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一人書き出し祭り

呪い師の弟子は恋歌を歌う

作者: と〜や

「共通書き出し企画」参加作品です。

 それは、天上の白き宝玉と呼ばれていた。

 それが何であるか、知るものはいない。



 ◇◇◇◇



 そは天上の白き宝玉と呼ばれしもの

 花咲きし器の果てに結実し

 夜の(あわい)に消えしもの


「マトイ」

「はい、お師匠様」


 口ずさんでいた古歌(ふるうた)をぴたりとやめて、私は声の主に向きなおった。


「また歌っておったのか」

「だって」


 正座をし、膝の上に揃えた両の拳を羽扇でぴしゃりと打たれる。打たれた、と言っても痛くはない。羽扇は柔らかいのだ。


「口答えはお止し。……いつも言うておるであろ。古歌は」

「忌むべきことのは」

「そうじゃ。呪い(まじない)師は何が起こるかわからぬことのはを使うでない」


 呪い師。

 この世界の(ことわり)を、ことのはと歌で操れる能力持ちのことを言う。

 簡単なことのはは誰でも操れる。たとえば風を吹かせるのとか、火をつけるのとか。代償が必要だから、あまり好んで使わないけれど。

 呪い師はそれを歌に乗せて世の理を動かす。雨を降らせたり、地を揺るがせたり。上級の呪い師になれば、花を咲かせるとか鳥を呼ぶとか、人の心までも操れるようになると聞く。

 言ったように大きな力を使うには大きな犠牲が必要となる。

 呪い師は、それを払わなくても力が使える人たちのことだ。

 何がどうなってそうなるのかはわからない。

 でも、私ーーマトイと名付けられた私は呪い師の師匠の元で修行をしている。

 私もまた、代償のいらない存在なのだとか。


「さ、今日も聞かせておくれ。恋歌(れんか)を」

「はい」


 練習と称して、私は言葉を編む。

 弟子入りしている間は、お師匠様の力場(フィールド)の中では私の歌は力を失う。

 恋歌ーー恋の歌だ。心を動かす呪いは苦手だった。動物たちを寄せる方がよっぽどいい。


「気が抜けておるぞ」


 ぴしゃりと羽扇で打たれて慌てて集中する。つい動物寄せの歌を思い浮かべてしまった。この間はそれで鳥を何千羽と呼んでしまった。あとのフン掃除が大変だったんだよね。


「よそ見をするでない」


 ぴしゃり。

 覚えた通りの音調で、教えられた通りの言葉の響きを紡ぐ。

 恋歌、というからには誰かを思う歌なのだろう。

 その対象が何かによって、効果は変わる。

 人なのか物なのか、植物なのか動物なのか。

 きちんと歌えれば思い描く通りの効果が得られる。

 でも、ついよそ見をしながら奏でた音調はとてもじゃないけれど正しく響かず、何も紡がない。


「よい」


 最後までなんとか歌い終えると、お師匠様にぴしゃりと手の甲を打たれた。


「今日は何を思うておった」

「それは」


 私が答えようとする間に、遠吠えが聞こえた。


「……よい」


 もうよい、と呟かれてお師匠様はさらりと立ち上がる。


「ほんに……」


 もうしわけ、と口にしたところでやはりぴしゃりと打たれる。

 お師匠様の言葉を遮ってはならないのに、つい忘れてしまう。


『往ね、月の子らよ』


 窓の外に向かってお師匠様が放つことのは。

 一声高く鳴き声をあげて、遠吠えは消える。


「先日の鳥よりはましだがの。……はよ片しておくれ」

「はい」


 サンダルで外に出れば、狼たちのつけた爪痕が痛々しい。

 地面を癒すことのははまだ教えてもらっていない。

 それどころか、弟子である限りはお師匠様の力場以外でことのはを口にしてはならない決まりごと。

 建物の外はお師匠様の支配下にない。

 自力で、つまりは物理的に元に戻さなければならないのだ。


「マトイ」

「はい」


 お師匠様が窓からこちらを見ている。


「鼻歌も歌うてはならぬよ」

「……はい」


 それだけ言い置いてお師匠様は去る。

 鼻歌もだめとは。

 しおしおと萎れたまま、後始末をした。


 ◇◇◇◇


「マトイ」

「はい」

「今日は何を思うておった」

「もふもふをつい」


 庭を埋め尽くす兎、兎、兎。

 恋歌はやっぱり苦手だ。

 何を思って歌えばいいのだろう。

 何かを思ってはならない。

 なのに、何かを思いながら歌うべき歌。

 何を恋患えばよいのだろう。


「そなたは」


 もうしわけ、と言ったところでぴしゃりと打たれる。

 何度繰り返しても覚えが悪い、とお師匠様にため息をつかれる。

 だって。


「お師匠様、無理です」

「何が無理と言うのじゃ」

「だって、自分のことすら覚えていないんです」


 他のことなんて覚えられるはずがない。

 マトイ、とはお師匠様がくれた名前。

 この世界には珍しい、黒髪黒目の私。

 代償がいらないのも無理はない。

 先払いしてあるのだもの。


「ここにきてからのことは覚えておろう?」

「でも」

「マトイ」

「はい」


 ぴしゃり。


「そなたは我が弟子。それ以外は要らぬこと。故に先払いしたのであろ。早う恋歌を覚えや」

「はあ」


 ぴしゃり。

 でも、誰を、何を請えばいいのだろう。


「そなたの咲かす花が楽しみぞ」

「はい」


 恋歌は正しく歌えば花が咲くと言う。恋の花が。

 私は花を、咲かすことができるのだろうか。

 未だに一度もよそ見せずに歌い上げたことがないのに。


「よいか。そなたは移ろいやすい」

「はあ」

「普通ならば我が力場から外へなぞ漏れるはずもないものを。そなたの声が特殊なのであろうの。故に鳥も狼も兎も来る」

「はあ」

「目と耳と鼻を閉じて歌うてみよ。虚ろであれ」

「はあ」


 お師匠様の言いたいことの半分もわかっていないと思う。でも。

 今日も恋歌を歌い上げる。


 ◇◇◇◇


「ふぅん、あんたがスゥネル師の」


 庭で呼び寄せた穴兎たちの掘った穴を埋め戻していると、声が降ってきた。


 顔を上げれば、赤髪の赤目の女の子が立っている。年の頃は十ぐらい。

 スゥネル師とは、私のお師匠様の名前だ。

 お師匠様に何か御用だろうか?


「あなたは」

「本当に黒いのね」


 そう言って女の子は私の髪に触れようと手を伸ばした。触られる、と身を縮こませた刹那、びりりと何かが弾け飛んだ。衝撃で後ろに転ぶ。


「わ、わたしは悪くないわっ!」


 転んだ割には痛くない。これもお師匠様の呪いだ。

 いつだってお師匠様は優しい。

 体勢を整えて立ち上がろうとすると、右手を取られた。見上げるとお師匠様が立っている。


「ほんによう転ぶ」

「今のは私のせいでは」


 ぴしゃり。

 羽扇は取られたままの右手の甲を叩く。


「スゥネル師!」


 赤毛の女の子が少し離れたところからこちらを見ている。


「どうしてわたしじゃだめなんですか、どうしてこんな」

『往ね』


 女の子の言葉を封じるようにお師匠様はことのはを振るう。


「み、認めないからっ」


 女の子が去り際に吐いた言葉も、お師匠様の呪いに遮られて私には届かない。


「マトイ」

「……はい」


 ぴしゃり。


「迂闊に外に出てはならぬと言うたであろ」

「ですが、庭のウサギ穴を直さないと」


 ぴしゃり


「片せとは言わなんだであろ?」

「……はい」


 いつもなら早う片せ、と扇をひらめかせるのに、今日に限っては言わなかった。

 でも、いつものことだからと庭に降りたのは私の勝手だ。


「ウサギ穴は外へ通ずる」


 外、と言われて周りに目をやれば、たしかに庭の風景とは違って見える。

 穴を通っていつの間にか外に来てしまったということなのだろうか。


「通ずれば引きずり出すもたやすい」


 呪いがなければどうなっておったか。

 そう言いながらお師匠様は私を抱き上げる。


「や、あのっ」

「暴れるでない。落とす」


 お師匠様が立つと、地面が遠くなった。それが怖くてお師匠様の襟を鷲掴みにする。


「マトイ」

「はっはいっ」


 名を呼ばれて顔を上げれば、至近距離にお師匠様の顔がある。

 安易に顔を上げてはならぬと厳命されていた。

 お師匠様の顔をまともに見たのは顔合わせの一度きり。……拾われた時から、お師匠様は変わらない。

 後ろに流した白い長い髪。

 月の光のように白いかんばせ、血のように赤い瞳、赤い唇。

 額に突き出た小指の先ほどのツノ。

 何も覚えていなかった私の中に、強烈に焼きついた、憧れの人。

 あの歌の、古歌の白き宝玉とはきっとこの人のことだ。


「マトイ」

「はい」

「……そんなに見るでない」

「はっ、はいっ」


 あわてて目を逸らしたけれど、見てしまった。

 お師匠様の白く長い首が桜色に染まるのを。


 白くて綺麗な、私の鬼。

 私もあんな風に白ければよかったのに。

 黒くて小さくて、なんの役にも立たない自分が嫌いだ。


 お師匠様が歩き出す。ゆらゆらと揺れる風景に目を閉じて、お師匠様の胸に頭を預ける。

 あの女の子のことが堪えていたのか、それともお師匠様の呪い歌のせいか、するりと意識が落ちていく。

 すりり、と頭を撫でられた気がするけれど、それを確認することもなく、闇に飲まれた。


 ◇◇◇◇


 今日も今日とて恋歌の練習に明け暮れる。


「マトイ」

「はい」

「上達したの」


 初めて褒められた。嬉しすぎて顔を上げるとぴしゃりと羽扇。

 あわてて俯くけれど、お師匠様の驚いた顔が見られた。

 ……あれ、どうして驚いてるんだろう。


「よそ見をせんなったの」

「はい」

「……何を思うて紡いだ?」


 あれ、どうしてお師匠様、不機嫌なんだろう。

 以前はもっと飄々としててとらえどころがなかった気がするのだけれど。


「マトイ」

「ひゃいっ」


 噛んだ。恥ずかしくて身を縮こめる。


「咎めておるのではない」

「はい……」


 でもこれ、聞かれても答えづらい。……本人に知られるのはもっと。


「マトイ」

「あのっ、お……」


 ぴしゃり。


 なんとか言葉を探すけれど、ちょうどいい言葉が出て来ない。それに……呪い師はことのはを裏切ってはならない。

 嘘をつくくらいなら沈黙せよ。

 そう教えてくれたのはお師匠様だ。


「……言えません」


 ぴしゃり。


 お師匠様の機嫌がどんどん悪くなるのがわかる。呪いで圧力かけるのやめてください、お師匠様。

 しばらくヘビに睨まれたカエル状態でカチコチに固まっていたけれど。

 長いため息ののち、お師匠様が口を開いた。


「マトイ」

「はい」

「弟子入りの時の誓いを覚えておるか」

「はい」

「唱えてみよ」


 一つ、嘘はつかぬこと

 一つ、汚い言葉を使わぬこと(拾われた当時は言葉遣い、ひどかったんだよね)

 一つ、師匠の言葉には従うこと


 一つ一つを思い出す。

 三十ほどあった誓いをすらすらと口にしながら、だんだん血の気が引いていくのを感じた。


「一つ、師匠に言えぬことができたら……」

「破門とする」


 最後の一つ。言い淀んだ誓いの続きをりんと響く声が引き取る。

 掌がじっとりと濡れてくる。

 私、もう、お師匠様のそばにいられないの……?


「阿呆じゃの」

「だってっ……」


 こんなこと、言えない。

 呪いの修行は厳しいし辛い。

 教えてもらったのは歌の中身と旋律だけで、どう歌えとかその意味とか、全部丸投げで、歌っても的確なアドバイスなんかもらえなくて。

 でも、それでもお師匠様に喜んで欲しいから頑張ったとか、褒められたいから我慢したとか。

 絶対に本人には言えないもの。

 知られたら恥ずかしくて死んじゃう。

 初めて会った時から、全部お師匠様だったとか、ヨコシマな思いでここにいたとか。


「それでも言えぬか」


 なのに。

 言わなかったらきっと、二度と会えなくなる。

 この世界はきっと、私を必要としていない。

 いなくても何事もなく世界は回るのだろう。

 ぎゅっと目を閉じる。

 こんなことなら、どうして私をここに置いたの。


 衣摺れの音がして、頬に手が当てられる。

 転がり落ちる涙を拭われる。


「泣くな」

「だって」

「そんなに泣けば目が溶け落ちる」

「だって」

「目がなくなっても良いのか?」


 いいわけない。

 お師匠様の手を振り払って、涙を拭う。

 腫れぼったい目を開けば、目の前にお師匠様はいなくて。


「外を見や」


 声に導かれて外を見れば、中空に薄紅色の花が浮いていた。

 この花は知っている。


「お前の恋の花だ」


 耳元で囁かれる。パッと振り返ったけれど、お師匠様は見えない。

 透明化の呪いだろうか。それとも……。


「誰を思うて歌った」

「え……」


 そうだ。

 お師匠様が言ってたじゃない。

 恋歌はきちんと歌い上げれば花が咲く。恋の花が。

 じゃあ、あれは私の花。……私が咲かせた、お師匠様の花。


「そんなの……一人しかいないじゃないですかっ」


 きっと、思うように喋れているのは、姿が見えないからだろう。


「誰だ。第一王子か。それとも隣国の王太子か」


 いつもと違う性急な物言いに違和感を感じながら、声の方を向く。


「そんな人知りません。会ったこともない」

「会うてはおる。そなたを拾うた時」

「誰がいたかなんて覚えてません。覚えてるのは師匠だ、け、で」

「では庭師か。執事か。侍従か」

「その人たちだって、顔も知りませんよね。お師匠様が言ったんじゃないですか? 私を無視しろとか。話しかけるどころか、屋敷の中で見かけたこともありませんけどっ」


 なんか色々腹立って来た。


「それは認識阻害の呪いを……」

「はあっ? 認識阻害? なんでそんな……って今もかけてますよねっ。お師匠様が見えないの、そのせいなんでしょうっ」

「マトイっ」

「今すぐ解いてっ」


 なんでこんなことになったんだろう。

 恋歌を歌い上げられてよかったねで済む話じゃあないの?

 渋々、と言った様子で呪い歌が紡がれると、お師匠様の姿が見えた。

 ほんの一時見えなかっただけだというのに、こんなに嬉しいなんて。


 思わず抱きつくと、お師匠様の戸惑いが感じられる。

 でも、そんなこと知らない。お師匠様の匂いを吸い込んで、スリスリと顔を胸元に押し付ける。


「お師匠様」

「マトイ」

「これでも、わかってもらえませんか」

「……子供のようなことをするでない」

「子供じゃありません」


 ふわり、と頭に手が置かれる。


「そなたが大人だというなら……もう逃してはやれぬぞ」


 こくりと小さく頷く。

 なんだか外が騒がしい。目を開いて見上げれば、お師匠様が外を見ながら難しい顔をしている。


「お師匠様?」

「マトイ」

「はい」

「先ほどの答えをもう一度くれぬか」

「え……」


 思いは伝わったと思ったのは私だけなの?

 でも、お師匠様はなだめるように私の頭を撫でる。


「誓いは呪いだ。違えることはできぬ」

「呪い……」

「マトイ」

「はい」

「誰を思うて歌った。恋歌を」


 私はお師匠様の腕から出て、一歩下がる。お師匠様の顔がちゃんと見えるように。


「お師匠様を……スゥネル様を思って歌いました」


 言い切ってから、顔に血が上ってくるのを感じた。お師匠様は、白いかんばせを外の花と同じ色に染めて、ほころばせる。


「マトイ。夜の闇を纏う者。ここに、新たな呪い師の誕生を認め、珠名を与える。……夜宵(ヤヨイ)

「夜宵……」

「魂の名だ。秘めよ」

「はい……え?」


 新たな呪い師?

 首をかしげると、お師匠様は苦笑を漏らす。


「教えたであろ。花を咲かせれば独り立ちだと」

「え……」


 独り立ち。

 独立。

 破門は回避できたけど、ここから出て行かなくちゃならないの?


「そう顔を青くするな。……出て行かずともよい手はある。が」

「教えてくださいっ」

「マトイ」


 思わずお師匠様の服を掴む。

 だって、ようやく思いが通じた……と思ったのに、追い出されるなんて。

 じっと白い顔を見つめると、お師匠様は観念したように目を伏せ、ため息をついた。


「知られれば、ただでは済むまいな」


 目を閉じよ、と言われるままに閉じれば、額に柔らかな感触。

 これって。


「その様子だと知っておるようだの」


 目を開けて額に手を当てる。顔が熱い。

 呪い師から呪い師への額へのキスは、婚約の証。唇へのキスは……魂の結び。


「教えてはおらぬが」


 くすりと笑うお師匠様に、唇を尖らせる。


「だって、お師匠様が」

「もう師弟ではない。名で呼べ」

「……す、スゥネル、様」

「……まあ、よいか」


 いつかは珠名で呼んでほしいがの。なんて言われて浮かれないはずがない。

 ようやく心臓のドキドキが治ると、屋敷の外からお師匠様を呼ぶ声に気がついた


「お師匠様、あれは」

「名で呼べというに……外の花を見たのであろ。新しく生まれた呪い師を手に入れんと押しかけておるのよ」

「えっやだ」


 他の人なんていらない。私はここにいたいのに。


「心配いらぬ。……名を得た呪い師の披露目はせねばならぬが」


 しがみつく形だった私をおし……スゥネル様が両手で囲い込む。

 私はスゥネル様の胸に抱きつく。

 やっぱり私にとってはこの人こそが白き宝玉だ。何も分からなかった私が見つけた白い光(ルミナス)




 この後、業を煮やした客たちが呪いを破ろうとしてえらい騒ぎになるとか。

 王子がやってきて無理やり連れ去られそうになるとか。

 披露目の場でスゥネル様を狙う呪い師に目をつけられるとか。

 逆に付きまとわれる羽目になるとか。

 本当の白き宝玉にまつわる古歌をめぐる騒動に巻き込まれて行くのだけれど。

 それはまた、いつか。

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― 新着の感想 ―
[良い点] お上手ですね。 引き込まれるストーリーでした。 最初、お師匠様は女性かと思っておりましたがストーリーが進むにつれ、分かってきました。 ハッピーエンドですね。 面白かったです。
[良い点] 最初から最後まで白き宝玉とは何か? という持って行き方はテクニックですね。 本当の白き宝玉にまつわる一つの物語として世界観の広がりを感じました。 女性の作者様らしく、繊細な描写と想い人との…
[良い点] 手をはたかれる度に、恋が体に浸透するような、じれじれとドキドキを味わいました。 ありがとうございました。
感想一覧
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