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非モテはヒガンで刮目する  作者: ウドン9191
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ヘヘー


 「オーバー」

「オーバー」


 通信を終え・・・・・

「我は更なる・・・・・」


 しんはもういいや・・・・

辺りを見回し・・・・


 「初めまして」

恐ろしいほどに綺麗な・・・・


 オカッパが現れた・・・・


俺の姿は退廃ルックで・・・・


 「名前は九牙・キフジン・怜奈」

「しんあんなに喜んで」

「丈さん有難う御座います」


 うふふふと微笑む美女・・・・

うん無視むりっぽい・・・・


 「ガウスさんの奥様ですよね」

「ええ」


 頷く貴婦人さん・・・・

桃華に似ているが・・・・

背は此方の方が低い・・・

黒髪オカッパで・・・・


 目は金に・・・・

手には鞘に納められている刀・・・・


 威圧感が半端無いんですが・・・・

服装は可愛いセーラー水着・・・


 黒いが・・・・・

うん恐ろしい・・・・


 「誰をお探しで」

「いやだなー」

「ただ・・・・」

「ふー」


 怜奈さんは一息・・・

通信で・・・

「私が寝取られます」

「ご縁琉します」

「私では・・・・」


 いえ十分ですよ・・・

でも・・・・


 「怜奈さんは・・・」

「私は?」

「柊さんのものでしょう」


 「良く言った!」

その声が響き渡り・・・・・


 上か青空が良く見えるしな・・・・・

えーと常に監視されてる?・・・・


 この反応の良さからして・・・・


 ひゅるるるると落下音が・・・・・

どーんと落着し・・・・


 水が津波の様に・・・・

俺も協力し・・・・


 抑え・・・・

「怜奈ちゃんは私と一緒に」

騒ぎの元凶は気にせず怜奈に抱き付き・・・・



 多分加藤・柊・・・・・

表向きのツートップの一人・・・・・


 怜奈のおかあさん・・・・・

義理だが・・・・


 そういえば義理かどうか・・・・

ヒガンじゃ関係無いね・・・


 「ありがとう」

「流石出来る男」


 そして作務衣姿の男・・・・

七光・独活多分が・・・・

何時の間にか俺の隣に立っている・・・・


 ツートップのもう一人だ・・・・


 「えーとお名前は」

「名乗った方がいいですか?」


 聞けばいいよな・・・・

「ジョー君は良いよ」

「俺は七光・コウ・独活」


 煌めきかな・・・・

「有難う御座います」

「で怜奈君に抱き付いてる美女は」

「俺の妻の」

「加藤・クロノシュ・柊」

「有難う御座います」

「独活さんに柊さんですね」

「運送呼んでくれていいよ」

「はい!」

「お答え有難う御座います」


 退廃るっくでへへーな俺・・・・

どうやらヒガン崩壊の危機を乗り越えたようだ・・・・


 何故このような危機が!

誰のせいだ!


 多分俺の所為・・・・・・





お読み頂き有難う御座います。

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