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第6巻

長編小説

幸せな人

第6巻

幸せな夫婦がいた、幼馴染で高校から男の方が勇気を振り絞り女に告白した。女は嬉しかった、いつも待ち望んでいた、だからこそその瞬間は幸せいっぱいだった、男は嬉しかった、人生で共にできる人がこの人でと、高校から付き合ってからさらに特に彼女、彼氏っぽいことをいっぱいした。楽しいレストランでの何気ない会話、海のビーチでの何気ない会話、通話越しでの日々の何気ない会話、大学生になり同棲することになった、お互い同じ大学に入れて目標もお互い同じ、教員であった、そして教科はどちらも国語、こんな運命みたいなことがあるのかと思った、同棲してみると良いところがさらに見えた、けど悪いところもあるけどそれはお互い話し合って擦り合わせをしてお互いがお互いを尊敬しているからこそすり合わせができた。お互い幸せだった、大変な時期もあったけどお互い支え合ってどうにかやってきている、辛い時も、楽しい時も、嬉しい時も時間を共有した、こんな楽しい日々はなかった。お互いがそして教員になれた。お互いがしかも同じ学校だった。こんな運命みたいなことはない。これは夢なのかもしれないと思った。お互い一緒に起きて一緒に寝て、一緒に全部何かできた、こんな幸せなことはない、そして25歳の時男がプロポーズをして結婚をした。そしてさらに愛が深まった。妻はいつも笑顔だし、辛い時はいつも支えてくれる、夫は妻が大変な時いつもそばにいてくれる辛い時は何も喋らずただ隣にいてくれる、楽しい時はいつも一緒に笑ってくれて、嬉しい時はどっちも嬉しかった。そんな幸せいっぱいな家庭に子供が生まれた、本当に幸せだったお互いで育児をしていきすくすくと育っていった。そして気づいたら60歳になっていた、子供ももう、大きくなり孫までできている、こんな幸せなことはない、そうだ、こんな幸せな人生はありえない、こんな幸せな人生を書きたいわけじゃないでも今だけはこの人生に浸らせてくれ今この瞬間だけはどうか浸らせてくれ永遠とは言わない、少しだけで良いこの瞬間だけは幸せな気分にさせてくれ。

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