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一日一善  作者: セクヤ
1/3

どうなってく俺の人生

一日一善とは、毎日少なくとも一つは良いことをしようという意味の言葉になります。

ゴミを拾うことや、困っている人を助けることなど、どんなに小さな善行でも、一日に一つは行い、それを毎日積み重ねていくべきだという心掛けを指します。


宗教用語だと勘違いされがちですが、善行を積み重ねることで何かを達成しようという意味ではなく、あくまでもいち個人、人間社会で生きるうえでのマナーのような意味合いの言葉になります。


類語には、良い行いをするのにためらう必要はないことを意味する「善は急げ」や、観る人に善い行いを勧めるため、悪い行いに懲罰を与える物語の形式のことを意味する「勧善懲悪かんぜんちょうあく」などが挙げられます。


では、今回の主人公はどうでしょうか?

彼の名前は、遠野(トウノ) 聖也(セイヤ)

会社員:42歳

性格は真面目

社内態度:特に目立って成績を残したりもなく

    中の下の成績で言われたことはやるが

    それ以外はまるきり駄目で目立つ事もない

    一般的な平社員。

彼女いない歴:イコール年齢

趣味もなし


そんな彼が会社終わりに上司よりこんな事を言われる。

「遠野くん、この資料もやっておいてくれ」

「明日の会議で使うものだから今日中にやっておいてくれ!!」

「はぁ〜また残業だよ(もうどれだけ残業してると思ってるんだよ)」

・・・数時間後・・・

「やっと終わった!よし!!帰れるぞ!!」

「買い物して帰るか」

会社からは電車で1時間の自宅に向けて帰っている時、ふと目に入った言葉。

……一日一善……

帰る途中、財布が道に落ちてるのが目に入った

落とし物だよ。警察届けるのめんどくさいな

ほっといて帰るか

そんな時、一日一善の言葉を思い出す。

しょうがない

警察に持っていきますか

警察に財布を届けると

ちょうどその財布を落とし主と鉢合わせした。

「ありがとうございます。」

「この財布は友達からもらって凄く大切にしている財布なんです。」

「本当にありがとうございます」と言って持ち主は帰って行った

そんな時、頭の中で声が聞こえた


※スキル:一日一善を身につけたと


なんだ?頭の中で声が聞こえた?


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