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第十八話 洋平の父と母


 どうする、ここは町の中だ。

 こんな所で戦い合ったら町の被害は大きいぞ。


 

 「おい!なぜフローラ様を狙う!

 もしかして、封印された恨みでこんな事をしようとしているのか!」

 僕は闇なる者に向かって言う。




 「まぁそれもありますが我の望みはただ一つ、世界を安息の闇へと落とす。

 そして、我の世界にする」

 闇なる者はそう答えた。




 「そんな理由で世界を壊すなんて!僕は許さない」

 


 「召喚者よ、この事はこの世界の者の事だぞ?お前には一ミリも関係無い、なぜ関わろうとする?

 何もしなければ命も落とす必要も無い、まぁ我の部下として働いてもらう事にはなると思うがな」

 闇なる者はそう答えた。



 「確かに僕はこの世界の人間ではない、お前の言う通りさ。

 ・・・・だけど、それでも世界を自分の物にしようと考えている奴が居るならそれを止めるために来たと考えてもいい!

 だから、関係なくは無い!」

 僕はそう答える。



 すると


 「くはははは!!!素晴らしい考えだ、だが所詮お前は人間だ。

 神には勝てん、お前の世界でも神を崇めているのだろ?

 だったら神に口出すのはお門違いではないか?」

 闇なる者は言う。




 「・・・神様だからってお前は神でも何でも無い!

 お前は災厄なる者だ!そんな世界に害を成す者は倒される運命なんだ!」

 僕はそう答える。



 「そうか、つまらん。

 愚かな人間だ、死ね」


 ?!


 カン!


 な、何!?

 我の剣を止めた!?


 「言っただろ?お前は倒さるべき敵だって」

 僕は闇なる者に向かって


 「クロススラッシュ!!!」


 「くっ!」


 この男、強い?いや、偶然だ。

 ありえん、神を超えられる訳がない。

 今、我の中には破壊の神が居る、負けるはずがない!


 ?!

 あれはフローラか!それなら!



 ?!

 まずっ!フローラ様が!


 「終わりだ!フローラ!お前の首持ち帰ったなり!」


 カン!!!


 な、なん・・だと!?


 なんとギリギリの所を洋平が止めたのだ。



 「やらせるかよ!くらえやがれ!メガファイア!!!!」

 

 「ぐわあああー!!!!」


 闇なる者に至近距離で魔法を唱え発動した。



 

 く、クソが!アイツは何者なんだ!この我をここまで追い詰めるなんて。


 昔の記憶があるが、あの顔・・・確か・・・は!?

 そうか、我は忘れていたなあの者の事を。

 そうか、奴が強い理由が分かったぞ。


 まさか息子が居たとは・・・・。



 「おい!貴様、名は何という!」

 突然闇なる者が聞いてきた。



 「は、どうしてお前に名前なんか言わなきゃならないんだ!」

 僕はそう答える。



 「言え!」

 闇なる者が言う。



 「桜田洋平だ、これでいいか?」

 僕はそう答える。



 やはり、ヤツは。


 「おい、お前の父親の事を話してやろうか?」


 ?!

 父親だと!?

 確か僕の父親は交通事故で亡くなったって。



 「お前の父親、名は桜田竜馬さくらだりょうま、そうだろ?」

 ?!

 なぜ父親の名を!?


 「ヤツはこの世界の来たことがある。

 そこでヤツはある女と結婚し付き合った、お前の母親。

 名は確か巫剣萌夢みつるぎもゆと言う名だ。

 お前が産まれた時は桜田萌夢だがな?

 そうだろ?」


 な、何で母親の事も!?というか父さんは異世界に行っていたのか?

 とゆうことは僕は異世界人なのか?

 母親も病気で亡くなったから旧の名字は知らないがまさかこんな所で知るとは。


 

 「お前が強い理由はこの二人から産まれたからだ。

 竜馬は強い、そして心も剣技もな。

 そして巫剣萌夢も魔法に関してはトップクラスのレベルだ。

 そんな二人から産まれたお前が弱い訳がない。

 だから今決めた、お前を殺すと」

 闇なる者はす~と闇を取り込んだと思うと



  一人の人間の姿へと変わった。 

 あまり変わってないが一つ言える事がある、あの目は何か恨んでいる目だ、多分父さんと何かあった類かもしれん。



 「さあ、お前を殺せばさぞヤツは怒り狂うだろう、大切な者を取られた苦しみを味わせてやる!」



 ?!

 早い!?


 くっ!先程よりも早い、こいつ!


 カンカン!


 これ、何が起きて?


 まさか、竜馬さんの息子さんだとは。

 だとしたらこの闇なる者はもしかして!



 「勇人でしょ!貴方は!」


 ?!

 フローラ様の声で闇なる者の剣が止まる。



 「勇人?誰ですか!フローラ様」

 僕はフローラ様に向かって聞く。



 「貴方のお父様と共に召喚された人です」


 ?!


 「フローラよ、余計なことを思い出しやがって!」


 ?!

  

 ずぶっ!

 

 「かはぁ!」


 あ、ああ。


 闇なる者はフローラ様の腹に剣を突き刺していた。


 「慈愛の神よ、体くらいは残させてやる。

 魔力は頂くがな」

 

 「あああああああああ!!!!」

 フローラ様の叫びだ。



 くっ!な、何で動かない!

 震えている?足が?何で急に?



 バタリ。


 「くはははは!慈愛の神も落ちたな。

 さてと、続きと行きたいが我も忙しいんだ。

 次の神に会いに行くためにな」

 闇なる者はそう答え消えた。



 「フローラ様!」

 僕はフローラ様に駆け寄る。


 血が酷い、このままじゃ死ぬ!


 僕はフローラ様に触れ


 「洋平さん」


 ?!

 「私の事はいいんです、彼女を救って上げてください。

 混乱していますよ。

 色々と話さないことがあるんじゃないんですか?

 私の事は構わず彼j・・・」


 「いやです!」


 ?!


 「僕はフローラ様を救いたいんです!

 血が繋がって無くても、僕の父親と繋がっている関係がある。

 だから!僕はフローラ様を救うんです!

 ウルトラヒール!!!」



 ?!

 するとフローラ様の周りから花が咲き始める。


 「ふふ、昔の事を思い出してしまいました。

 私ね、竜馬さんと共に居た時同じような事があったんです。

 その時も洋平さんと同じ事を言っておられました。

 ・・・・悲しくなるので思い出させないでくださいよ」

 フローラ様はそう言う。



 「僕の父と母は幼い頃に亡くなりましたからあまりいい思い出は無いんです。

 ですけど、ある言葉だけは頭から離れないですよね。

 「弱気を守り悪を斬る、それが本当の強い者だって」

 その言葉だけを信じ僕はこの年になるまで生きてきたんです」

 僕はフローラ様に向かって言う。



 「よ、洋平くん!回復ポーションこれ」

 するとメルが回復ポーションを渡してきた。



 「ありがとうメル、やっぱり君は僕の妻として居てくれて嬉しいよ。

 僕の事は後で話すから」

 僕はメルに向かって言う。



 そしてメルのポーションとウルトラヒールのお陰でフローラ様はなんとか生きてくれた。



 「二人共ありがとう、私を助けてくれて」

 フローラ様は僕たちに言う。



 「そんな事無いです、僕は誰でもいいから助けたいんです。

 でも、本当に困っている人が居るなら僕は側に居て支えます」

 僕はフローラ様に向かって言う。



 「ふふ、さてと闇なる者。

 先程私が言いました勇人、その人の事を話します」

 フローラ様はそう立ち上がる。



 




感想、コメント、評価お願いします。

 ぺこり。


 にしても巫剣みつるぎってなんかカッコよくない?

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