ニ
詩風に変えてみようと思ったら、意外と大変でした。
で、途中経過がコレです。
僕の歌う歌
みんなが褒めてくれる
美しい歌
綺麗な歌
みんなが褒めてくれる
歌うのが好きな僕
みんな僕の歌を聴きに来る
自分のため
みんなのため
歌を歌う
貴女と知り合ったある日
魅力的な貴女に
もう僕の心は虜に
貴女の為なら惜しむ事はない
貴女も僕を受け入れてくれ
優しい時間
過ごす時間
長く
長く
永遠を望むが如く
人生に挫折した
人生を悔やんだ
「死にたい」
言葉は重く
言葉は刺々しく
でも
貴女の心は慰めてくれた
自分の痛みを我慢してでも
――「死にたい」なんて聞きたくない
私はその刃が一番痛いから
辛いとき
苦しいとき
いつでも呼んで
どこにいても呼んで
私が盾になりますから
全ての悲しみから
全ての痛みから
貴方を守る盾になりますから
だから私を呼んで
その言葉で救われた
運命とは残酷
貴女との時は唐突に終わりを告げる
貴女は成長のために旅立ちを決意した
僕は溢れる涙で引き止める
ありとあらゆる手段で
ありとあらゆる説得をし
無我夢中で引きとめる
けど決意は揺るぐことなく
ふたつの約束をかわす
僕の歌と同じくらい成長を遂げたとき
帰ってきてくれると
陰から僕の歌を聴いてくれるとも
貴女が帰ってくるその日まで僕は歌い続ける
僕の歌が好きだと笑顔を浮かべた貴女へ向けて
そして貴女だけにではなく
自分のために
そしてみんなのために歌い続ける
ここで歌うこと
それが唯一僕にできること
精一杯愛を込めた歌
どうかみんなも聴いてね
更に詩風に変化させていきますが、作風が私寄りになってしまうのが、玉に瑕ですね。