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非モテはヒガンで刮目する  作者: ウドン9191
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ジョーは幸せである!


 「ジョー」

「おかゆだよー」


 桃華がお盆におかゆを乗せ・・・・・


 桃華の姿はセーター・・・・

スカート黒のストッキング・・・・・


 銀の髪はサイドテール・・・・


 可愛らしい最高である・・・・・


 木の扉を滑らせ・・・・・


 「桃華」

「悪いね」


 丈は風邪でダウン・・・・

 

 桃華謹製のお布団に入り・・・・・


 自室で寝込んでいる・・・・


 上半身を起こし・・・・


 桃華は直ぐ近くに座る・・・・


 「うーん」

「ちょと熱いね」


 「かもね」


 「そうだ」

 

 桃華は良い事を思いついたと・・・・

レンゲでおかゆを少しすくい・・・・

 


 「フーフー」

 

 息でさまし・・・・・


 「アーン」


 丈は戸惑うことなく食べる・・・・


 「あーん」

「美味しい」


 「うんうん」

「どんどん食べてね」


 「はーい」


 桃華がさまし・・・・

丈は食べる・・・・



 そんな素晴らしい一時は瞬く間に過ぎ・・・・・


 「いただきました」

「よかった」


 近くに置いてあるお盆に空のお茶碗とレンゲを置き・・・・


 「じゃあお薬」

「ええー」


 桃華はもうーと・・・・

お姉ちゃん表情で・・・


 「もう」

「大丈夫」


 紙の小さい袋に・・・・

二つの錠剤が入っている・・・・


 「お姉ちゃんお手製なんだから」

「苦くないようにと錠剤だし」


 紙袋を丈に渡し・・・・・

 

 「はいさゆ」

 

 桃華はコップを虚空から取り出し・・・・

適温のお湯を注ぐ・・・・・


 ならおかゆが熱いのおかしいと・・・・


 ふっ・・・・・

 

 理由は桃華があーんしたかったからである・・・・


 丈は愛されてるね!


 そんなこんなで・・・・


 丈は正月早々お世話されている・・・・・・




お読み頂き有難う御座います。

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