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非モテはヒガンで刮目する  作者: ウドン9191
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其こはじゅうでなく・・・


 「たける♪」

「いえ白染即守」

「白の貯蔵は?」


 嬉しそうに彩花尋ねてくる・・・・

「君のお陰で十分さ」

「そう」

「もう十分でしょう」


 一瞬そう刹那・・・・

彩花はもう十分でしょうと・・・・


 出しなさいと・・・・

艶やかな所作で伝えてくる・・・・


 「私うずうずよ」

もう妖艶さは潜み・・・・


 朗らかと笑う彩花・・・・・

ぞくぞくする・・・・


 凄く・・・・

「勝利は我が手に」



 彩花は艶やかに微笑む・・・・

「バトルスタート」


 無機質な声が響く・・・・


 気に成るのはごん・・・・

どこ行った・・・・


 「輝け」

「叫べ」


 「プリズムヴォイス」


 彩花は開幕絶叫・・・・

色取り取りの叫びが・・・・・


 「白濁」

「多重即入」


 光を現れたる白濁が包み光を浸食・・・・


 俺はするーと動く・・・・・


 「全てが白に?!」

「守黒!」


 うんうん凄く言い・・・・

彩花は俺が高速移動能力を持っていると知らず・・・


 いつも通り撃ち合いと思ってたろうに反応・・・

守黒次元斬の一種・・・・


 特徴は影響がごくわずかで・・・

ごくわずかのエナジー使用・・・

ごくわずかの時でしようできる・・・


 大概なんでも飲み込む・・・・


 彩花はスカートを髪を靡かせ・・・

縦回転で蹴りを放つ・・・

蹴りの通過した領域は黒に染まり・・・


 俺はスルーと移動し・・

白濁を彩花の頭上に撃ちだし・・・・


 撃ちだし可能範囲なら何処でも・・・

操作可能範囲なら動かせる・・・


 そう取り囲んでジワジワと白濁の中で・・・・

黒のシミはたちどころに白に飲み込まれる・・・・・


 「たけるの濃すぎー」

「何でこんなに早くて濃いのかしら♪」

 

 鱗すら白く染まり・・・・

どんどん加速する・・・・・


 黒と白の舞・・・


 俺の白濁は避けられ・・・

黒に絡み取られ・・・


 「く演算能力が」

「ねえ・・」

「もう私たけるで塗れて・・・」

「さいこう・・・」


 熱い吐息と艶やかな声・・・・

耳をくすぐり・・・・


 俺だけに聞こえる様に彩花は・・・・

俺だけに魅せる表情・・・


 「ヒュー」

「白重染撃」

「捕らえた!」


 俺はバックスッテプで間を空け・・・

白濁をたっぷりの裏拳を振るう・・・


 俺盾と彩花鍋受けは激突し・・・・

白濁は一滴も零されず・・・


 彩花に捕らえられる・・・・

どんだけ込めてると・・・・


 いや捕らえられたいと俺が・・・・

「ああ此れ全部ぶち込まれたら・・・・」

「私・・・」


 本当に・・・・

だから俺は・・・・


 「え?!」

「彩花見たいんだ」

「だから導けるように」


 スルーと俺はすり抜ける様に彩花の後ろに・・・・

「法刃我導」

「才流異端」

「好きにスルーゥ」


 「さああやかぁぁぁぁ」

俺は叫ぶ・・・・

「たけるぅぅぅ」

彩花も叫び・・・・


 俺は愛銃を・・・・

彩花は叫びを純なる思いを込め・・・・・


 二人で己が思いを相手に・・・・


 「念導悲願」

「ハートキャチ」


 赤い光が銃に俺は引き金を引く・・・・・


 彩花は・・・・・

叫ぶ・・・・


 ぶつかり合う赤い光・・・・

一瞬で彩花の叫びが撃ち抜き・・・・・


 「バトルエンド」


  


お読み頂き有難う御座います。

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