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飛べないトリビト  作者: アルグ
第二話『ひきこもり』
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有翼人種ガルーダ族です

クッキーも食べてみる。サクサクしたバター風味のクッキーにはナッツが練り込んであり、これもまたとても美味しい。


「そちらは私が焼いたものです。こういったお菓子や料理などは得意なのですよ」


「そうなんだ。羨ましいな~…私、料理はちょっと作るけど、お菓子ってあんまり作った事ないんです」


小学校の時に家庭科でクッキーは焼いたけど。こんなに美味しくは出来なかった。


「よろしければ私がお教えしますよ」


「ほんと?!あ……でも…私、思いっきり怪しまれてるし……」


賊に間違われてさっき殺されかけたし…。


「いいえ。貴女は嘘はおっしゃってないでしょう。

話して下さい。どうして此処に来たのですか?」


「えっと…」


私はニードの優しさを信用して…地球の事、両親が離婚した事、自分の居場所がなく、部屋に引きこもった事、そして環がこの世界に連れて来てくれた事を話した。


「……なるほど。では、貴女は精霊王の導きにあった、ということですね」


「精霊王?」


「はい。環様の事です。

我々ガルーダ族は古くより創造主と精霊王を祭ってきました」


そう言えば環の事を創造主の子って呼んでたっけ。


「環って一体どんな人なの?あと…ガルーダって?」


「環様は創造主エステハーリア神とエルフの間に生まれた方です。

エステハーリア神は獣竜の始祖。

そして我々はエステハーリア様の眷族である獣竜ヴァルカーンと共に空に生きる有翼人種ガルーダ族です」

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