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大きなとげ

バラのとげ、木のとげ等指先に刺さり、イライラした事が誰でもあるでしょう。

驚くほど大きなとげが、刺さった同級生を思い出します。

今から50年前、その日は修学旅行の為、朝から皆が浮かれていました。

「ギャー」と突然の叫び声に廊下へ出てと見ると子供の足の倍程も長さの有る薄く大きな木片が、その子の足を貫いていたのです。

当時の学校は木で廊下が出来ており、その子は、遊びながら摺り足で歩いて刺さったとの事でした。

先生が器用に抜き取り、キズ口に赤チンを塗っていたと記憶してます。(救急車は呼んでおりません。)

修学旅行は、予定通りに行われました。

今考えるとある意味、これも怖いはなしですね。

拙い文章を読んで下さり、ありがとうございました。

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なお、ジャンル「ホラー」の「少しだけ怖い話」でアレンジしております。

そちらも、読んで頂けると嬉しいです。