第41話 王族の苦悶
お待たせ致しましたー
(……何故、だ……)
何故……何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故……な、ぜ……!?
私の身に……何が……起きた?
私だけでは、ない。
父上も……母上……も。
他の王族も、臣下である貴族らも。
皆一様に……苦しみ出した。
いいや……苦しむなど、まだ可愛らしい表現だろう。
誰もが……『悶え苦しんで』いた。
「……く……そ……!?」
痛い……痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い、消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろぉおおおおおお!!?
なんだ、この裂けるような激痛は!?
父上が宝物庫に行き、何かを叫んだ後に……皆一様に踠き苦しみ出したのだ……。
対処をしようにも、城中の皆が同じようになり、医師も使い物にならない。
このまま……自分達は果てねばならない……のか?
(……あの、子供。ミラ……ジェーン!?)
あれを……我らが追放したからか?
あの役立たずな……聖女に仕立てた子供を、我らが追放したために?
各国へ贈った財が……全て土くれとなったことで、兆しが始まったのか?
我がモーディアス王国に……このような、厄災が訪れたということは!?
「……く……そ……っ!?」
やはり、役立たずでも……聖女の称号を一度は身につけた者だ。
それを私達の勝手で追放したことが……神の怒りに、触れたということか?
しかし……早馬も戻って来ない。
我らは依然として踠き苦しむしか出来ない……。
私も父上達を寝室へ寝かせてから……自室で苦しみ出したので、必要以上に動けない。
伝達に来た近侍らも、廊下で倒れているから使い物にならん。
「な……ぜ……」
我らは……王国の繁栄を更なるものにすべく動いただけなのに!!
この仕打ちは……あの子供は、一体なんなんだ!!?
次回はまた明日〜




