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帰宅と襲撃

「ただいまー」


「お帰りなさい。どうだった?キラ君」


家に帰ると真っ先に小鳥が出迎えてくれた


そうそう、この1ヶ月間で俺たちの呼び方も変化していた


今までは副委員長とずっと呼んでいたのだが小鳥が


「日本にいたときならともかく、今はこの世界にいるんだから副委員長はやめて」


と言ったため、小鳥と呼ぶことになった


その時から小鳥も俺のことをキラ君と呼ぶようになっている


日本にいたときに小鳥にこんな呼ばれかたをしていれば瞬間的に極寒の視線を叩きつけられただろうが、幸いにもここは異世界でクラスメイトが一緒にいるわけでもないのだ


それに小鳥ほどの美少女に下の名前で呼んでもらうのが嬉しくない男などいるだろうか?うむ、いないに違いない


っと話が逸れた


今日の予選の結果だったっけ?


結論から言おう


「楽勝だったよ」


確かに開始直後から矢神と藤堂が襲いかかかっては来たんだけど二人とも凄く弱く感じたのだ 


ステータスは確認しなかったが多分あれだと第2次職業のレベル20くらいじゃないかな?


どうしてあいつらがこの大会に参加しているのか謎なくらいだ


明らかに矢神や藤堂と戦った後に戦った人たちの方が強かったしな・・・・・


それよりも気になるのが買った後に渡されたこの「本戦出場者内定チケット」だ


この「内定」の部分とチケットに俺の名前が書かれていないところに不安を感じる


「少し買い物に行ってくるよ」


杞憂だったらいいんだけど・・・


これが盛大なフラグ建設だということをこの時の俺はすっかりと忘れていたのだった


「ようやく見つけたぜ?佐藤・・・・どんなズルしたのかは知らねーが本戦内定チケット・・・手に入れたんだろ?俺たちに寄越せよ」


「って言っても力ずくで手に入れるんだけどなぁ・・・・・ヒャッハー!」


うん、嫌な予感が当たったよ


っていうか二人ともさっきの大会では時間の無駄とばかりに一瞬で気絶させたから俺に倒されたとは思っていないんだろうなぁ・・・・・


そういえば前にもこんなことがあったような・・・・


軽く現実逃避しながら俺は二人を空合気で地面に叩きつけた


「うぐっ!」 


「ふぐぉ!」


こんなところで戦ったら街に被害が出る可能性もあるし、ここはさっさと立ち去るに限る


元々空合気は相手の勢いを利用して地面に叩きつける技なので相手の勢いに比例して威力が上がる


なのでさっきみたいに勢いが大してない(実力がない)相手だと意識を刈り取るまで至らなかったりすることがあるのだ


「佐藤・・・・・てんめぇ・・・・・何しやがった!」


「絶対に許さねぇぞ!ゴラァ」


案の定襲いかかかってくる二人・・・・・武器まで抜いて


「きゃあぁああ!」


「うわぁああああ!」


「逃げろ!殺されるぞ!」


さっきまでは遠まきにして見ていた街の住人が我先にと逃げ始める


なんかやばそうだな・・・・・・


まぁ、この二人相手なら相手が武器を装備していようとこっちは素手でも勝てそうな気がするけど


「死ねぇえええええ!」


ってええええ!?いきなり命狙ってくるの?


それは流石に勘弁して貰いたいので矢神が持っているナイフをかわして矢神に軽めの腹パンを決める


「げぶほぉ!?」


矢神が吹っ飛んでいく


「矢神!?佐藤てめぇ!絶対に許さねぇぞ!」


まるで某孫悟空がスーパーサ⚪ヤ人になる前のような雰囲気を醸し出しながら藤堂も襲いかかかってくる


いやいや、矢神がぶっ飛ばされた時点で実力差を察しろよ


そう思いながらも仕方なく藤堂に腹パンを決める


「ふぅ」


二人が気絶していることを確認して買い物の続行をしようとするといつの間にか後ろに誰か立っていることに気づいた


「っっっっっっ!!!!???」


間髪入れずに距離をとる


「へぇ・・・・・少しは楽しめそうだね」


そこには中華服に身を包んだ可憐な美女がいた


「何のようでしょうか?」


断言してもいい、これ絶対にめんどくさいことになるパターンだよ


「あなたの持っている本戦出場者内定チケット・・・あなたが持つにふさわしいか私がテストしてあげる」


そう言って美女が構える


またこのパターンかよ!


「幸いにも今は回りに人はいないし・・・・始めましょうか。私は-猛虎-の二つ名を持つA級冒険者コヨミよ」


相手が名乗ったってことは俺も名乗らないとダメなんだろうな・・・・・


「-鬼神-の二つ名を持つS級冒険者佐藤 キラだ」


俺の名乗りに美少女・・・・改めコヨミは眉を上げると


「へぇ・・・・あなたが例の・・・・」


と呟いた


「さぁ・・・・行くわよ!」


コヨミがその言葉と共に勢いよく地面を蹴った

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