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詩集というより、一つの作品を短編風から詩風に変えていく作業行程です。
ただ今回は、オリジナルを使用したオリジナルでないオリジナルです。
突如として訪れた別れ
貴女の行方は知らず
僕はただ歌を歌う
【貴女は成長の為に旅立ちを決意する
僕が涙で引き止めても
手段を選ばず説得しても
貴女の決意は揺るぐことはない】
僕は歌が好き
みんなも歌が好き
美しい歌
綺麗な歌
褒めてくれるみんなに歌う
【僕は歌う
美しい歌だと
綺麗な歌だと
みんなが褒めてくれる
僕は歌が好き
みんなは僕の歌が好き
自分のために
みんなのために
僕は好きな歌を歌う】
挫折の言葉
破壊の言葉
絶望の言葉
破滅の言葉
苦しみの言葉
悲しみの言葉
僕の言葉
傷付いたのは貴女
【死にたいと言わないで
それが私を一番傷つける
辛いとき
苦しいとき
いつでも呼んで
私が盾になるから
全ての悲しみから貴方を守る
貴方の盾になるから】
平穏な世界に訪れた不穏
貴女のいない世界など
崩れ去る精神
崩れ去る美声
しかし希望があった
約束
二つの約束
【僕の歌と同じくらいの成長を遂げたとき
そのとき帰ってきてくれる
陰から僕の歌を聴いてくれる】
だから僕は歌う
愛の歌を歌う
得意な歌を
貴女を奏でる歌を
僕の好きな貴女へ
僕の好きな歌を
僕は歌う
【精一杯
愛を込めて
精一杯の歌を
精一杯の愛で
みんな聴いて
僕の愛の歌を】
次回、とあるユーザ様より預かった作品になります。
更新は毎日十八時ですので。
七部作ですので、一週間で完結しますよ。