迷子と罠
昼過ぎるって活動報告では言ってましたが多分起きてからだと書く意欲がかなり下がるので起きてるうちに投稿
その分文章は短めなっておりますご了承ください
「さてと・・・・・・どうするかな?」
今、俺は一人で迷宮内をさ迷っている
これには二つの要因がある
まず一つ目の要因
俺が調子にのって
「もし俺が転移罠を踏んでも助けに来なくてもいよ。俺一人ならなんとでもなるし」
と見栄を張ったこと
そして、もう一つの要因が
「普通迷宮入って一歩目に転移罠置いておくか?」
そう、初めての迷宮でテンションが上がっていた俺は一番乗りとばかりに迷宮に飛び込んだのだ
・・・・・俺は子どもかよ!!
いや、隣でルーナが何かを叫んでいるなぁ・・・・・とは思ってたよ?
でも、興奮していた俺には届かなかったんだから仕方が無い
うん、仕方が無いんだ
「それにしてもコヨミさんの言ってた通りだな・・・・まさに迷宮ってのは殺しに来てる」
なんせ、一歩目から転移にパーティー解除、転移先は魔物の巣窟だぜ?
しかも普通第1層などで出るのはスライムやゴブリンまでと聞いていたのに出てきたのはどう見ても上位種にしか見えないウルフだった
更に言うと俺はルーナとマップを共有した後ルーナに薦められて50層までのマップをワザワザ購入したのだ
その俺のマップに俺の今いるところは写っていないつまりこれは
「いきなり51階層以降か、この罠専用の場所に飛ばされたってことになるな」
とりあえず探索を進めるとするか
そう前向きに考えて進もうとするが
「いや、それよりもまずは皆と合流する方が先決か」
心配している(であろう)仲間たちに無事を知らせる方が先だと考えて脱出石を取り出す
「脱出」
このキーワードで脱出できる・・・・・はずなのだが何故か脱出することができない
使おうとした当初はまばゆい光を放っていた脱出石も今ではただの石ころのように色がくすんでしまっている
「・・・・・・・まさかここ脱出無効化エリアなのか・・・・?」
いや、それなら本気で殺しに来すぎだろう・・・・
「まぁ、俺ならなんとかならんことも無いけどな」
いくら敵が襲ってきてもこの人外ステータスなら負ける気はしない
少なくともこの階層レベルの敵であればだが
「それにしてもひさしぶりの一人か・・・・・・」
思えばこんなに一人だったのはこの世界に転移させられて少ししてから以来だ
ニーナとタマを買ってから一人でいることの方が少なかったからなぁ
寂しい
不意にそう思ってしまえるのが不思議だ
この世界に来る前までは一人が当たり前で、こんな俺に話しかけてきてくれるのは物好きな小鳥か、事務連絡をするときのクラスメイトだけだった
だから一人には慣れてるはずだ
それなのに寂しいと思えるようになってしまっている自分に驚いてしまった
「これじゃあ俺がニーナ達を救ったんじゃなくて俺がニーナたちに救われていたんだな」
改めてニーナたちのことを大切に思えてきた
「さてと!そんな二人に会うためにも全力をだしてさっさと脱出しないとな」
そうして、なんとか脱出無効化エリアから脱出できたが、小鳥たちは外に出てきてはいなかったようで、脱出石を買ってからもう一度迷宮へと潜った
今度は先程踏んだ罠をふまないように
ピカッ
俺が今踏んだ場所から魔方陣が発生する
「へっ!?」
驚く暇もなく魔物の群れのなかに放り出された
「今度は二歩目かよ!!」
こうして俺は再び元の場所へと戻る事になったのだった
それでは作者は眠りにつきます
よい夢を!
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