第99話 装備更新!その6
ヴォロス「よし。回復したかな?それじゃあ狐の方も一気にやってしまおうか」
セツト「やりましょう」
ヴォロス「これも私が手伝うことにするよ」
セツト「助かります」
ヴォロス「さて。これも状態に問題が無さそうだから下処理せずこのままで水も前使ったので行こう」
セツト「ほんとすみません…後でお使いやってきますね」
ヴォロス「頼むよ。鍋に入れたら沸騰させて、素材を入れたら攪拌スイッチON」
セツト「やるか。「ゾーン」」
ヴォロス「よし。いい感じに成分が出てきてるかな」
セツト「ゆっくりゆっくり…」
ヴォロス「そろそろ良さそうかな。火力向上スイッチON」
セツト「しばらく経ってから…核を入れる」
ヴォロス「よしよし慣れてきたね。状態の維持はやるからね」
セツト「やりやすくて助かります…核に流し込んで…核の形を整えて…」
ヴォロス「いい感じだよ。あと一息」
セツト「成分を全て流し込んでゆく…これでいいですかね?」
ヴォロス「お疲れ様。片付けはやっておくから休んでおきなさい」
セツト「そうさせてもらいます…」
ヴォロス「はい。これが転写用の魔法陣。前刻んだのよりも少し強いのに対応できるようにしてある」
セツト「助かります。さて…やるかぁ」
ヴォロス「ここに細工の作業台があるから使っていいよ。その間私は別な作業をしているから」
セツト「ありがたく使わせてもらいます」
ヴォロス「そうしなそうしな。少しでも成功確率はあげた方がいいさ」
魔法陣をゆっくりゆっくりと失敗の無いように刻んでゆく
何せ素材が素材だ。失敗は許されない
あ、でもやっぱ作業台って大事だな。普段よりも細かいところがやりやすい
やっぱどっかで家持って作業場とか欲しいなぁ
っと危ない危ない。思考を戻さなきゃ
そんなこんなでも集中を続けて…
セツト「やっとひとつ完成…」
ヴォロス「お疲れ様。十分な休憩を挟んでから次をやるといい」
こっちもこっちで緊張こそするが…前のほど許されない訳では無い。丁寧に丁寧に…
細部にこそ神は宿るのだ
髪の毛1本分ですら誤差のないように
その精神で精度に拘って拘って
でも無理しない程度に抑えて
セツト「これで…出来たかな?」
ヴォロス「お疲れ様。見た感じ…2つとも大成功ってところかな?」
セツト「それは良かったぁ…」
ヴォロス「はは、随分お疲れのようだ。しばらくゆっくりと作業を忘れて休むといいさ」




