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飛べないトリビト  作者: アルグ
第十話『敵対』
106/111

お母さんが怒るから

薄っすらと最上層区が見えるが、結構な距離があると思う。


(僕が近付くと…お母さんが怒るから)


あぁ、そういえばそうだった…アルビレオは何故かデネブに嫌われているんだった。


「大丈夫だ。有難うアルビレオ」


ノワールは私を抱き抱えると翼を広げバサバサと飛ぶ。


「帰りはどうするの?」


「少し時間はかかるが自分で君を抱えて飛んで行くよ」


軽々と抱えてるけど、私重くないかな?でも


「嬉しい」


素直に彼の胸に頬を擦り寄せればぎゅっと抱く力が強まった。


「そんなに可愛くされると抱きたくなる…」


「や、やだ…昨日お風呂でいっぱいしたじゃん…」


のぼせるまで何度もノワールに責められ、結局彼の部屋で氷枕で寝込んだ。お腹や背中には見えないのをいいことにキスマークがいっぱいつけられたし…ほんと、ノワールがこんなにスケベだとは思わなかった。


「あんなのじゃ物足りないな」


「もうっ…」


そんな冗談を言っている間に神殿の前に着いた。


「まだジャンヌは来ていないみたいだな」


「分かるの?」

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