表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/148

準備と理由

「さてと・・・・・・人生初迷宮。挑戦してみますか」


まぁ、日本には迷宮なんて物がなかったから当然っちゃ当然なんだが


昨日はルーナの話を聞いてそのまま就寝し、今日朝起きて準備がすんでからすぐに俺たちは迷宮の入り口まで来ていた


その準備もほとんどがルーナ主体でされていたため、少しだけきまずく思ってしまっていたのだが・・・・・


ルーナが準備してくれたのは以下の物である(勿論お金は俺が出した)


食料十食分×5人前


迷宮内で使用できる時計


脱出石×20個


水分一樽20リットル入を5樽


HPポーション8本


MPポーション10本


アイテムバッグ×4つ



アイテムバッグとは斥候のスキルアイテムボックスと同じような能力を持つ鞄のことだ


なのでアイテムボックスを自前で持っている俺には必要なかったりする


そのアイテムバッグの中に(俺はアイテムボックスの中に)各自食料やアイテム等を入れていく


ちなみに俺だけポーション類の配給は無しである


・・・・・解せぬ


「そう言えばなんでワザワザアイテムバッグを買ったんだ?俺のアイテムボックスに全部入れとけば良かったんじゃ?」


「確かにキラ君の言うことも一理あるね・・・・・アイテムバッグは盗まれたら中身全て奪われるリスクもあるし・・・・・はぐれたとしても脱出石で外に出られるんじゃない?」


小鳥も同じような疑問を持っていたようだ


「確かにそれはそうなのですがダンジョンの中には転移罠と同時に脱出不可能ゾーンというものが同時についている凶悪な場所がありまして・・・・」


脱出石を一人辺り5個も用意しているのはそこが原因なのだそうだ


実はこの脱出石脱出という名前でありながら実は入るときにも使えたりする。入るときに使うと前回脱出石を使った場所に一気に行くことができるのだ


なので


パーティーがはぐれた時点で脱出石を使用


外の様子を確認して仲間が脱出してきていない場合で、尚且つその仲間を見捨てない場合はもう一度脱出石を使い、もとの場所に戻った後、はぐれた仲間がかかった転移罠に全員でワザとかかることで合流する


この時点で脱出石は二つ消費しており、脱出無効化エリアから出てから使う脱出石一つと予備で二つずつ確保しておくために買ったそうだ


ちなみに何故予備が必要かと言うと脱出石を脱出無効化エリアで使用すると、効果が発動しないだけではなくその脱出石が効果を失いただの石ころになってしまうのだ


なのである程度まで進んだら脱出石を使用するを繰り返すことで脱出無効化エリアから脱出できたかを調べることができる


脱出無効化エリアから脱出する前に予備がなくならないのかと言う疑問も出るかもしれないがそれはほとんどないそうだ


脱出無効化エリアはある程度大きさが決まっており、使用したにしても一つか二つまでで脱出出来るところまで行けるとルーナが言っていた


まぁ、そこはルーナを信じるしかあるまい


「でもパーティー組んでるんだし、マップ共有できるからそこまで一直線に行ければ問題ないんじゃ・・・・・」


尚も質問を重ねる小鳥だがそれには俺が答えることができる


「それが無理な場合もあるぞ?ほら、忘れたのか?あの依頼で行った屋敷にあったやつ」


あの依頼とは勿論カーズベルト公爵にソラさんを含む大会参加者が拐われた依頼のことだが、流石にS級とはいえ参加していなかったルーナにその事を話していいのか躊躇われたため、少しぼかした


ルーナもそれを理解しているのかワザワザ聞いてくることは無かったので助かったが


話を戻して、依頼で行った屋敷にあったやつとは勿論転移させると同時にパーティーを強制的に解散させる転移魔方陣だ


コヨミさんは迷宮で似たような罠の存在を聞いたことがあると言っていたから多分この迷宮にもあるのだろう


小鳥もそれを思い出したのか納得した顔をしている


ちなみにこうしてワザワザ罠にはまりにいくのは、正直な話あんまりおすすめできないらしい


まぁ、そうだろう


罠の転移先が即死するような場所の可能性もあるのだ


つまり最悪の場合無駄な犠牲者を出すことにも繋がるのだから


まあ、助ける場合はそのリスクも考えた上で行動しろってことだろう


その後質問などは途切れたので俺たちは遂にダンジョンへとはいった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ