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転職と赤面

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!もう!しゃらくせぇえええ!!」


「「「「「グモォオオオオオオオ!」」」」」


俺のメガフレイムが5体のグレートファンキーカウを焼き払う


最初にグレートファンキーカウが出てきたときから薄々嫌な予感はしていたが、最初の扉から今いる5枚目の扉まで手を変え出現方法を変え、出てきたのは全てグレートファンキーカウだった


それも予想していた通りに一匹ずつ増えてだ


一つ目の部屋は普通に出てきたが、二つ目の部屋は筋肉を強調するようなポーズ(ボディービルダーがやってそうなあれだ)で出現。三つ目の部屋では二体が先ほどと同じポーズでいたと思ったら一体が天井からフライアウェイしての不意打ち(気配察知があったため関係なかった)四つ目の部屋では四隅にグレートファンキーカウの石像が置いてあり、それがグレートファンキーカウに変化して、ここ、五つ目の部屋では戦隊物みたいに5体でポーズを取ろうとしていたのでそこにメガフレイムを打ち込み纏めて焼き肉にした


勿論この焼き肉食べることができるので一応アイテムボックスに入れておく


・・・・・・可能なら入れたくはなかったがこれも少しでも充実した食生活のためだ


周りの視線に当てられて渋々と入れる


周囲からのいたい視線は俺が一度はこいつらをアイテムボックスに入れることを拒否したためのものだ


だって、嫌なんだよ


誰が好き好んでこんなうっとおしいだけの牛を進んでアイテムボックスに入れたがるんだよ・・・・


さてと、気を取り直して先ほどまでの戦闘でレベルが30に達したもの、元からレベル30に達していたものの転職を済ませてしまうか・・・・


今回転職するのは小鳥、ニーナ、タマ、シフル様、ルーナ、ソラさん、しずく、理名の7名だ


ソラさんは義賊の上位職業である暗殺者に


うん、義賊が何をしたら暗殺者になるんだとか考えてはいけない


ソラさんのテクニックと暗殺者の組み合わせとか最強じゃないかな?房中術とか覚えないか不安・・・・・無理か、色気が足りない(尚、ロリコン相手なら可能な模様)


そんなことを考えているとソラさんに睨まれた


その後で唇が動く


その唇を読んでみると


(あ・・・と・・・で・・・・ね)


こわっ!?いや、どうとでも取れる言葉だけどソラさんの顔が笑っていても目が笑って無いのがすごく怖いよ!


しずくは元の神官の上位職業である巫女に転職


元から巫女さんみたいな装備だったから一層マッチ感が増した


理名もついていた拳士の上位職業である拳王に転職した


タマは俺との従魔の繋がりがあるので別に奴隷でいる必要もないので今回格闘家へと転職


ステータス的には奴隷状態の方が安心と言えば安心なのだが何時までも奴隷でいるわけにもいかないので今回転職させた


ニーナも盗賊の上位職業である斥候への転職だ


問題はルーナとシフル様の転職だ


ルーナとシフル様はどちらも最上位職業についているため、強くなるには別の職業に手を出さなければいけない


成長限界短縮(弱)によってスキルは引き継げると言っても少しは迷う・・・・「魔法使いにします」「私は僧侶で」・・・はずなんだけどなぁ・・・


というわけでルーナさんが魔法使いに、シフル様は僧侶に転職をした


理由を聞いてみると


ルーナさんは「結界を張りながらも遠距離からの攻撃が可能な魔法使いが一番いいと思った」だそうだ


シフル様は「賢者のスキルは既存の魔法を組み合わせて作るため、少しでも魔法の幅が広がる僧侶を選びました」


とのことだ


ちなみに賢者の魔法作成能力は一応スキルなので転職時にきちんと引き継がれる


そう言えば賢者のスキルにはそんな制約があったなぁ・・・・ってことは従魔魔法なんて作ることができたシフル様は・・・・・


うん、これ以上考えるのはやめよう


後が怖いわ


さりげなくこちらをチラリと見たシフル様の目を見てそう悟った


ボク・・・・・・・ナニモ・・・キガツイテ・・・・マセンヨ?


ちなみにアースは元から魔法拳士で「必要ない」の一言で俺からのスキルも断っている


というよりも魔法拳士俺以外にもいたんだな


ゼンは、自身の影法師がユニークジョブなのでレベルが上限までいくと自動的にステータスを引き継いでレベル1になるそうだ


便利だなぁ


ちなみに俺が当たり前に使っている、このレベル上限時に転職すればステータスはそのまま引き継げる理論はユニークジョブ持ちのこの仕組みから予測がされ、実験されて本当だとわかったようだ


「さてと・・・・・もう考えたくも無いけど・・・・・」


考えることを放棄するためだけに転職を始めたのだがもう現実逃避はできないだろう


俺は現実と向き合わねばならない


俺はボスを倒したことで出現している扉を睨んだ


睨んで、睨んで、睨み尽くして、周りの視線が痛くなってきたので仕方なく扉をあける


「オラァ!どうせグレートファンキーカウ6匹とかなんだろ!?さっさと出てこいやぁ!」


そう叫んだ俺の目の前にあったのは次の階層へと進む階段だった


あっ・・・・・ハイ


なんだか周囲の視線が先程までとうって変わって生温かい


「ぶふっ!」


誰かが我慢しきれずに吹き出した


俺はあまりの恥ずかしさに赤面し転げ回ってしまったのだった


「⚪×☆ぬぉ◼▲↑→↔キチィ◎◯◼◻」

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