1/2
百八十度の悪意
『この話を聞いてるのが、僕が死んだ何年後かだったりしないことを祈ろう。
願わくば、祝いの席で聴いていたいな。
さて、こんな物を残したのは、ほんの気まぐれ程度のもので、どうしようもない思いつきだ。
男なら一度はこういうものに憧れるだろう?
これを聴いているのが女の子だったら、申し訳ないことをしたね。
これから話すのは、僕の半生の反省と人生の神聖さとどうしようもない自分語りだ。
これ以上ないくらいにしょうもない人生だったが、それでも良いなら聴いてほしいな
結構好きな感じの話を自分で書こうと思いました。僕は主人公が強い!って言うのがあまり好きではないので、この話の主人公は実は小雨です。
ちなみに蓋凪の『逆さ言葉』は
逆さ言葉「夕日の出」
逆さ言葉「朝日入り」
逆さ言葉「月明かり」
逆さ言葉「日の限り」
となっております