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新たな世界で生きるか
「なんだかゲームの世界みたい…」
人魚と有翼人だなんて…ほんとにファンタジーの世界。
「どうする?新たな世界で生きるか、それとも現実に戻るか?」
そんなの…決まってるじゃない。
「私、こっちの世界に行く。私を必要としてくれてる人がいるんでしょ?」
今更私がいなくなっても誰も心配しない。
「その者の所へ送ろう。
君に幸せが訪れんことを……」
また、急に意識が遠くなった…。
一体、どんな人だろう?私を必要としてくれてるって…
イケメンだったらいいな♪