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Just a friend.  作者: 皐月 誘
1/7

1,3人の事

第1話にあたる今回は…登場人物の紹介です。

とは言っても、もちろんここも含めて「Just a friend.」なので、ストーリー形式で書いてみました。

次の話にも続くので是非読んで下さい。

感想なども大募集です♪

『彼氏にするのなんてもったいないでしょ?』

いつも言っていた言葉は自分に対しての言い訳。


『あいつは俺にとっては特別な人だから。』

それはあなたが唱える甘くて、苦い呪文の言葉。



lost a friend.

〜3人の事〜



接客を学ぶ専門学校に進学して1年が過ぎた。

将来は立派なホテルスタッフになるんだ!って夢見る私、藤原優音ふじわら ゆうねはもうすぐ20歳♪

「来週私の誕生日だよ!ちゃんとお祝いしてよね♪」

20歳の誕生日は人生に1度きり。

そんなの…当たり前の事だけど、でもやっぱり20歳は大人の仲間入りって感じで嬉しいものだ。

「優音…。もう、それ10回は聞いたよ。」

もう、うんざりって顔でコチラを見たのは原口薫はらぐち かおる。彼女は専門学校に入ってから知り合い、今では大親友だ。

薫とは将来の夢の話から恋の話まで、何でも話してしまう。

まるで出会ったのが、たったの1年前なんて嘘のようだ。

「どうせ優音のことだから、肉でも食わせてればいいんだろ?俺も焼肉行きたいし♪」

笑顔でそう発言したのは上野秀司うえの しゅうじ。彼も薫に匹敵する程の大親友で、恋の相談はいつも薫と秀司に聞いてもらう。

「肉は嫌だ。ってか、秀司の食べたい物は全て嫌だ!私のお祝いなのにぃ〜。」

「はいはい。優音もいい加減わがままばっかり言わないの。ちゃんと私と秀司で相談して決めとくから。」

「薫がそう言うなら…。」

「じゃあ、やっぱり焼肉だな♪」

「秀司は黙ってて!」

私達は1年前に出会った時から、こんな感じ。


卒業したら海外のホテルでフロントをして、将来は日本に戻ってフロントマネージャーをするのが薫の夢。


フレンチやイタリアン、日本食などの色々なホテルのレストランで働いてソムリエールの資格を取り、レストランマネージャーになるのが私の夢。


営業や人事、ホテルで言うところの裏方を経験して、1つのホテルを任される総支配人になるのが秀司の夢。


そして、私達3人の共通の夢はいつか3人でタッグを組んでホテルを経営する事。


周りの誰がバカにしようが、気にならなかった。

薫は英語がペラペラで、顔良し。頭良し。1つ難点をあげるなら、少しドジなところ。

秀司はアホっぽいくせに、実は全て計算した上での行動で、世渡りの上手さなら誰にも負けない。

そして私はと言うと…頭が良いわけでもないし、計算が得意なタイプでも無いけど…根性と向上心だけは誰にも負けない自信がある。


「うわぁ…俺、バイトなの忘れてた!先に帰るなぁ。また明日♪」

「「ばいばーい。」」

入学してからはずっと3人で一緒にいる。

もちろん、それぞれ他に友人はたくさん居たけど…3人でいる事がもちろん最優先。

「んで…優音は就職どうするんだっけ?」

手に持っていた雑誌をパタンと閉じて、薫が言った。

「うーんと…第1希望はロイヤリティホテル!」

「ロイヤリティホテルって…秀司と同じところ!?」

「あぁ、まぁね…秀司がマネしたんだよ。」

「秀司も優音がマネしたって言うよ…きっと。と言うより、あんた達2人まだ付き合ってないの?」

それは聞き飽きた質問で今更驚きもしない。

「薫まで…いつも言ってるじゃん。秀司はそんなんじゃないんだって。何て言うんだろ?もう、男じゃないって言うか…彼氏にするのはもったいないでしょ?秀司は将来ビジネスパートナーにするの。」

いつもと同じ様な返答。

「そんな事ばっかり言ってると、大切なもの掴みそこねるよ?」

ただ違うのは、相手が薫って事。

そして、薫は私の大親友で、何でもお見通しな事。


そう。薫はなんだってお見通しだ。

きっと私の気持ちもわかっている。

私ですらわからない、私の気持ち。

秀司に対する私の気持ち。

恋とか…友情とか…愛とか…。

とにかく私にとって秀司は大切な人。

今はただそれだけ…。


ここまで読んで頂き、ありがとうございます!

第1話なので全然本題に迫れてません…すいません。次からはもっと本題に近づきます。

今後も読んで頂けると嬉しいです。早めの更新目指して頑張ります(o^-^o)

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