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非モテはヒガンで刮目する  作者: ウドン9191
14/53

桃華と共同作業なら


 大きい民家に着く・・・・・・

「ただいまー」


 ガウスは玄関を開け叫ぶ・・・・・

「何!」

「正人率いる陽欲無限と」

「日陰率いる朱功名優」

「のギルバドだと」


 どう凄いのか分からないのが・・・・

悔しいです・・・・


 はい・・・・


 どうしようかなと迷っていると・・・・・


 黒い和服姿の泉が・・・・・

凄く艶やか・・・・

「丈」

「泉ありがと」


 思わずお礼を・・・・

この程度なら問題無いよね・・・・


 三人称で見回すと・・・・

オーケーと合図する桃華の姿が・・・・

 

 泉は嬉しそうに微笑み・・・・

「えーとね」

「ギルバトの観戦にね」

「うん」

「行く事に」

「うん」

「丈は疲れてるだろうし」

「残した方がいいと」

「真治がね」


 ただ笑みは徐々に陰る・・・・・

「ありがと」

「真治にお礼伝えて貰える」

「わかったわ丈」

「夜には戻るから」

「夜に家で」


 泉は再び微笑みを浮かべ・・・・

「丈」

「ありがと」


 そうして泉は真治を中心とした輪の下へ・・・・


 「うーん」

「良い光景♪」


 美男美女が鮮やかで艶やかな衣装に身を包み・・・

正にハーレム♪


 うはうはにやにやの楽園♪

楽園に正装に身を包んだガウスと・・・


 其の妻怜奈が現れ・・・・

恐ろしい程美しい美女は黒い和服姿で・・・・


 皆の視線を奪い・・・・


 ガウスは其の美丈夫さで・・・・

怜奈を更に際立させ・・・・


 黒いオカッパ美女は・・・・

やはり最高で・・・・


 ヒガンで有名で高名で・・・・

最高権力者に匹敵するいや上の存在・・・・


 其れが旗夫人と呼ばれおそれられる・・・・

桃華の母である・・・・


 怜奈の一面の一つ・・・・・


 「おーい」

ガウスは金の髪はいい具合に伸び・・・


 いい具合に按配にカットされ・・・・

楽園は完成されたと言って過言でない・・・・


 「キレようか?」

「おねえ・・・・」


 楽園崩壊しかねない事態に・・・・

俺は慌てず騒がず声の主に振り向く・・・・


 「桃華は」

「行かないの?」


 桃華は相変わらず水着バトル衣装姿で

俺の理想の銀髪でサイドテール・・・

「行かないよー」

「そこまでバトルに興味ないし」

「遊ぶのは好きだから」

「やる」

「ほうが好きなんだね」

「桃華は」

「そうそう」


 桃華は満足そうに微笑み頷く・・・・

「でさお昼食べよう」

「桃華ありがとう」


 おねえちゃん待っててくれたんだ・・・・

大好きだよ・・・・


 「うんうん」

「良い反応」

「こちらこそありがと」


 にこにこの桃華・・・・

素晴らしい思わず涙が溢れそう・・・・・


 風通しの良い部屋で・・・・

「季節のあるヒガン」

「其れが此処」

「水渓良縁の」

「売りだからね♪」


 ヒガンは常春の世界・・・・

わざわざ季節を粋な・・・・


 大きなテーブルに・・・

細かく刻んだ野菜にダシを適量の・・・・


 つるっとした・・・・

喉ごし爽やかな麺・・・・・・


 「ふうー」

桃華は乳白色の爽やかな炭酸飲料を飲み・・・・


 「ジョー注いであげよう」

俺は空のコップを持ち・・・・


 桃華はポットを手に・・・・

「桃華ありがとう」

「いえいえ」

「ジョーを思えばねー♪」

「なんのそのだよー♪」

「他に人は?」

「皆用事で居ないよ」

「だから気にせず」


 うふふと桃華は笑い・・・・

俺は乳白色を一口飲み・・・・


 「美味い」

「でしょー♪」


 器に麺を其の上に野菜をのせ・・・・ 

「「いただきます♪」」


 たべつつ・・・

「ガウスは」

「お昼どうするの?」


 桃華は不思議を表情に・・・・

「ガウス席で」

「そうか特別室で」 

「料理頼んで」

「観戦と」


 うんうんと納得の俺に・・・・・

「怜奈の手料理がー」

「と嘆くお父さんが思い浮かぶよ」


 ガウス不憫な・・・・

「悪いことしたかな」

「ガウスに」

「きやすいね」

「ジョー」

「友人だからね」

「でもさ」

「必要なら敬語か黙るさ」

「俺は出来る男だからね」

「零夜兄さんみたい♪」


 桃華は喜び笑う・・・・

兄さんね・・・・


 どんな関係なんだろう・・・・

知れる時は機会は来るのだろうか・・・・・


 「駄目だよ」

「ジョー」

「桃華ありがと」


 良く分からないが別に・・・・

「うふふふふ」


 黒いオーラを出し始める桃華・・・・


 はいノリ良くですね・・・・・

俺は・・・・

「其れにしても」

「美味しいね」

「怜奈さんの手料理だっけ?」

「そうだよー♪」

「お母さんは常に」

「お父さんの為に頑張って居るのだ!」

「成る程努力の賜物と」


 つるつると食べる音が響き・・・・・

 

 「「いただきました」」

「後は僕が」

「ジョーは寝てて」


 桃華の視線の先に布団が・・・・


 何故に布団が・・・・・

そして・・・・・


 「ああきもちいいー」

おかしいなつのあyついきせつに・・・・・


 と思いつつも・・・・

「そうでしょー♪」

「僕謹製の寝具」

「最高でしょー♪」


 さいこうー・・・・・・

そしていしきが・・・・・・


 気がつけば・・・・・

さわさわと・・・・


 「ジョーよしよし」

「桃華」

「もしかsて・・・」


 何故か手をとめる桃華に・・・・

「してー」

「ほうほう」

「いらぬ心配でしたか」

「はふー」

「ほふー」

「ジョーゆるゆるだね」

「ゆるゆるでふ♪」

「最高かね」

「さいこうしふくもうね」

「ほうほう」

「うかびません」

「しふくすぎて」

「うむうむ」

「そこまで喜ばれるとは」

「感涙の極み」


 桃華ガウス似だよね・・・・

性格は・・・・・


 用意周到とか・・・・

気心とか気立てとかいろいろ怜奈似の・・・・・


 「でさ相談なんだけど」

「アレ夜?」

「そうだねー」

「帰らないと」

「居ないよ」

「今日は帰らないよ」

「だって」


 通信が泉から・・・・・

今日は泊まると・・・・


 「泊りで」

「何故」

「企んで」

「随時報告受けてるし」

「何が目的?」

「ジョーには感謝してるんだ」

「僕はジョーが幸せなら」

「彼女は泉は不適合」

「だから僕が」

「どうすればいい」

「受け入れるんだ」

「太鼓持ちだからね」

「だから笑って桃華」

「大丈夫」

「泉も笑わせる」

「ヒガンで」

「桃華と共同作業なら」

「きっと何でもできる」


 桃華は微笑み・・・・・

「ジョー」

「あいがと」

「こちらこそ桃華」


 そして・・・・・・



 


 


お読み頂き有難う御座います。

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