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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ブライダルベール《幸福を望んで》

作者: 村人B


いつからここにいるだろうか、2歳で魔法のオリジナルの才能があることがわかり3歳の誕生日の日に親と一緒にこの施設に、来たそれ以来親にはあっていない


親の顔もよく思い出せず、僕が知っているのはいつも同じ時間に僕には開けることの出来ない扉を開けて他の部屋に連れていく白衣の人のみ


そんな日々が何日、何年過ぎただろうか、今日もまた毎日の様に椅子に座り繰り返される実験、もう親には会えないし会いたいとも思わない、親は僕を捨てたのだから


今日もまた、いつもと同じように実験のために白衣の人がくるだろうと思ったがいつまでも来ない、僕は疑問に思い扉に手を触れると、扉が崩れ去った、そして目の前には崩れた瓦礫や()()()()()()()に染まった景色そして最後にいつ見たのかわからない程の夕暮れに染まった青空、周囲には誰もいない、そして何も無い、僕はこれからどうすればいいだろうか


そして僕は歩いた、鬱蒼とした森の中をただひたすらに真っ直ぐとあてもなくそして大きな木の洞で幸せもあり苦痛もある普通な生活がしたいと望みながら眠りついた



どのくらい眠っていただろうか目が覚めて木の洞から出ようとすると足がつかない外を見ると周りにあったはずの森はなくなり僕の眠っていた木の周りにはたくさんの家が立っていたそして気の前には神殿が立っていた


木の洞から外を見ていると神殿からたくさんの人が出てきて、この木を拝んでいる、呼んだら下ろしてもらえるかな


「すみません、ちょっと降りるの手伝って貰っていいですか?」


僕が神殿から来た人に話しかけるとみんなびっくりした顔をしていたが、1番前にいた1番着込んでいるおばあさんは頭を伏せていてみんなに向けて何かをいった、そうすると周りの人も頭を伏せだした


何があったのだろうか、結局地に足を付けたのは1時間ほどたったあとだった


どうやら僕が眠っていた木は御神木となっていたらしく、その木の洞で眠っていた僕は神の子として扱われて新しい、そして1番に僕が眠って大体50年立っていたらしい


僕はまたひとつの部屋で過ごすようになった、結局いつもと変わらない生活に戻った


僕には1人があっているのだろうかそれとも...


前の研究所とは一つだけ違う所があった、それは僕のお世話をする人がいるという事だった、少ししか変わらなく見えるが僕には大きな変化だった


僕のお世話をしてくれる人は僕と似ていて少し違うそんな感じだった、一般的には珍しいオリジナルの魔法を使いお世話をする人というよりかは僕的には身内のように感じた


彼女は自分の親の顔を見たことがないらしい、彼女の母親は手紙に魔法使いの消えたお父さんを探しに行ってきます、この子の名前は沙彩ですとだけ書いてあったらしい


僕は前居た研究所と違い毎日が、楽しいとおもった、好きな事も赤色を見ることだけではなく、色んな人と話しができる毎日好きになった、これが幸せなんだと心の底から思って居た


ある日僕は神殿長に外に遊びに行きたいと願った、ダメだと思ったがあっさり了承がでたが一人ではダメだという条件付きだった


「この草はすりつぶして煮詰めると怪我にきく薬になるんですよー、あっ珍しい!この草滅多に見つからないんです、これはあらゆる怪我や病気を治すって言われているんですよっ!」


沙彩は物凄く物知りだった、神殿長が言うには僕のお世話を始める前はずっと本の虫だったらしい、沙彩は珍しい(僕には見分けがつかない)草を、オリジナルの魔法で小さな小さな瓶を作ってその草と保存用の水着を入れて小さなチェーンで輪っかを作り僕の首にかけた


「これで神の子様も大丈夫ですね!」

僕は沙彩が、両親に会うまでは守ってあげようと思った


そしてある日僕は重大なことに気づいてしまった、僕が自分の名前を覚えて居ないのだ、神の子と言われ続けているし、研究所でも一切名前が呼ばれてなかったのが原因だ


ある日「ねぇ、沙彩僕に名前がないことに気づいたんだけど」と聞くと、沙彩は首を傾げて、「神の子様は神の子様ではないですか」と当然のように言われた


「ねぇ沙彩僕に名前をつけてよ、物知りの君ならいい名前が思い浮かぶだろうし」


今日は思い切ってゆってみた

「神の子様に名前をつけるなんて恐れ多い!」と最初は拒んでいたが、何度もお願いすると指を顎に置いて呟きながら考えていた


「あの御神木様は富の神さまが宿っていると言われているから...ゆたか様は安直すぎるし...そうだ!御神木様の神の子だから光芽(こうが)様はどうでしょう!」


木の子供で芽なのかいいと思う光がどこかわからないけど


「じゃぁ今度からそれで呼んでね?」というと「わかりました!」と元気に返事した


そんな毎日が楽しい生活が何ヶ月も続いたある日の事、村に白衣を着た研究者らしき人がやってきた、その人にはなんとなくあったことがあるような気がしたが全くの別人だった


「すみませんこの村にいるという神の子様を拝みたいとですが...」

とやってきたそして僕を見つけるなり、手元にある資料を見だした

「ふむ、やはりあなたは私のお父さんな研究サンプルに類似している...私がお父さんを越えるためにあなたには私の研究サンプルになってもらいます」


と、何かよくわからないことを言っていた僕がキョトンとしていると、沙彩が


「絶対に神の子様...いいえ光芽様はわたしません!」

と言ってくれた


すると研究者はため息をついて、また来ますと言って出て行った、多分もう敷地に入ることすらできないだろうに...


そしてまたいつも通りの時間が過ぎていった、たくさん色んなことを知った、そんなある日僕の幸せが突如終わりをつげた


沙彩と森を探索しているといつかの研究者がやってきたそして右手に持つ刃物、その刃物を持って沙彩に走っていった、そして研究者が刃物を投げた


沙彩は落ち着いて前に出ると対物理のバリアを張った、僕は次に撃退用の魔法を準備していた、バリアが刃物を弾くと思われた瞬間バリアがガラスのように砕け散ったそして、後ろの僕に飛んで来たぼくの好きな赤色(血の色)そしてその赤色が周囲に付着する、沙彩を助けようと、応急処置をしようとすると心臓に突き刺さる刃物、僕が何をしようと絶対に助からない、


「やった、やったぞこれで研究サンプルが手に入る」


僕から大切をうばったその研究者(犯罪者)をあらかじめ準備した魔法で吹き飛ばした


しかし僕は諦めなかった心臓の刃物を抜いて僕は沙彩にもらった首にかけた薬草を保存液と一緒に飲ませた、すると沙彩はむせて血と一緒にはきだした、そして呟くように細く消えそうな声で


「光芽様...その薬草は...ご利益があると言われるだけで.....ごほっ、飲むようなものでは...ないのですよ...」


といった、僕の不勉強さを呪った僕がもう少し薬草などに詳しければ


後悔しても遅かった、沙彩は僕に向かって


「私のお父さんはきっとあなたみたいな人だったと思います」


と、言った後に動かなくなった、体温が下がっていった僕の周りには僕の好きだった色が一面に広がっているが今は見たくない、僕は空を見ながら考えた、


知識の足りない僕が悪いのか、僕を利用しようとした研究者が悪いのかそれとも僕から大切をことごとく奪おうとするこの世界が悪いのか


そう考えると僕は自然と笑いが出た、そうだこの世界が悪いのだ、だからこの世界がなくなれば僕は幸せも寂しさも怒りも悲しみも全て味合わずにすむ


そして存在しない魔法が口から出てくる



オーダー(絶対命令)




オールデリート(この世界を破壊する)



瞬間目の前が真っ暗になった狭い空間に押し込められたように体が自由に動かせない、


「大丈夫ですか?」

消されたはずの周りから声がきこえる


「いきてますかー」

勘違いではないようだ、目を開けて声の方を見ると自然と声が出た


「沙彩、沙彩なのか!?」

そっくりなのだ沙彩をそのまま成長させたようなそんな姿をしていた


「こりゃ頭が大丈夫じゃないですね、私は彩花です、」


人違いには見えない、絶対に同一人物なのだ


「今は何年か聞いていいかな?」


確信を得るために僕はこの質問をした


「今は西暦163年よ、それよりもその木の洞から出て来たら?」


やはり50年前に戻っていた、しかしそれでは本当に沙彩は存在しない木の洞から出て見るとそこには森が広がっていた、今まで見ていたのはゆめだったのだろうか、夢にしては実感がありすぎる別の世界にいたような感覚だった


彩花はすごく沙彩に似ている、ずれた50年を考えると母親ではないかと思っている


「それであんたは誰で何者なの?」


僕は彩花に、今までで一番の微笑みを見せてこういった


「僕は光芽、ただのオリジナルの魔法使い」


といって彩花に一輪のブライダルベールを渡した

花言葉は


幸福 願い続ける

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