侵入と発見
昨日は更新できなくてすいませんでした
活動報告にも書かせていただきましたが昨日は色々と修正をしていたため、更新をしておりません
話の大筋自体は変わっていないですが、設定の一部が変わっているため、よろしければご確認ください
大きく変わっている場所は第11話のニーナとタマがついてくる理由です
読者の方にご指摘いただいたのと作者自体もこれは無理があると感じていたための変更となりました
これからも成長限界チートで異世界無双をよろしくお願いします
「ここは?」
転移魔方陣を使用して出た先は広い大きな部屋だった
正直、どこの砂漠か海の中にでも転移させられるのかと怖かったのだがそんな心配はいらなかったようだ
「皆ちゃんといる?」
「大丈夫よ」
「問題ないわ」
「うん」
小鳥、コヨミさん、ニーナの順番で返事をくれる
あれ?タマからの返事がない?
そう思ってタマのいる方を見ると首をかしげていた
「どうしたの?タマ」
タマに問いかけるがやはり返事は返ってこずに首をかしげるだけだ
珍しいな・・・・タマが返事をしないなんて・・・・あっ、もしかして
俺はあることを確認してその予想が確信に変わった
「皆、パーティーが解除されているみたいだ。パーティーを組み直そう」
「なるほど、さっきの魔方陣かしら?たまに迷宮とかであるのよね。こういう罠が」
コヨミさんの話によるとこの世界には迷宮というもの(ダンジョンともいう)があり、そこには多種多様な魔物と殺しに来ているかのような罠の数々、そして様々な宝が眠っており、そこで似たような罠の存在を聞いたことがあるらしい
っていうかダンジョンでパーティーを分離する罠ってえげつないな
小説とかではダンジョンって役割を決めて進むものなのにそれを分断するとかきついにも程がある
とりあえず俺たちはパーティーを組み直して改めてタマに大丈夫か問いかける
え?別に必要ない行為なんじゃないかって
いや、必要なんだよ・・・・・多分
まぁ、返ってきた言葉は
『皆に言葉が伝わらなくなびっくりしたけど大丈夫なのー』
だったが
しかし、おかしい
さっきからある程度騒いでいるはずなのに近くにいると思われるソラさんどころか誰も出てこない
転移魔方陣が家らしき所に繋がっていたことからあんまり考えたくもない想像があったため、入ってからここまで気配察知をビンビンにしているのだが察知している反応全てが動かないのだ
察知できている数は全部で20人で、大部屋にその内の9人、小部屋に3人、残りの8人はバラバラな所にいる
「とりあえず情報は集めないとな・・・・」
俺の言葉に頷く皆二手に別れて探索することになった
俺、ニーナ、タマの組とコヨミさん、小鳥の組だ
コヨミさんは一応気配察知を持っているらしいので気配察知ができるメンバーを分散させて、そこに護衛となる人物を置く形だ
俺の護衛?俺はある程度は強いし人間相手ならS級かソラさん並みの技量を持っている人相手じゃなきゃ怖くはないね
いざタマとニーナを守りきれないと感じたらタマの魔血封印を解放してニーナを連れて逃げてもらえばいいだけだ
とは言っても今のタマでは己を見失わずに解放できるのは50パーセントまでで、それを越えると前みたいな暴走状態になる
暴走状態は体に負荷がかかりすぎて危険なので暴走状態にはさせたくない
・・・・・というよりもあの状態のタマとはもう対峙したくない
それに解放するのが50パーセントでもそうそう負けないくらいのステータスをタマは持っている
ニーナを連れて逃げるだけならなんとでもなるだろう
こうして俺たちは簡単な作戦だけはたててソラさんと捕まった人達を探すために行動を開始した
言葉は基本的に口には出さずに念話で会話をし、それぞれ別の気配に向かって進むことにしている
俺は9個の気配が集まっているところへ、小鳥とコヨミさんは3つの気配が集まっているところだ
場所的には9個の気配が集まっているところの方が近かったため、比較的にすぐつけた
しかし、ついた所でニーナが眉をしかめる
『おかしい。中から何の声も聞こえない。この家全てが防音の素材でできているとか考えられないんだけど・・・・・』
『とりあえず中に入ってみる?』
『そうね・・・・もし騒ぎとかが起こるような事態になったら速攻で二人と合流するってことでいいんじゃない?』
一応ここで説明しておくと、俺たちの作戦は二つに別れている
一つ目はこうして、こっそりとソラさん(+α)を探す作戦
それが失敗又は難しいと感じたときにはわざと騒ぎを起こして家の人間全てを誘い出す作戦だ
もし、ソラさん(+α)が捕まっているのだとすれば動かない気配があるはず、その数がどうであれ今日捕まったばかりのソラさんが動かない気配の中にいる可能性は高い
というより、ソラさんが魔方陣の周辺にいなかった時点で俺はソラさんが捕まった可能性が高いと考えていたのだ
いくら強いとは言っても俺との試合でMPは使い果たしていたし、不意打ちでもされれば捕まってしまう可能性も低くはない
しかし、そう考えると弱くても不意打ちでソラさんを倒せるレベルのやつがいるってことか・・・・少しだけ気をつけないとな
そう思いながら俺は9個の気配が集まっている部屋の扉を開けた
中には・・・
ソラさん以外の闘舞祭で負けたメンバーがいた
しかし、なんだか目は虚ろだしどこ見ているかがわからない
『これは決定的だな・・・・』
とりあえずどうしようか?と考え始めた途端に中にいた一人の顔がこちらをむいた
あっ、意識はあったのか
「おーい。助けに来たぞ」
と声をかけると残りのやつらも全てこちらを向く
その動作がぴたりと揃っていて少し怖い
しかし、俺は一つ失念していた
俺が普通に扉を開けることができたように扉には鍵がかかっていなかったし、開けた瞬間警報がなるわけでもなかった
なのに中のやつらは逃げてなかったのだ
それの示すところはつまり、中の奴等には逃げる意思がなかったってことで・・・・
「侵入者・・・・排除する」
中にいたメンバーが俺たちに襲いかかってきた




