2ページ目 紀元前1000年頃 ヘグリス風芸術はマレニ風芸術?
難しくないよー。
プリタッ島やケプリオンに定住する前、マレニの人たちはヘグリス大陸に住んでいた。
場所はというと、年代によってまちまちだけれど、東はグラムの奥から、西はルガルトやムガルチア、南はイニャルイの真ん中ぐらいまで生活場所を転々としていった。決して、領地を広げたわけではなく、移動していたのである。(転勤族?)
当時(紀元前1000年ごろ)としては、かなり武装癖のある人たちだったようで、鋭利な武器、鎧を身にまとい、武装した馬車をイージーライダーよろしく乗り回しながら、各地の戦争にも傭兵として参加していたんだそう。(魔法に適正のある人は多かったらしいけど当時のマレニ人は気付いてない)
そんなワイルドなマレニ人が作った町のなかには芸術の町「アテント」もあったりする。
大陸のマレニ人たちは、キャッホーイと町を征服したんだけど、平家物語の「おごれる者は久しからず」の例にもれず、ときのうつろいの中で支配する立場から支配される立場に変わっていったそう。(なんだかホロリ)
ちなみにプリタッ島にマレニ人が入植したのと、大陸でマレニ人が栄えて衰えたのは、だいたい同時期。この大陸マレニと島マレニに、実際にDNA的共通点があるかないかってところは、今でも論争の的になっているんだそう。
それでも、マレニ文様とよばれるグネグネしてて見てると脳内麻薬が分泌されちゃうっぽい素敵な模様の起源は、グラムあたりだとも言われているので、全く他人ってことはないだろう。ねぇ。
紀元前1000年ごろの、そんな昔の話がなぜわかる?という疑問だらけのお話。
この話を読んでいて面白いか面白くないかって言われたら微妙なラインですよね。