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Just a friend.  作者: 皐月 誘
2/7

2,誕生日の約束

少し短めですが…3人が知り合った頃の話です!

評価などポチポチしてくれたら、泣いて喜びます(^_^)

「2人って付き合ってないの?」

そんな質問される様になったのはいつからだっけ?

きっと2人が出会った頃から…。



Just a friend.

〜誕生日の約束〜



私達が出会ったのは入学式。

出会った理由は単純に席が近かった事。

それから、秀司とは通っていた高校が近かった事を知り、共通の友達の話で盛り上がって、すぐにアドレスを交換した。

メールを交換し出すと、意気投合するのはすぐで、一緒に授業を受けたり、2人で遊びに行く様にもなった。


そんな1年生の5月に聞かれたのが一番最初だったと思う。

「優音ちゃん、今日も秀司君と帰るの?」

「うん!途中まで薫も一緒だけどね。あいつ、自転車で来てるから送ってもらうんだ。」

「ってかさ…秀司君と付き合ってるの?」

その時、そう言った友人のニヤケた顔は今でも覚えている。

なんでそんなにニヤニヤしてるんだろう…?

そのぐらいにしか思ってなかった。

だって、秀司を男だと意識した事なんてなかったから…。

「そんなはず無いって。秀司と私とか…あり得ないでしょ。」

「えー。お似合いなのに。」

お似合いって…他から見たらそういう風に見えてたの…?


「ねぇ…私と秀司って付き合ってるみたい?」

秀司がコンビニに飲み物を買いに行ってる間に、薫に聞いてみる。

「付き合ってないのは知ってるけど…周りは付き合ってると思ってるカモね。ってか、両思いなんでしょ?」

両思い…?

「……。」

「えっ、違うの?」

薫が驚いてる事が、私にとっては驚きで…

「わからない。秀司の事…男だと思ってなかった。」

なんだか、私がバカみたいだ。

「お待たせ!無駄にお菓子買っちゃったから、食べようぜ…ってどうした?」

その場に不似合いなテンションで秀司が戻って来た。

「何でもないよ、バカ秀司。」

「俺はバカじゃねぇ!そんなん言ってると優音にはお菓子やらないぞ。」

秀司のバカなテンションに気が晴れて行く。

気にする事ないや!今はこれで楽しいんだし。


『なぁ、もうすぐ優音の誕生日だろ?どうせ誰も遊んでくれないんだから、俺と映画でも行こう♪』

そんなメールが来たのは、その日の夜だった。

別に誘われなくても誕生日は薫や秀司と過ごすつもりで居たのだから、我ながら図々しい話だ。

『誕生日までに彼氏が出来なきゃ、しょうがないから映画付き合ってあげる。』

誕生日までに彼氏なんて出来るはずもないけど…あっさりyesと答えるには、私は意地っぱりなのだ。

『じゃあ、映画決定だな★』

『バーカ。誕生日までに彼氏出来ちゃうカモだよ(笑)』

『はいはい。絶対に無いですから…笑』

あぁ、こういう時は秀司の存在が凄く心地いい。

冗談言ってる時。

バカにしあってる時。

夢を語る時。

グチを聞いている時ですら、秀司といると心地よいのだ。

でも…それはみんなの言うような恋愛感情じゃない。…たぶん。


この時はまだ、自分の気持ちなんかわからなくて…考えようともしてなくて…。


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