幽体離脱20
関係がゴタゴタしはじめて、書きにくさが倍増しました。
もう馬上達は諦めただろうか?
下足場から少し顔を出し、辺りを確認した。
といっても、授業中も休み時間もそれ以上言及する素振りを見せなかった。
...意味がわからない。
なんで関わらないと決めた人のことを気にしているんだ。
彼が安心をくれた。なのに、どうして泣いてるんだ。
必死に涙を拭いた。
いきなり、手首をを引っ張られた。
「え、ちょっ。」
待って、と言おうとしたのだが、私の手を引く彼は既に走り始めた。
それに合わせるように私の足も走り出す。
ていうか、誰!?
小さい。150㎝といったところだろうか?
確か....。
そうこう考えているうちに、図書室の前で少年の足が止まった。
馬上と再開した時のことを思い出す。
やめろ、心を乱すな。そう思い、深呼吸する。
少年に手を引枯れるまま中に入る。
そこにいたのは考えるまでもなく、馬上と清水さんだった。
そして少年も名前こそ知らないが、顔は知っている。おそらくというか確実に同じクラスの人間だろう。
「彩。ごめん。話しがしたかった。」
今さら、遅い。
「話す事なんてない。」
私は、それだけ言うと立ち去ろうとした。
「あ、わ、待って。」
慌てた馬上に手首を捕まれる。
「やめろ、放せ!」
「俺も彼を知ってるんだ。」
最近まであと二、三回で終わるのかなぁと思っていたのですが。
いろいろ重大なことを書けてなかったので終わりません(宣言)
そして、次回辺りから前書き後書きでプロフィールを載せたいと思います!