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魔装と激闘

背中の翼を開きコヨミさんと相対する


「まだ制御できないんで死なないでくださいね?」


「いやいや、死ぬような攻撃をしようとしないでよ!」


俺の言葉にコヨミさんの正論が飛んでくるがそんなものは知らない


まぁ、本当に死ぬことは無いと思う


きっと・・・・・多分・・・・コヨミさんならなんとかなるんじゃないかな?


翼から魔力を放出して推進力を作り、コヨミさんに攻撃をする


コヨミさんはぎりぎりのタイミングでそれを回避した


「あっ・・・・やべ・・・・」


どごーん


俺は推進力を殺しきることができずに壁にぶつかってしまった


「いたたたた・・・・・」


不死鳥をイメージした朱雀の回復能力のお陰で痛み自体はすぐに消えていくから問題は無いのだがやはりまだコントロールはしきれていないようだ


「っ!!?」


いきなり気配察知に反応があったので俺はそちらを見る


そこには純白の聖布が・・・・


「がふっ!」


見とれていてコヨミさんの踵落としを喰らってしまった


そこにコヨミさんからの追撃だ


俺は慌てて翼を盾のようにして攻撃を受ける


その後翼を大きく振ってコヨミさんを退かせるとほんの少しだけ推進力を使い、舞台の真ん中に戻る


「いきなりなにするんですか!!」


「隙だらけのキラが悪い」


またまた正論で返された


ぐぅ


その後は少しだけ慣れてきたこともあり、推進力を上手に使った攻撃を使い五分五分どころか少し押してるくらいの展開まで持ち込むことができた


まず、この戦いなのだが長くなればなるほど俺の有利なのだ


なぜなら俺は朱雀の回復能力で自動的に傷も痛みも治っていくがコヨミさんはそうもいかない


つまり、コヨミさんだけが一方的にダメージを受けるだけになるのだ


コヨミさんもそれを感じていたのか


「こうなったらこっちも行くよ!」


と言ってこちらに走ってくる・・・・・消えた!?


「後ろだよ!」


「ごっ!」


後ろからコヨミさんの回し蹴りが炸裂した


どういうことだ!?今コヨミさんを気配察知でとらえることができなかった


いや、今もまだ気配察知にコヨミさんの気配を感じることができない


キョロキョロとコヨミさんを探すが見つからない


まさかまた後ろなのか!?


そう思い振り向くとそこには拳を振りかぶったコヨミさんが


「おっ!?」


「ぶべら!?」


コヨミさんが一瞬驚いたような顔を見せたが俺はそのまま顔面を殴られ吹き飛ばされる


その時に歯が一本折れたがその程度なら朱雀の回復能力でもとに戻るようだ 


折れた歯がもとに戻っていく感覚って気持ち悪いな


それにしてもこれはどうすればいいのかわからない


気配を感じさせずに攻撃してくるのか・・・・


視界にコヨミさんがいないため念のために翼で背中を守る


ガン


背中から衝撃


「へぇ、もう対応できるようになったんだ・・・・」


後ろから聞こえるコヨミさんの声に俺は冷や汗をかく


さっき後ろを向いたのも今背中を翼で守ったのも偶然なのだ


つまり、俺はまだコヨミさんの攻撃には対応しきれていない


とりあえず目で見ることのできない背中は翼で守るとして問題は前から来たときだ


反応しきれるか・・・・


「ってうおっ!?」


いきなり目の前に現れたコヨミさんに反射的に回し蹴りを放つ


コヨミさんはそれを楽々よけると俺に一発いいのをぶちこんでくれた


「ぐはっ!」


空中に浮いた俺に何発も攻撃が加えられる


「いってぇ・・・・」


これで痛いだけですんでいるあたり俺の人外さはまたとんでもないことになっているのだが今の俺はそんなことにすら気づけていない


それにしてもあの動き見たことがあるような・・・・


目の前や後ろにいきなり現れるのって俺の隠密と俊足の合わせ技ににている気がするのだ


「コヨミさん・・・・・それってもしかして・・・・」


「ありゃ、やっぱり気づかれたか・・・・キラも普通に使ってたしね」


あっ、やっぱりそうだったのか


どうりでソラさんも対応が早かったわけだ


いつも戦っているコヨミさんが使っていたのなら対応も難しくはないよね


ん?ってことはコヨミさんの職業って・・・・・


こんなに近接戦が強くて白なのに盗賊系統なの!?


・・・うん、下着の色は関係なかった


だって見えたんだから仕方がない


見えるのは試合にスカートなんてはいてくるのが悪いと思うんだ


とまぁ、現実逃避は置いておくとしてここからどうやって勝つのか考えなくてはいけない


コヨミさんは俺とは違い普通にレベルは上がる


だから隠密の起動時間もかなり長いはずだ


だから時間切れなんて狙えないし起こさないだろう


それに純粋に殴りあって削りきれるかというのも微妙だ


こちらからの攻撃は今のところ当たらないし、カウンターをもらう。俺は傷こそ回復するものの一発で気絶させられたらそれで終わる


疲れたところを一発で仕留められる可能性が高いだろう


一つだけ勝つ手段が無いことも無いんだけどかなりリスキーなのだ


それこそ、ソラさんとの試合に最後にソラさんが使っていた技のように


しかし、今の状態で勝つにはそれしかないか・・・・


俺は覚悟を決めて手の上にメガウォーターを球状にして出現させる


それを見たコヨミさんは俺が何をするのか察したのか俊足で距離をつめてきたがもう遅い


俺はその言葉を口にした


「重装-青龍-」


俺を中心に赤と青の魔力の波動が吹き荒れた

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