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非モテはヒガンで刮目する  作者: ウドン9191
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昼から


 「何時も有難うございました」

「今日で終わりか!」


 才・金頓

金髪の美丈夫・・・・・

黒いレザー服・・・・

ビシッとサングラス・・・・


 イカした男・・・・


 奥さんは・・・

才・朱巳

和服で赤い髪を結い上げ・・・・

落ち着いた女将・・・・



 此処は才家の玄関・・・・

普通の分譲住宅・・・


 技を教わる為に通っていた・・・・

「じゃあ彩花を迎いに」

「俺が伝えてやるよ」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・」


 あれだな奥さんとあわせたく無いと・・・・・

「有難う御座います」

「おう任せな」


 颯爽と隣の家に向かう・・・・

金頓さんほうと見送り・・・・・



 娘・・・

才・柊花


 白髪の可愛い女の子・・・・


 二人の間の子大きく育てばさぞ美しく・・・・

柊?・・・・・


 柊の花?白だしね・・・・・・

和やかの柊と呼ばれるかも・・・・


 「帰ろ」

「付き合って」

「良いよ」


 彩花は警戒しているようだ・・・・

「あんなに愛し合ったのに」

「なゃにお」


 頬を染め・・・・

ちらちらと・・・・・・


 ゴメン・・・・

「昼から」

「バトるです・・・・」


 ジト目で睨むように・・・・

「わかってたから」

「うん」

「大丈夫」

「異形具足のバトルだし」

「なれてないから・・・・」


 どんどん黒く・・・・・

「じゃあ」


 彩花は俺の手を握り・・・・

「我は思い人と共に」


 彩花は無表情に・・・・

「此の足で我道に走る」

俺は笑い握り返す・・・・・

「なら君を導こう」


 「キュー♪」

俺の頭にごんが乗り・・・・


 笑う彩花・・・・・


 視界は暗転し・・・・


 山の中に・・・・

木の校舎の前で・・・・・・・


 「此処で?」

「そう」

「夜で」

「そう」

「始めましょう」


 「バトルを」

「受けるわ」


 「バトル開始プロセス開始」


 視界が光に溢れ・・・・


 

お読み頂き有難う御座います。

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