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第22巻 なんでもできる自分

長編小説

なんでもできる自分

第22巻

私はなんでもできる。運動、勉強、発表、人間関係。私はなんでもできた。私はそんな人生がつまらなかった。私は努力せずともある程度のことはすぐできてしまう。少し努力するだけでなんでもできてしまう。私は嫌だった、こんな人生が。こんなつまらない人生は嫌だった。私は自分の人生が嫌だった。だから私は人の人生を見るのが好きだった。時には壁にぶつかり、そのまま堕落する姿。乗り越え頑張ろうとする姿。私はそんな姿が好きだった。だからよく小説を読むのが好きだった。私はいつも色々な人生を感じられる小説が好きだった。だが私の心は何故かポッカリと穴が空いている。何故だろうか?私はそんな状態が嫌だった。私は小説読んだ。しかしまだそんな状態が続く。その時私はある小説に出会った。それは路上の女。それは短編小説だった。しかし続編がなかった。1年、2年、3年、5年、どんなに待っても続編が来なかった。だがある日その小説に続編が出た。タイトルは、、、、、、、なかった。何故か小説にタイトルがなかった。だが私は読んだ。しかし続編が気になった。その続編が気になった。だがまた1年2年と待っても続編は出なかった、私はある日ふと思った。私が続編を書こうと。私は続編を書いた。短編小説の続編を書いた。初心者でもどうにか頑張って続編を書いた。そして出来た。私は続編を世に出した。一部のところでは反響があった。しかし私は誰が書いたのか言わなかった。私は初めて出会った、こんなに努力しても良い作品というものができないことに、私は唯一小説の才能だけはなかった。私は満たされた。

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