第9話 PS技能
次に起きるとリアルの自室の天井だった
千夜「大丈夫!?節兎君」
節兎「ん、ああ。久しぶりにゾーン使ったら反動に耐えられんかったのか。あの後どうなった?」
千夜「リアルが失神したから強制ログアウト処置になってその後お開きにして私が来た。多分もうすぐあの子も来るんじゃないかな?」
紗霧「大丈夫ですか!?節兎君!?」
節兎「ん、大丈夫。」
千夜「一応プログラマさんにも無事の報告しといた。」
節兎「仕事早いな。助かる。」
紗霧「もうこんなことしませんよね?」
節兎「まあ今回のは久しぶりの長時間使用の反動だったっていうのもあるだろうし次はここまでひどくはならんはずだよ」
紗霧「絶対ですからね!?」
節兎「わかったわかった。もしやるとしてもお前らの目の届くとこでやるさ」
紗霧「ならまあ許してあげます」
節兎「ちゃんと許してくれる当たり紗霧優しいよな」
千夜「わかる。それはそれとしてしばらくしたら入りなおしな。プログラマさんが心配してたしお怒りだよ」
節兎「え?悪いことしたとは思うけどそれ以上に怖い」
千夜「仕方ないさ。あの人必要あったら怒る人だから。つまり今回は怒る必要があるんだよ」
節兎「orz...まあ甘んじて受け入れるとするよ。んじゃあ向こうで再会するって感じでいいか?」
千夜「まあいいんじゃない?それじゃあ!」
紗霧「では私もこれで。くれぐれも気お付けて」
節兎「多分今回くらいしか起こらんとは思うが...まあ気を付けるよ」
~最初の喫茶店~
セツト「えー今回はご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした。おそらく今回気絶した原因が久しぶりに「ゾーン」使ったせいで切れたときの反動を捌ききれないで気絶したといったところだろうから再発はしないと思う。それこそ長時間使ったりしない限り」
ビット「さて、なんで今回こんなに私が怒っているかわかるかい?」
セツト「ええと、まず今回私が倒れるリスクをみんなに説明せずに、過剰な不安を与えたことがまず一つ。相談もせずに独断で「ゾーン」を使用したこと。とりあえず思いつくのはこの2つです」
ビット「第一に私たちの使ってるそれ...簡易的に「PS技能」っていつも呼んでるけどそれも科学的に安全が保障されてるわけじゃあないんだし...まあなんかあったとしたらVRデバイスの安全装置が仕事してくれるでしょうけども」
ビット「仕組みとしては本当にリアル技能の延長線にあるって結論があるのが本当に面倒よね...。何ならリアルでも使えてる証明があるものね。あなたのいわゆる「ゾーン」に人為的には入れるってゆうの地味にずるよね」
ビット「っと、話がそれたわね。まあ簡潔に言ってしまえば、むやみに使うなっていうのとリアルに影響があるんなら事前に説明をしておきなさい。強力なのは私もよくわかっているしあなたたちに言ったところで完全に使用をやめることはないんでしょうから。」
セツト「まあ今後は気を付けて使うようにするさ。っていうかこの店最初に来たところか。お気に入りの店なのか?」
ビット「露骨に話をそらしに来たわね。まあいいわ。この話はここでおしまい。このお店、「三毛猫」は私のお気に入りなの。ちょっとはずれにあるから人も少ないし、出てくる料理もおいしいもの」
セツト「あ、そうだ。自分が気絶して完成させた奴はどんなもんなんだ?」
ビット「これね。どうも取得判定よりもちょっと早くログアウトしたもんだから所有者なしのアイテムになってたから回収してきておいたわ。品質は文句なし。精度もいいから結構な品よ」
セツト「なるほど。ビットはどう使うのがいいと思う?」
ビット「あなたが今これを必要としないならば私が加工して魔法を刻んでオークションに流すのが一番だと思うわ。まだこの品質の品はあまり出回っていないし、高く売れると思うわ」
セツト「じゃあそうしようか。今必要じゃないしどちらかといえば金のほうが必要だからね」
ビット「じゃあ今から魔法を刻むとしましょうか」




