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家族で異世界生活  作者: しゅむ
88/215

88. 勝負

前回のお話

他国の主力登場

金髪美男子関西弁エルフ

戦闘狂獣人(仮)


 ヴァルオーンは優剛の肩に手を回しながら口を開く。

「主力が揃ってるならちょうど良い。明日の軍議をしよう。ラーズ、説明してくれ。」

「そうだな、とりあえず座れ。」


 ラーズリアの勧めに従ってヴァルオーンとラグナイドが椅子に座る。ヴァルオーンは優剛の肩に手を回しているだけではない。抱えて持ち運んでいる。

 自分の椅子の隣に優剛を座らせても、優剛の肩から手を離そうとしない。


 肉食獣が捕えた獲物を巣に持ち運ぶかのような光景である。


 そんな事を全く気にしないラーズリアが口を開く。

「では、現在の戦況を説明するぞ。」

「おい・・・、いや・・・なんでもない。」


 優剛の強さを知らないラグナイドが、ヴァルオーンの玩具になっている優剛を心配するが、ヴァルオーンとラーズリアの2人に不思議そうに見つめられて諦めた。


 馬鹿な2人には何を言っても無駄である。優剛を見つめて『勘弁してや』と心の中で呟くだけだ。


 ラーズリアの戦況説明が終わってヴァルオーンが口を開く。

「ふむ、俺とラグナがラーズの護衛でもするか。」

「ラーズ、1対1なら勝てるんだろ?」

「2対1でも勝てる。俺を足止めしてる3人の悪魔の連携が厄介なんだ。」


 ヴァルオーンとラグナイドが頷き合って同時に口を開く。

「「問題無いな」」


 ヴァルオーンの玩具になっている優剛は背中を丸めて押し黙っている。


 2人の強さはラーズリアと同程度である事が予想される。

 悪魔が3人でラーズリアを足止めしている状況で、ラーズリア級の戦力が2人も加われば足止めは不可能だ。明日には足止めも終わって戦場を大きくかき乱されるだろう。


 足止め部隊を撃破した後の流れを簡単に確認した後にヴァルオーンが口を開く。

「よし、話は終わりだな。明日の朝また来るぞ。」


 そして、優剛を小脇に抱えて立ち上がるが、ラーズリアがそれを止める。


「待て、待て。ユーゴは置いてけ。」

「ほぉ?少しは強くなったようだが、今回も俺が勝つぞ?」

「ふっ。望むところだ。」


 何やら優剛の知らないところで話は進み、慣れた様子で2人はテーブルに肘を乗せて手を取り合う。

 そう。腕相撲である。


「お前ら相変わらず好きだな。」

「ガッハッハ!早く合図しろ。」


 ラグナイドは溜息を吐き出してから2人の手に触れて合図を出す。

「始め!」


 ガン!!という謎の音で始まった腕相撲は徐々にではあるが、ヴァルオーンの方に傾いていく。このままではラーズリアが負ける。誰もがそう思った時にラーズリアから大量の魔力が放出される。


 一気に真ん中まで戻ったところで、ヴァルオーンも魔力を放出して耐えた。


「やはり本気の戦いは面白いなぁ!」

「今日こそ勝たせて貰うぞ!」


 身体能力ではヴァルオーンが優勢だが、魔力を含めた戦いになると両者は互角になる。

 毎回、魔力操作の一瞬の隙を狙われてラーズリアが敗北しているが今日は違う。本当に極僅かだが、徐々にラーズリアがヴァルオーンを押していく。


 天幕のそれぞれの部下たちは大いに盛り上がっていた。獣人たちはヴァルオーンと戦えているラーズリアに驚愕しつつも、ヴァルオーンを応援する。

 ラーズリアの部下たちも体格では完全に負けているラーズリアを鼓舞するように声援を送る。


 そして、エルフたちはラーズリアの綺麗な魔装に驚きと感心の声をあげる。もっとも驚いているのはラグナイドである。

 ラグナイドの知っているラーズリアの魔装は荒い。ヴァルオーンも荒いが、ラグナイドに言わせればどっちもどっちである。しかし、今ラーズリアが纏っている魔装は非常に綺麗で無駄がない。


「むぅぅん!!」


 気合1発!ヴァルオーンから吹き出した魔力を合図に、再び両者の手が中央に戻される。しかし、吹き出した魔力は長続きせず、少量の魔力を増加させて再び拮抗状態になる。


「ぐぐ・・・。ヴァル、諦めたらどうだ?」

「ギギ・・・。ラーズこそ。明日に響くぞ。」


 優剛はチャンスだと思った。逃げるチャンスである。このままここに居て良い予感など皆無である。


 盛り上がる天幕をコソコソ移動して、何食わぬ顔で天幕を出ようとした時である。

「「ユーゴ!!」」


 2人から名前を呼ばれてビクっとなった優剛が、天幕の中央で腕相撲をしている2人に視線を向ける。そして、2人は優剛に顔も向けずに告げる。

「「どこに行く!?」」

(もうやだ・・・。帰りたい・・・。)


 生まれたての小鹿のようにフラフラと中央に戻る優剛にラグナイドが声をかける。

「まぁ・・・アレや。死にはせぇへんよ。」

「誰が死ぬかボケェ!」

「やっぱり、えぇなぁ。その遠慮のないツッコミ、儂は好きやで。儂は、つよーなり過ぎて、みんなのツッコミも遠慮がちや。昔みたいに頭どつかれたいのぉ。」


 優剛がラグナイドから謎の告白を聞いても状況は変わらない。天幕の中央では顔を真っ赤にした2人の鬼が、腕相撲をしながら優剛を見張っているのだ。


「おぉぉぉぉあぁぁ!」

 ラーズリアが吠えた。同時に纏っていた魔装が崩れて、魔力が放出される。しかし、魔装の維持に意識を回さなくなったラーズリアの身体能力はさらに強化される。


「ぐぎぎ・・・。」

 呻き声を出すヴァルオーンの手の甲がテーブルに触れる。


 見つめ合う2人の鬼。

 そして、無言で抱き合って健闘を称え合う。


 それを見ていた優剛とラグナイドの声が重なる。

「馬鹿だ」「馬鹿や」


 お互いの発言が聞こえた後に、無言で見つめ合う優剛とラグナイドは自然に握手していた。それも腕相撲と同じ形で手を重ねる固い握手だ。


 優剛は国同士の集まりの際に、この2人と一緒にされるラグナイドに同情した。ラグナイドもラーズリアの近くに居る優剛に同情した。

 戦闘狂と付き合うのは大変だという共通認識が2人の絆を深めた。


 無言で健闘を称え合っていた鬼のヴァルオーンが先に口を開く。

「ラーズ、強くなったな。」

「あぁ。ユーゴのおかげだ。」


 ピクっとヴァルオーンの眉が動く。

「ユーゴはそんなにか。」

「あぁ。ヴァルの想像以上だぞ。」


 肉体言語で語り合う2人に多くの言葉は不要である。短いやり取りでユーゴの異常性を認識したヴァルオーンは、笑顔で口を開く。

「ガッハッハ!鎮圧後が楽しみだ!」


 そう言って笑顔で天幕を出て行った。優剛を置いて。

 今晩の優剛はラーズリアのものである。腕相撲の勝者が望んだものを手に入れるのだ。


「よし!ユーゴ、俺と模擬・・・。」

 そこには右の拳を振り抜いた優剛の姿があった。


 ゆっくり後ろに倒れるラーズリアの手首を掴んだ優剛が口を開く。

「疲れちゃったみたいですね。ラーズの寝るとこって何処ですか?」

「・・・あ!こちらです。」

「ラグナイドさん、またね。」


 ラーズリアを雑に運ぶ優剛を見つめるラグナイドは驚愕していた。優剛の動きが殆ど見えなかったからだ。薄いとは言え魔装している自分たちはの反射神経は魔装していない者よりも上である。


 しかし、魔装していない優剛の攻撃が殆ど見えなかった。

 優剛はラーズリアの顎を殴った。おそらく殴った。そして、意識を奪ったのだ。


 全ては予想でしかない。それくらい見えなかった。この中で気が付いているのもラグナイドくらいである。

 全員の認識はラーズリアが腕相撲で疲れて勝手に倒れた。である。


 ラグナイドは優剛の事をただの良い奴。という認識だったが、その認識を大きく変える。

 良い奴だが油断できない危険人物。もしかしたら魔人の関係者かもしれない。


 ラーズリアを寝床に運ぶ為に、天幕の外に出た優剛の背中に飛び付いたのはハルだ。置いていくなと抗議するかのように優剛の肩を甘噛みする。

 優剛は「ごめんごめん」とハルの頭を撫でる。引きずられるラーズリアの扱いがさらに酷くなるが、誰も止めないし、運ぶのを代わろうともしない。

 誰もこれくらいでラーズリアが壊れるとも思っていないのだ。


 ラーズリアを寝床まで運んだ優剛は案内してくれた男性に質問する。

「僕は何処に居れば良いですかね?」

「あー、そうですね・・・。」


 質問された男性は寝ているラーズリアを見て思案する。優剛をハンターや傭兵が所属している部隊に入れるのは簡単である。しかし、優剛はハンターとも傭兵とも言っていない。しかもラーズリアの許可も無く、優剛の所属先も決められない。


 出された結論は、入れる時も出る時も影響が少ないと思われる部隊への配属である。

「では、特別第3支援回復部隊に案内します。」


 優剛は歩きながらどんな部隊なのか質問していた。


 特別第3支援回復部隊。

 この部隊は後方支援を主な役割にしているが、特別という冠名が付いている部隊の特徴は魔術に特化している。この部隊の最も大きな役割は怪我人を魔術で治療する事である。


 そして、この特別第3支援回復部隊は優秀な隊員で構成されており、その中でも隊長は若手でありながら、今回来ている魔術士の中で1番の実力者だという。


「同期の俺に言わせたら既に国で1番ですよ。」

 ラーズリアの部下が優剛に自慢するように言っていたのが印象的だった。


 優剛が案内された場所は地獄であった。

 怪我人がそこら中に寝かされて、傍には回復魔術士と思われる者が魔術を使用している。しかし、魔術士の数は圧倒的に足りておらず、そこら中から呻き声が聞こえてくる。手足が足りない者も多い。殺してくれと呻く声も聞こえてくる。


 優剛を案内した者は慣れた様子で1人の男性を呼び出す。

 嫌そうな顔で歩み寄って来るのは、優剛より少しだけ大きい。異世界基準では小さく細い茶髪の男性だ。


 中性的な顔立ちの男性は少し長いサラサラの髪をかき上げて口を開く。

「用件は何?見てわかると思うけど、忙しいんだよね。」


 イラ立つ若い男性を無視して、優剛を案内している男性が口を開く。

「こいつはチャミレーン。この部隊の隊長です。」

(へぇ。かなり若く見えるけど隊長なんだ・・・。)


「こちらはユーゴさんです。ラーズリア様が寝てしまったので、とりあえずここで預かっててよ。」


 チャミレーンは嫌そうだった表情を微笑みに変えて口を開く。

「猫の手も借りたいから助かるよ。あなた回復魔術は?」

「使えます。」

「じゃあ・・・とりあえずあっちの端から治していって下さい。」


 優剛はチャミレーンが指差した方向を確認する。そこは比較的軽傷に見える者たちが座って待っていた。すぐに手を施さないと死んでしまうような重傷者を優先的に治療している為、軽傷者の治療は後回しになっている。

 むしろ治療される可能性も低いが、自分で自己治癒力を強化出来ない者は待つしかないのである。


「了解しました。」

「待って下さい。応急処置で良いです。魔力の無駄ですから。」


 優剛は軽く何度か首を縦に振って了承の旨を示した。そして、軽傷者が集まっている場所に歩みを進める。チャミレーンも話が終わった事で重傷者の元に足早に戻っていく。


 どこの馬の骨かもわからない者に重傷者の治療は任せられない。かと言って回復魔術が使える者を遊ばせておくわけにもいかない。手っ取り早く役に立って貰う為に軽傷者の治療に当てたのだ。


「ではユーゴさん、ラーズリア様の指示があるまで、チャミレーンの指示に従って下さい。」

「はーい。ありがとうございました。」


 1番端に居た男が近づいて来た優剛に添え木をした腕を示して口を開く。

「おい、右腕が折れてるんだ。治してくれなきゃ戦えねぇよ。」

「はい、はーい。」

「応急処置とか言ってたが、片手じゃ満足に戦えねぇよ。」

「はい、はいー。」


 優剛は座り込んでいた男と目線を合わせるようにしゃがんで、折れているという右腕に触れる。そして、すぐに立ち上がって次の男の前に移動する。


 右腕に添え木をした男も慌てて立ち上がって、優剛の動きを止めるように肩を掴んで引き留める。

「治してくれよ!俺はずっと待ってるんだよ!」

「治ってますよ。」

「は?・・・え?あれ?」


 右腕に添え木をした男は自分の右腕を確かめるように何度か動かしていると、隣で座っていた男性が口を開く。

「なんだ?お前、嘘ついて戦場から逃げて来たのか?おぅ、兄ちゃん。俺は肋骨だ。」


 優剛は先ほどと同じようにしゃがんで、男が示す箇所に軽く触れる。そして、すぐに立ち上がって次に移動する。


 立ち去る優剛に慌てて立ち上がった男が口を開く。

「おい、おい!待ってくれよ兄ちゃん。俺はこいつみた・・・ん?」


 肋骨が折れればあらゆる動作で痛みが走る。立ち上がるだけでも痛いはずである。しかし、男は痛くなかった。折れているはずの肋骨に痛みが無い。不思議そうに折れていたはずの肋骨周辺を擦る。


「かぁー!情けねぇ!骨折だとか言って逃げて来るなんて情けねぇぞ!」

 3番目の男が不思議そうに立ち尽くす2人に向かって告げた。


「俺は見てわかる通り切り傷だ!」

 肩を抑えている布は赤黒く染まっている。


 その布を見た優剛が口を開く。

「布をどけて下さい。」

「あいよ。」


 布をどければ圧迫止血が解除されて、再び出血が始まる。圧迫止血の名前を知らなくても、傷口を強く抑えれば出血が抑えられるのは常識である。

 しかし、布をどけても血の流れを感じない肩付近の違和感から、男は自分の肩に視線を向ける。


「あれ?」

 男の肩に傷は無かった。

 優剛は困惑する男を無視して次に向かう。


 これまで3人の様子を見ていた男が声を荒げる。

「てめぇらみたいなのが居るから俺たちは押されてるんだろうが!」


 男は足を伸ばして座り、右の太腿を赤黒い布で抑えている。

 優剛は先ほどの同じように布をどけるように言った。布をどけた男の目は大きく見開かれて、穴の空いたズボンを見つめている。ズボンに空いた穴から見える男の太腿に傷は無い。


 優剛は同じ調子で次々に治療を終えていく。


 異様な光景である。優剛が怪我人だと言っている人間に近づいて立ち去ると、困惑した表情の元怪我人が残るのだ。とても回復魔術を使って治療をしているとは思えない。

 順番待ちの者は例外なく声をあげる。怪我してないなら来るな。その通りである。

 しかし、例外なく声をあげた者も後ろの者に同じように罵られる。


 前に並んでいる者が全員嘘つきなのか。自分の前に並んでいた人物と知り合いの者も多い。あいつは嘘をつくような奴ではない。

 本当に治療している?しゃがんだだけで?そんな馬鹿な話があるか?


 順番待ちしている者たちから徐々に声が失われていく。自分が治療されれば真実がわかる。このペースなら待ち時間もあと僅かだ。怪我人たちは優剛が自分の前にしゃがむのを黙って待つ。


 軽傷者で騒がしかった一角に優剛を向かわせてからしばらくして、チャミレーンは重傷者の治療が一息付けて気が付いた。騒がしかった軽傷者たちの声が聞こえない。


 チャミレーンはうるさいだけの軽傷者たちを、どうやって黙らせたのか興味が出て来て視線を向ける。そして、驚愕の表情をその顔に貼り付ける。


 軽傷者はもう殆ど居なかった。優剛が軽傷者の前に移動する。座っている軽傷者に合わせてしゃがみ込んだと思ったら、すぐに立ち上がって再び歩き出す。残されるのは困惑の表情で自分の身体を確かめる者の姿だ。


 チャミレーンが見ていた軽傷者だった男は、元気な様子で天幕から出て行く。再び優剛に視線を戻すと、優剛は呑気に身体を大きく伸ばしていた。その周囲に軽傷者の姿はない。


「な・・・、全員治療した・・・?」


 チャミレーンが驚いている事も知らない優剛が身体を大きく伸ばしている。

「ぐぅ・・・。」


 ここで脱力する声は出せない。辛うじて優剛にも常識はあるのだ。

(勝手にご飯食べたら怒られるかな?)


 そろそろハルが限界なのは優剛もわかっている。軽傷者も全員治療したタイミングなら良いだろうとチャミレーンに近づいて行く。


(ん?なんでこっち見てんだ?休憩駄目かな?)

 とは言え可愛いブラックテイルドラゴンのハルがお腹を空かせているのだ。そこら中で死にそうな人より、ハルのお腹を満たす方が優剛にとっては優先課題である。


「あのー、休憩して来て良いですか?」

「あ・・・あの、全員治療したの・・・ですか?質の悪い嘘つきばかりだった・・・とか?」

「いや、いや。全員怪我してましたよ。」


 全員治療したという事である。チャミレーンは信じられなかった。優剛から目を離したのは、重傷者を1人治療している間の十数分ほどだ。その間に数え切れないくらい居た軽傷者たちの治療を終えたという事だ。


 未知の薬草?薬剤?何をした?どうやった?チャミレーンの頭は大混乱していた。

 しかし、休憩が欲しい優剛は、再び同じ台詞を口にする。

「あの・・・、休憩して良いですかね・・・。」

「あ・・・あぁ。すぐに戻ってきて下さい。」

「はーい。ハル!ご飯行くよ!」

『待ちくたびれた。』


 駆け足で天幕から出て行く優剛。そして、優剛の肩をハムハム甘噛みするハル。


 人目の少ない木の陰で優剛は異空間から食事を取り出してハルの前に並べる。空の器も出して水も注いでいく。


 優剛も1つおにぎりを食べるが、それ以上は口にしない。

 再び戻った時に重傷者を見て吐きそうだからである。


 優剛はチビチビ果実水を飲みながら美味しそうにガツガツ食べるハルを見つめ続ける。ハルはグロ耐性あって良いなぁ。という羨望の眼差しで見つめていた。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

皆様の読んでいた時間が少しでも良い時間であったなら幸いです。


評価や感想もお待ちしております。ブックマーク登録も是非お願いします。


追記や修正はツイッターでお知らせしております。

https://twitter.com/shum3469


次回もよろしくお願い致します。

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