其こはじゅうでなく・・・
「たける♪」
「いえ白染即守」
「白の貯蔵は?」
嬉しそうに彩花尋ねてくる・・・・
「君のお陰で十分さ」
「そう」
「もう十分でしょう」
一瞬そう刹那・・・・
彩花はもう十分でしょうと・・・・
出しなさいと・・・・
艶やかな所作で伝えてくる・・・・
「私うずうずよ」
もう妖艶さは潜み・・・・
朗らかと笑う彩花・・・・・
ぞくぞくする・・・・
凄く・・・・
「勝利は我が手に」
彩花は艶やかに微笑む・・・・
「バトルスタート」
無機質な声が響く・・・・
気に成るのはごん・・・・
どこ行った・・・・
「輝け」
「叫べ」
「プリズムヴォイス」
彩花は開幕絶叫・・・・
色取り取りの叫びが・・・・・
「白濁」
「多重即入」
光を現れたる白濁が包み光を浸食・・・・
俺はするーと動く・・・・・
「全てが白に?!」
「守黒!」
うんうん凄く言い・・・・
彩花は俺が高速移動能力を持っていると知らず・・・
いつも通り撃ち合いと思ってたろうに反応・・・
守黒次元斬の一種・・・・
特徴は影響がごくわずかで・・・
ごくわずかのエナジー使用・・・
ごくわずかの時でしようできる・・・
大概なんでも飲み込む・・・・
彩花はスカートを髪を靡かせ・・・
縦回転で蹴りを放つ・・・
蹴りの通過した領域は黒に染まり・・・
俺はスルーと移動し・・
白濁を彩花の頭上に撃ちだし・・・・
撃ちだし可能範囲なら何処でも・・・
操作可能範囲なら動かせる・・・
そう取り囲んでジワジワと白濁の中で・・・・
黒のシミはたちどころに白に飲み込まれる・・・・・
「たけるの濃すぎー」
「何でこんなに早くて濃いのかしら♪」
鱗すら白く染まり・・・・
どんどん加速する・・・・・
黒と白の舞・・・
俺の白濁は避けられ・・・
黒に絡み取られ・・・
「く演算能力が」
「ねえ・・」
「もう私たけるで塗れて・・・」
「さいこう・・・」
熱い吐息と艶やかな声・・・・
耳をくすぐり・・・・
俺だけに聞こえる様に彩花は・・・・
俺だけに魅せる表情・・・
「ヒュー」
「白重染撃」
「捕らえた!」
俺はバックスッテプで間を空け・・・
白濁をたっぷりの裏拳を振るう・・・
俺盾と彩花鍋受けは激突し・・・・
白濁は一滴も零されず・・・
彩花に捕らえられる・・・・
どんだけ込めてると・・・・
いや捕らえられたいと俺が・・・・
「ああ此れ全部ぶち込まれたら・・・・」
「私・・・」
本当に・・・・
だから俺は・・・・
「え?!」
「彩花見たいんだ」
「だから導けるように」
スルーと俺はすり抜ける様に彩花の後ろに・・・・
「法刃我導」
「才流異端」
「好きにスルーゥ」
「さああやかぁぁぁぁ」
俺は叫ぶ・・・・
「たけるぅぅぅ」
彩花も叫び・・・・
俺は愛銃を・・・・
彩花は叫びを純なる思いを込め・・・・・
二人で己が思いを相手に・・・・
「念導悲願」
「ハートキャチ」
赤い光が銃に俺は引き金を引く・・・・・
彩花は・・・・・
叫ぶ・・・・
ぶつかり合う赤い光・・・・
一瞬で彩花の叫びが撃ち抜き・・・・・
「バトルエンド」
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