表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
飛べないトリビト  作者: アルグ
第二話『ひきこもり』
8/111

「お前、何処から来た?」

「お前、何処から来た?」


ベッドに腰掛け、イケメンはそう問いかける。


「ち、地球ってとこから…」


「ふーん…」


ふーんって。


「地上人の奴隷化は禁じられているはずだが。何処かの馬鹿が俺への刺客として送り込んできたのか…」


イケメンがすっと宙を掌で撫でるとそこに光り輝く剣が現れた。

何をするつもりだろう?


チャキッ


「!!」


「素直に雇い主を吐くんだな。さもなくば…一応教皇の息子である俺への傷害未遂でお前の四肢を切り落とすぞ」


私に剣を向け、イケメンは憎悪のこもった目で睨みつける。


「待ってよ!私、誰にも雇われてないんだから!環が、蒼い髪のエルフの男が此処へ連れて来たのよ!」


「ほぅ…」


イケメンはベッドから起き上るとパッと消え…私の背後から剣を喉に当たるスレスレで構える。


「ゃ…っ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ