表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/19

追い越したはずが

今から40年ほど前の文章な体験だった。

新潟から長岡までの 国道17号線で起こった出来事。

当時の17号線は、新潟から中之島ICまで高速で約60分、下道(国道17号線)で90~120分。途中の三条迄で40~50分だったと記憶します。

道は三条まで対面の1車線、三条辺りからバイパスとなり 片側2車線で、三条を過ぎると中之島IC迄で対面1車線となる道路状況でした。


今思い出しても不思議な怖い体験でした。

ある日の土曜日 仕事の関連で新潟に行き、午後9時頃 帰宅の為、車を走らせていました。

「明日は休みだから 別に急ぐ必要もない。音楽を聴きながらゆっくり走ればいいや」、下道を40キロで走らせていました。

しばらくすると、前方に同じ様に走る車が有り、勝手に ツーリングする様な感覚で 付かず離れずの運転で付いて行きます。

「ずいぶんと、ゆっくりと走る車だな。」目は、ナンバープレートに向かい、「なになに、T車カローラでシルバー、新 ○ ○△ー○○ 俺と同じで帰り道かな。」と何気なしに気には掛かりながらも 一緒に走っていました。

三条に入ると2車線となるため、ついスピードが出て、「ここで追い越すか」バッグミラー越しに見ながら、確実に越して行きました。

三条を抜けると 1車線に戻る為、スピードを緩め 順調に走っていました。

しばらく走ると、遥か前方にゆっくりと走る車が有り、スピードを更に落として 後ろに着いた時に気付きました。

「何で、この車がここにいるんだ。確かに追い越したはずなのに。」先ほど追い越した車が目の前にいるのです。

「確かにT社 シルバーのカローラ 新 ○ ○△ー○○ だよな。」

急に怖くなり、急いで道を変えて帰宅しました。

今思い出しても、不思議な体験でした。


拙い文章を読んで下さり、ありがとうございました。

感想、評価を頂けると大変嬉しいです。

なお、ジャンル「ホラー」の「少しだけ怖い話」でアレンジした作品が有ります。

そちらも、読んで頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ