表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

竹取物語〜取らないとどうなるの?〜

掲載日:2026/08/08

昔々あるところに竹取の翁とその妻がくらしていました。

日々、竹林で竹を取り様々な細工をして生活を営んでいました。

ある日のことです。いつものように竹林に入り竹を取っていると、一本の竹が神々しい光を放っていました。

竹取の翁は妻を呼びその竹を見せました。


「このような神々しい竹を取るわけにはいかないな」

「そうね、御神竹ということで大切に見守りましょう」


竹取の翁は息子やその孫に光る竹を取らずに、大切にするようにと遺言を残してこの世を去りました。


息子が竹取の翁と呼ばれる頃にまた神々しく光る竹が何本か見つかりました。


竹取の翁の息子は捧げ物をして、その竹を大切に守りました。


その竹取の翁の息子、その子孫と遺言は語り継がれていきましたが、とうとう竹林の竹という竹が光輝きました。


そして東都大学の植物学者が訪れて、光る竹のサンプルを取ると中には小さな赤子がすべての竹の節という節から見つかりました。


赤子の数およそ六万…。


植物学者は全国の研究所に緊急要請をして六万の赤子を引き取って貰いました。


そのすべての赤子が3日で美しい大人の女性へと成長しました。


もう全員の娘が要求が多くすべての研究所の研究員が音を上げ始めたころ。


世界の宇宙開発が加速しており、同時に有人宇宙船での月面着陸に挑戦しているころでした。


その頃六万人の娘たちが口をそろえてこう言いました。


「そろそろ月からお迎えがくる」と。


ある日パッブル宇宙望遠鏡、公的な宇宙観測所、アマチュア天文マニアが宇宙を眺めていると全天を覆う何かが地球へと迫って来ていました。


世界各国の監視衛星が観測した結果、月面から多くの牛車が地球を目指しているという事態が判明しました。


その数およそ1000万。


各国の首脳は緊急対策会議を開催し対策を練りました。


宇宙からの侵略者なのか?

何か別の意図があるのか?


同時に世界各国の研究所から光る竹の存在とその節の中に赤子が内包されており、そのすべての赤子が3日で成熟した美しい娘に育ったこと。


歴史研究者も世界の過去の歴史を調べましたが、史実には同様のことは記されていませんでした。


迫りくる1000万の宇宙牛車。


各国の首脳は第一種戦闘配備を史実しました。

あらゆる無線や光通信にも膨大な牛車は反応しません。


地球から威嚇のミサイルが発射され、牛車群の手前で爆発しました!!その光は地上からも確認出来る明るさでした。膨大な牛車群は散り散りになり地球へと降下してきます。


「ああ、やっと月へ帰れるわ」


世界中の娘たちが祈るように手を合わせていました。


ただ一人を除いて。


その娘は日本人研究員の竹本優に思いを寄せており、その男と添い遂げたいと願っていました。竹本優もその娘に心を寄せていました。


月からの牛車の膨大な群れは世界中の研究所へを舞い降り9999999人の娘たちを月へと連れ去り、竹本優に思いを寄せる娘は「私は彼と添い遂げます」と迎えの者に伝えました。それならば仕方ないと迎えの者は空の牛車で月へと帰って行きました。


2人が結ばれた直後に竹本優の父が突然倒れ、竹本優の父が経営している会社を竹本優が継ぎました。


それは日本でも有数の高級家具屋チェーンで、優と結ばれた娘は竹妃美たきみと名付け、家具屋の看板娘にしました。


その美しさは完璧で全世界の人々を魅了し、皆が彼女の事をかぐや姫と呼ぶことになるのです。


竹妃美は3日で美しい娘になりましたが、その美しさが衰えることはなく。2人は幸せに添い遂げたそうな。


めでたしめでたし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
「竹を取らない」という選択から、六万人の娘や一千万台の宇宙牛車へ話が広がっていく展開が予想外!すごく面白かったです!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ