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第二十話 魔力


 僕達は城へと戻る。


 そしてこの事をアズマさんにすべて話した。

 そして、この僕の事も。



 「そうか、君があの伝説の竜馬の息子さんだとは。

 そしてその妻、巫剣萌夢・・・・君がこの世界に召喚されたのはこの世界を守るためだろう。

 私の予想だが君の父もそして母もあの脅威なる者と戦うために呼ばれたのだろう。

 何らかの力によってな」

 アズマさんはそう答える。




 「フローラ様の力は今は勇人さんに取られちゃってそして次の神の所に向かうって」

 メルは言う。



 「そうか、破壊と慈愛の力を奪われたか。

 だとすると後は知的と剛心の力のみ、それを奪われたら予想もつかないがあるとしたら天変地異が起きこの世界は消滅するだろう」

 アズマさんは言う。



 「だが」


 「だが?」


 

 「多分だが君は例外だろう、君の力は破壊の力を持つ奴に立ち向かえたのだろ?

 それに強さは更に上、全ての力を奪われようとも君は必ず倒せる、しかし私とで神が殺されるのは許せない、必ず守るんだ。

 サーラ様とジャラン様を」

 アズマさんはそう答えた。



 「あの、魔法の力を強めたいんですけどどうしたらもっと強くなりますか?」

 僕はアズマさんに向かって聞く。




 「魔法の力か、この世界では魔力と言う、覚えておくと良い。

 魔力を強くしたいのなら魔法を沢山唱える必要がある。

 沢山唱え、魔力を空っぽまで追い込む。

 すると自ずと強くなっている、魔力とはそういうものだ。

 簡単に言えば体の中に秘めたる力が魔力だ。

 私にもあるし、メルにもある、何ならフローラ様にすらあるぞ。

 しかし、魔力の強さは人それぞれ神となるフローラ様なら魔力は普通の冒険者の何倍以上だ」

 アズマさんは言う。



 「あの、強い魔法も覚えたいんです。

 魔法の本ってあります?」

 僕はアズマさんに向かって言う。



 「それならアクア街の図書館に行くといい。

 娘に言われた通り、図書館に来る者たちを増やしておいたぞ」

 アズマさんはそう答える。



 「ありがとうございます、それと転移魔法を覚えたいんですがどうしたら覚えられるんですか?」

 僕は転移魔法の事を話す。



 「転移魔法!?洋平くんは転移魔法を覚えてないのか!?

 転移魔法は初級魔法の1つだ、それもとても簡単に取得出来る。

 転移したい所を思いながら唱えるんだ。

 体よ飛べってな」

 アズマさんは言う。



 「なら私の所に転移してみてよ」

 メルはそう言い部屋の端っこに立つ。



 「分かったやってみる」


 飛ぶのはメルの所・・・・飛べ・・・飛べ・・・飛べ!


 体よ!飛べ!!!



 シュン!!!



 は?!

 目の前にはメルが居た。



 「出来たでしょ?転移魔法」

 メルは言う。



 「ああ、出来た」

 僕はふぅ~と息を吐く。




 「私はこれから王の会食があるので失礼するよ、アルマも呼んでこないと行けないのでな」

 アズマさんはそう言いアルマさんの部屋まで向かった。





 「さてと転移魔法で図書館の入口まで行きましょ?」

 メルが言う。



 「ああ!いこう!」


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