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種は成長しているようだ!!

 どうやらあの種は異様に土が乾くのがはやいらしい。日に三回。娘は毎日ご飯を食べる前に水やりをするのが日課になった。

 今日も網戸の向こうでは大きな麦わら帽子を被った娘が、ママと一緒に謎の種の世話をしている。

 あれから種は謎の種と呼ばれるようになった。あきちゃんのセンスが光る名前だ。

 今ではしっかりと植木鉢には娘が書いた『なぞのなね』と書かれた名札が刺さっている。

 "たね"の部分が"なね"になっているのがとても愛らしい。

 ママと二人で、名札を自慢気に掲げる娘の写真を沢山撮ったのも記憶に新しい。

 家の娘は天使かもしれない。

 そう思いながら、今日の昼御飯は冷やし素麺にしようと薄焼き卵を焼いていると

「ぱぱー!!」

 外から何時もより元気な声が届いてきた。

「どうしたんだー?」

 火を止めて近づく。

「め、でた!」

 土からチラリと白い物が覗いていた。

「おぉ! よかったなー!」

 わちゃわしゃと小さな頭を撫でながら、今日の晩ごはんは娘の大好きなハンバーグにする事した。

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