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序章
記憶の中の最後の言葉を思イ出す
「我らをお救い下さい」
サテ、誰に言われたのか、結果どう行動したのか、結末はどうなったのか?
落ちるオチル何処までも
暗きクラキ闇の中
いつから?
此所は?
思い出せない。失い続けている。今モ。
長い時間のようで短い時間のようでもある。
永遠に続くのかはたまた次の瞬間には無に帰るのか。
真っ暗な空間に光が侵食をはじめる
そして世界が砕け散ル
目覚めたまえ
異形の魂を持つ者よ
「取引といこうではないか、調停者殿」
「儂の願いはただひとつ、我らを救え救わせてやろう。調停者殿、貴様は何を望む?」
「…取引?」
「ずいぶんと乱暴な取引だな。」
そう答え異形の魂を持つ者が復活した