だ」
セツト「え~と?死んでも責任ないよってやつと、試験受けさせてもらうよってやつとあとこれはこれで落とされても言いふらさないよってやつか。全部問題ないかな。ほい、書いた」
モラナ「オッケー受け取った。あ、そうだ、私しゃモラナっていうんだ。終わったときに受付嬢を訪ねられたらそう答えてくれ。多分隣のはあまりそういうのしてくれないから」
二ナズ「失礼な、僕だって仕事位まっとうにやるさ」




