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論争と帰還

今回ルート分岐が発生します


もしかしたら気分次第で閑話扱いで本筋とは別のルートを書くかもしれません


できれば感想欄にて書いてほしいとか書いてほしくないとか意見ほしいです


意見が無い場合作者の気分次第になります


ちなみに今回は


-聖女-ルートとメインルートで分岐します


今回はメインルートを選んだと仮定して話を進めます


-聖女-ルートやらなかった場合気持ち程度に張っていた伏線が活かされなくなる可能性が大きくなります



「どうしてこうなった・・・・・」


俺は確かノルンのギルドマスターであるガリレオからの依頼を終えて、S級冒険者である-聖女-のルーナさんが持っていた通信機で依頼の完了と敵の制圧を報告


中々信じてもらえなかったがルーナさん自身がそれを認めたことと、偵察に来た冒険者が魔物を見つけられなかったためにガリレオを含めた避難していたノルンの街の人達が街に戻ってきた


幸いにもルーナさん達は街の外側を拠点としていたため街への被害は軽度ですんだ


なんで街の外で戦っていたはずなのに軽度とはいえ被害が出ているのかって?


・・・・・それは聞かない約束ってやつだと思うんだよ


はい、すいません。俺が爆走中に少しばかりはね飛ばしていきました。反省してます


まぁ、それはそれでいいんだよ


それはそれとして問題は


「なぁ、キラよ。ノルンのギルドに来ねーか?ノルンは良いところだぞ?」


「それは良いですね。そうだ!キラさん!私たちと一緒にパーティーを組みませんか?私たちもキラさんみたいな強い人なら大歓迎ですよ」


「ガリレオ・・・・-聖女-いい加減にする。キラはうちの大切なギルド員で私が任命したS級・・・・勝手に引き抜くのは許さない」


今俺達の目の前ではノルンギルドマスターであるガリレオ、-聖女-のS級冒険者ルーナさん、王都ギルドマスターであり、-全智-の二つ名を持つソラさんが睨みあっている


原因は明白である


ソラさんは人物鑑定で俺のステータスを読み取れるから俺の職業がコロコロ変わっていることや職業が変わっている割にはステータス減少が無い(むしろ増えている)ことにも気づいているだろう


少し聞いた話だと俺のステータスは今や並のS級を越えているらしいからそんな戦力を手元に置いておきたいというのは、組織の長として当たり前の心情だろうし


ルーナさんは目の前でかなりの数の最上位種を倒した俺の勧誘


ほとんどワンパンだったし、ルーナさんはどちらかというと守りのS級らしいから攻めのための戦力が上がるのは大歓迎なのだろう


ガリレオは俺の強さやステータスまではわからないだろうがソラさんと同じような理由だろう


なんで俺がソラさんはソラさんなのにガリレオはガリレオって呼び捨てなのかって


イケメンに敬称なんて使う必要は無いと思うんだよ


というわけで目の前では俺を巡った修羅場もどきが発生している訳ですよ


・・・・・俺の意見も聞かずに


なんなの?もしかして俺が「やめてぇ!私のために争わないで!」とか叫んで仲介でもするのを待ってるの?


しないからな?絶対


まぁ、俺としてはどこにいようとニーナとタマが楽しそうにしていればいいんだけど


・・・・もうすっかり兄とか父の心情だな


そんな現実逃避をしている間にも事態は着々と進んでいた


・・・・・主に不味い方向に


ようやく3人で話しているだけではらちがあかないと理解した3人がこちらへと話を振りだしたのだ


「なぁ?キラ・・・うちのギルド員にならねぇか?うちのギルド員になったら色々と優遇してやれるぜ。うちは実力主義だからな・・・・お前さんレベルのやつなら何時でも大歓迎だ!」


「キラさん。うちのパーティーに入りませんか?実は私たちには・・・というか私にはどうしてもやりたいことがありまして、それを成すためにもキラさんには私のパーティーに是非とも入っていただきたいんですよ!」


「私はキラの秘密を少しは知っている・・・・なのにそれを黙っていてあげている恩を忘れたりしないよね?それに・・・・まだ報酬も払い終わってないのに出ていかれても困る・・・」


ソラさん!?それじゃメリット提示というよりも脅迫ですよ!?


(ルート分岐が発生します)


ガリレオの提案を飲む→論外


聖女のパーティーに入る→-聖女-ルートへ


ソラさんの脅しに屈する→メインルートへ



ソラさんの脅しに屈するを選択しました



「すいませんルーナさん。お誘いは嬉しいんですけど俺はまだ王都から出る予定はないんです。よければまた誘ってくれませんか?」


「そうですか・・・・まぁ、何となくわかってはいましたが残念です」


残念そうな顔をするルーナさんに俺はいつの間にかアイテムボックスの中にあった謎の鉱石をプレゼントすることにした


力が必要というのなら少しは助けになってくれるだろう


「よければこれを使ってくれませんか?いつの間にかアイテムボックスの中にあったし俺たちは特に必要としている訳じゃないので」


そう言ってから目の前にその鉱石


EXP鉱石を出す


EXP鉱石


余剰な経験値が凝縮されてできた鉱石


使用すると使用者に大量の経験値を与える


「これは!?EXP鉱石ですか!?しかもこんなに沢山!」


確か127個だったかな?この戦いに来る前は29個とかそこらだったのに、この戦いが終わってから確認したら、急激に増えていた


「ルーナさんが強さが必要と言っていたので・・・よければ使ってください」


「いえいえいえいえ!こんな高価なもの頂けませんよ!確かにこれがあれば私たちの目標の達成に随分と役に立ってくれるとは思いますが・・・・・これ売ればかなりの値段になるんですよ!?」


「お金なら今回と前回の報酬でたんまり入って来ますし、もしこれを売ってもどうせお偉いさんのコレクションの肥やしになるのがオチだと思いますしね・・・どうせならもっときちんと使ってくれる人にもらってほしいんですよ。どうしてももらってくれないというなら買い取ってください・・・・金貨1枚で」


本来ならば金貨1枚で買えるようなものではないのだが、わざわざ金貨1枚で請求したのはその方がただでもらうよりも使いやすいだろうと考えたためだ


ルーナさんもそれに気づいたのか、少し微笑んでから


「わかりました。それではありがたく金貨1枚で買い取らせていただきますね」


と俺に金貨1枚を渡して義賊の人にしまってもらっていた


「ただしです」


ルーナさんが続ける


「何か困ったことがあったら私に連絡をしてください。S級冒険者-聖女-の名に懸けて可能な限り手助けに向かいますから!」


その提案は俺にとってもありがたいものだった


確かに単純な戦力という意味では言っては悪いがルーナさんは俺よりも弱い


しかし、その守りの力や人脈といった場面では確実にルーナさんの方が上なのだ


「わかりました。それではその時は是非ともよろしくお願いします」


そうして俺は皆と一緒に王都へと帰ることになった





毎度毎度のことながら俺は呪われているのだろうか?


「佐藤、少しは強くなったと聞いた。俺のパーティーに入れてやろうか?勿論、よければそこのお嬢さん型も一緒に」


王都へと戻った俺を待っていたのは意味不明なことを言っている委員長だった

是非とも感想欄にルート分岐後の話を書くか書かないかをお願いいたします


もう少しで第1章終わる予定なので分岐を書くとしたらそのタイミングになるかなぁと思っています

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