ソラとアース
今回少しネタに走ってます
「はぁ、やっぱりお祖母ちゃんって強いよね・・・・・・」
私は少し離れた所からお祖母ちゃんの戦闘を見ていた
まぁ、戦闘と言うよりは蹂躙・・・・か
今のお祖母ちゃんは暗殺者の職業についている
暗殺者は闇に紛れ一撃で相手を行動不能、最悪死に至らしめる攻撃が得意な職業だ
だが、今のお祖母ちゃんの戦い方は明らかに暗殺者のそれではない
というより生来のお祖母ちゃんの戦い方が真っ正面から敵を倒す戦いだ
私としてはどうしてお祖母ちゃんが暗殺者になったのかわからない
一度それとなく聞いてみたんだけど、「狙っているスキルがある」って言っていた
それと、「キラは持っていたからキラが今までついたことのある職業で尚且つあの短期間になった幾つかの職業の中にあるはず」とも言っていたっけ?
お祖父ちゃんが持ってるスキルってほんとに数が多いからね
どれのことかはわからないんだ
最後に黒い笑みでお祖母ちゃんが
「あれがあればキラも・・・・・」
とか呟いていたのも気になる
まぁ、それは置いておくとしてお祖母ちゃんはこの戦闘で暗殺者のスキルを使ってはいない
元々風術なんて技を使うお祖母ちゃんのレベルが上がってその風術でできることが増えただけだ
その結果が地面に横たわる瀕死の大罪4人である
うん、念のために残ったけど必要なかったかもね
さっさとお祖父ちゃんの援護に行かないと
でもその前に一つだけ聞いておかないと
「お祖母ちゃんはどうしてお祖父ちゃんのために戦うの?もうお祖母ちゃんとお祖父ちゃんが結ばれる未来への道は閉ざされているのに」
そう、私がここに来れている理由はもうこの世界の行く末から私が生まれることがないから
それはソル君にも言えることだ
お祖父ちゃんがもうルーナさんと結ばれるという未来が無いからこの世界に来ることが出来た
寂しくないと言ったら嘘になるが別に私たちの世界が消えるわけでもない
なぜなら世界は分岐しているのだから
「確かに私はキラが好き・・・・だからこそ最後まで諦めることは無い」
「私がここに居ることがお祖父ちゃんとお祖母ちゃんが結ばれないという証明なのに?」
「違う」
「違うって・・・・・?」
「アースがここにいることで証明されるのはアースが産まれるという未来だけ。私がもしキラと結ばれたとしてもアースが産まれるとは限らない」
一瞬お祖母ちゃんの言ってることが理解できなくてきょとんとしてしまったが、よく考えればそうである別にお祖父ちゃんとお祖母ちゃんが結ばれたとしても確実に私の母親が産まれる訳でもなく、ましてや私は更にその娘なのだ。私の母親が産まれる可能性より尚低いだろう
そんな単純なことすらもわかってなかった自分に笑いが込み上げてくる
「確かに可能性は低いかもしれないけどそれで諦めるのは違う・・・・・それにもし選ばれなくても関係ない」
ん?関係ないの?
「いつか房中術のスキルを手に入れてキラをメロメロにしてあげればいいだけだから」
「ぶふぉ!」
思わず吹き出した
お祖母ちゃんが欲していたスキルって房中術だったの!?
そう言えば初代書き手のニーナさんが書いていた最大レベル2の成り上がりにも「房中術を使うソラにだけは勝てなかった」という記述があった
もしかするともしかするのかもしれない
少しそんな光景を見てみたくなって
「確か房中術は忍の職業のスキルだったと思う。忍の職業の転職条件は・・・・・暗殺者を極めることと転職を10回以上していること、転職させる人の転職師のスキルレベルなら4以上、職業なら60以上だったかな?」
これくらい書き手である私とっては朝飯前だ
私の情報にお祖母ちゃんは目を光らせると
「情報感謝する」
と微笑んだ
さーてと・・・・・この先どうなるのかを書き記せないのは残念だけど想像するだけでも楽しいから良しとしよう
そんなことを考えながら私はお祖母ちゃんと共に奥へと向かうのだった




