1,3人の事
第1話にあたる今回は…登場人物の紹介です。
とは言っても、もちろんここも含めて「Just a friend.」なので、ストーリー形式で書いてみました。
次の話にも続くので是非読んで下さい。
感想なども大募集です♪
『彼氏にするのなんてもったいないでしょ?』
いつも言っていた言葉は自分に対しての言い訳。
『あいつは俺にとっては特別な人だから。』
それはあなたが唱える甘くて、苦い呪文の言葉。
lost a friend.
〜3人の事〜
接客を学ぶ専門学校に進学して1年が過ぎた。
将来は立派なホテルスタッフになるんだ!って夢見る私、藤原優音はもうすぐ20歳♪
「来週私の誕生日だよ!ちゃんとお祝いしてよね♪」
20歳の誕生日は人生に1度きり。
そんなの…当たり前の事だけど、でもやっぱり20歳は大人の仲間入りって感じで嬉しいものだ。
「優音…。もう、それ10回は聞いたよ。」
もう、うんざりって顔でコチラを見たのは原口薫。彼女は専門学校に入ってから知り合い、今では大親友だ。
薫とは将来の夢の話から恋の話まで、何でも話してしまう。
まるで出会ったのが、たったの1年前なんて嘘のようだ。
「どうせ優音のことだから、肉でも食わせてればいいんだろ?俺も焼肉行きたいし♪」
笑顔でそう発言したのは上野秀司。彼も薫に匹敵する程の大親友で、恋の相談はいつも薫と秀司に聞いてもらう。
「肉は嫌だ。ってか、秀司の食べたい物は全て嫌だ!私のお祝いなのにぃ〜。」
「はいはい。優音もいい加減わがままばっかり言わないの。ちゃんと私と秀司で相談して決めとくから。」
「薫がそう言うなら…。」
「じゃあ、やっぱり焼肉だな♪」
「秀司は黙ってて!」
私達は1年前に出会った時から、こんな感じ。
卒業したら海外のホテルでフロントをして、将来は日本に戻ってフロントマネージャーをするのが薫の夢。
フレンチやイタリアン、日本食などの色々なホテルのレストランで働いてソムリエールの資格を取り、レストランマネージャーになるのが私の夢。
営業や人事、ホテルで言うところの裏方を経験して、1つのホテルを任される総支配人になるのが秀司の夢。
そして、私達3人の共通の夢はいつか3人でタッグを組んでホテルを経営する事。
周りの誰がバカにしようが、気にならなかった。
薫は英語がペラペラで、顔良し。頭良し。1つ難点をあげるなら、少しドジなところ。
秀司はアホっぽいくせに、実は全て計算した上での行動で、世渡りの上手さなら誰にも負けない。
そして私はと言うと…頭が良いわけでもないし、計算が得意なタイプでも無いけど…根性と向上心だけは誰にも負けない自信がある。
「うわぁ…俺、バイトなの忘れてた!先に帰るなぁ。また明日♪」
「「ばいばーい。」」
入学してからはずっと3人で一緒にいる。
もちろん、それぞれ他に友人はたくさん居たけど…3人でいる事がもちろん最優先。
「んで…優音は就職どうするんだっけ?」
手に持っていた雑誌をパタンと閉じて、薫が言った。
「うーんと…第1希望はロイヤリティホテル!」
「ロイヤリティホテルって…秀司と同じところ!?」
「あぁ、まぁね…秀司がマネしたんだよ。」
「秀司も優音がマネしたって言うよ…きっと。と言うより、あんた達2人まだ付き合ってないの?」
それは聞き飽きた質問で今更驚きもしない。
「薫まで…いつも言ってるじゃん。秀司はそんなんじゃないんだって。何て言うんだろ?もう、男じゃないって言うか…彼氏にするのはもったいないでしょ?秀司は将来ビジネスパートナーにするの。」
いつもと同じ様な返答。
「そんな事ばっかり言ってると、大切なもの掴みそこねるよ?」
ただ違うのは、相手が薫って事。
そして、薫は私の大親友で、何でもお見通しな事。
そう。薫はなんだってお見通しだ。
きっと私の気持ちもわかっている。
私ですらわからない、私の気持ち。
秀司に対する私の気持ち。
恋とか…友情とか…愛とか…。
とにかく私にとって秀司は大切な人。
今はただそれだけ…。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます!
第1話なので全然本題に迫れてません…すいません。次からはもっと本題に近づきます。
今後も読んで頂けると嬉しいです。早めの更新目指して頑張ります(o^-^o)




