中二病と魔法少女の歴史、1つ
一ヶ月も投稿しないで、申し訳ありませんでした!!
言い訳の余地なく、申し開きのしようもない程
サボってました!!!
誠申し訳ございません!
でも、あとがきで弁明させてください…
「じゃ、行ってくる...っね!(ピース)」
「おう!頑張るのじゃぞ!!」
「フフッ...行ってらっしゃい!」
目をキラキラと輝かせているミアとうつむき肩を震わせているリナに後ろ髪をひかれることなく建物の陰からそそくさと飛び出した。
いや、飛び出したと威勢のいいのは最初だけですぐに足取りは、さながらテストで赤点を取った学生のように重く暗いものになった。
今日も鼻メガネ越しに映る月や恒星の明かりは、いつも通り輝いて見える。
水銀灯の光が無いこの世界では、ここまで星は明るく見えるのか...
ん?いや、そもそもここは異世界。
あの月に似た衛星の様な物が本当に月なのか知らないし、ともすれば先程恒星と言ったあの何百年も前の光でさえも星かどうかさえ怪しい。
星座に関し予習していれば、あれが、デネブ、アルタイル、ベガと指差しこの疑問を解消できたかも知れない。
だが、夏の大三角だか冬の大三角だかを指差せないほど、俺の星に対しての興味は3日前に食べた晩御飯のメニュー程に毛ほどもない代物だった。
と、空に浮かぶ正体不明の光をぼーっと眺めてしばしの現実逃避に耽る。
だが、悪魔の前へとたどり着いてしまった。
勇気を持って第一声を放つ。
「...待たせたニャ」
悪魔は勿体ぶるようにゆっくり振り返り
「ようやく来...」
言葉を無くした。
...あまりに荒唐無稽、奇想天外、摩訶不思議な、ミラノのファションショーですら見ない、数世紀先を行くであろう異世界ファッションを見てどんな感想を抱くのやら。
「なんだその格好。馬鹿にしてるのか!?」
とふざけたこの格好を憤慨して怒るだろうか。
それとも
「フハハハハッ!何だその道化師じみた姿は!ハハハッ!」
と心底バカにしたように笑うだろうか。
はたまた、あり得ないと思うが
「おぉ!どうしたその素晴らしい衣装は!」
と目を輝かせるだろうか...
「おい...どうしたその服」
ゴクリと唾を飲み込んだ。
さて、怒る反応が普通だと思うが、笑えばリナタイプ、目を輝かせればミアタイプ。
鬼が出るか蛇が出るか。
「お前もしかして、虐められてるのか?」
...ん!?
「仲間外れにされてるのか?ハブられてるのか?無下に扱われてるのか?」
憐れみの目でじっと見つめた。
悪魔が示した反応は、まさかの同情。
辛い。
精神的に。
いっそ腹を抱えて笑ってくれた方が幾分かマシだった。
「煩いニャ!このフリフリの何処が可笑しいニャ!!」
一回転して横ピース。
「そ、そうか...気に入ってるなら良いんだ...」
「良くないニャ!!!」
杖を振り回し抗議する。
「フフッ...アハハァ...」
背後の建物から堪えたような笑い声が聞こえた気がした...
「ニャァ!もう!!さっさとこの悪夢のような時間を終わらせるニャ!!」
ギュッとステッキを握る手に力を込める。
一撃必殺。
一撃で終わらせようと一直線に狙いを定める。
だが、悪魔は、手を前に出しそれを制止した。
「まぁ、そう慌てるな」
手のひらの奥に覗く瞳に紫の焔が灯った。
「お互いに命を賭して戦うのに、名無しじゃ格好がつかない」
大げさな身振りで無駄に大きなマントをたなびかせると
「我が名は、世界に反逆し、創世の神に争う、大罪の悪魔が1人!歴史の殲滅者!ペイン!」
手を広げ羽を広げ、そう赤面しながらも高々と名乗った。
あいつも苦労してんなぁ...
何て、一瞬他人事の様にも考えたが、こちらも流石は『猫の予感』と『贈り物』の効果が混ざり合った極悪仕様。
この美味しいシチュエーションをやすやす見逃すはずもなく体は勝手に動き出す。
「ネコミミマジカル!!弱きを助け!悪を討つ!マジカル女神リン!さーんじょッ!ニャ!(ピース)」
「......」
身を切る冷たい風が吹き抜けた。
はて、突発的ゲリラシベリア気団が到来した気がしたのは、勘違いだろうか。
...しかし、到来したにせよ、してないにせよ世界中引っ掻き回してもこれ以上の最悪な口上はないと断言できる。
こうして今ここに、後世に語り継がれるペインと、リンの戦いの火蓋が切られた!
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「さぁ!これからが本当の最終幕!命を賭して、人生を賭けて、人格を捨てて突き進む結末!楽しもうじゃないか!」
威勢良く啖呵を切って手を突き出す。
「慟哭せよ!絶望せよ!!消し飛べ想い出」
ペインが詠唱を始めた。
それと同時に『猫の予感』がビンビンと危険信号を知らせてくれる。
が、俺は慌てず、ピョンと跳ねてから硬く握り込んだ手の人差し指と親指をピシッと立ててペインを指す。
「『ロック』ニャッ」
半身前にして尻尾を振り、白い歯を見せニッコリと笑う。
「最初から限界ギリギリニャ!史上最高の威力!史上最低の品格!!前代未聞のとっておきの技を喰らうといいニャ!!」
体の中の魔力を感じ取り杖へと移して行く。
何をどうやってやってるのか自分でもよく分からないが、全くもってそうとしか表現できない。
普段腕や足をどう動かしてるのか説明しようが無いのと同じように、体の一部のように動かしていく。
「『暗黒覇王真龍波』っ!」
十分魔力が集まった感覚の後、クルリとステッキを一回転させてから腕を真っ直ぐに伸ばしペインに向けてピタッと止めた。
「ネコミミマジック!!『マジカルキャット砲』ニャッ!!」
フォトンレーザーなのか、レールガンなのか、凝集光なのか、量子加速砲なのか、そんな科学考証はわからないがとにかく俺は、とびっきりのウインクにピースを乗せてステッキから目が焼けるほどの真っ白な一筋の光を放った。
黒と白。光と雷が混ざり合う。
元の世界ではとても目にすることのなかっただろう非現実的命懸けの景色。
そんな黒と白のペンキをぶちまけたような乱雑な光景が国一つかけた大一番だとは...
「全くふざけた世界ニャッ!!」
白い輝きがより一層強くなる。
「クソッこれが世界の運命かッ」
やがて白のペンキが世界を覆い尽くした。
いや...この度は、すいませんでした。
パソコン壊れたのは事実ですし、夏は忙しいのもありますが何より…私事で埋まった事もございます。
これからは頑張りますので...
(あ、これ何も弁解出来てない...)




