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防衛戦と救援

バイトの関係で本日1話しかアップできないです申し訳ございません!


今回最初は主人公視点ではありません

「ぐっ!」


いきなり飛んできた魔法を魔力で作った壁で止める


私の職業である結界師は神官の上位職業である巫女を極めて、尚且つ防御の数値が120、魔力の数値が180を越えると転職することができる職業で、MPを使い様々な結界を生み出すことができる職業だ


その守りは堅固で最上位種の攻撃でさえも凌ぎきることができる


・・・・・・その最上位種が1体であればだが


頼りになる仲間達と共になんとか3体の最上位種を倒すことはできたが目の前にはまだ27匹も最上位種がいた


基本的なS級冒険者が一度に戦って勝てる最上位種は平均で4体


つまり30体もの最上位種が襲いかかってきている時点で私たちのパーティーの勝利はほぼ絶望的である


それどころかこの世界にいるS級冒険者は7人


つまりこの世界のS級冒険者全てを集めても倒せない可能性まであるのだ


まぁ、最上位種の中にも強さに差があるので一概にそうとも言い切れないのだが


逃げに徹すれば逃げ切ることはできるだろうが私はそれを良しとしなかった


自らの目的のため、そして少しでも多くの人を救おうと冒険者になり、それを信念に依頼を受けた


気がついたら信頼できる仲間ができていて-聖女-という二つ名とS級冒険者という肩書きを手に入れた


だからこそこの力は戦う力のない人達を守るために使おう・・・・


そう決めたのだ


だが、それももうすぐ終わるだろう


いくら私がS級の中でも上位クラスのMPの持ち主といえども30体もの最上位種の攻撃を何時までも受け止め続けることはできない


仲間の大魔導師のMPもMP回復ポーションも尽きてしまった


仲間の騎士や拳王達の体も傷がつき始めている


私に攻撃手段さえあればもっと沢山の最上位種を倒すことができていたのかもしれない


しかし、私の職業である結界師に(少なくとも私のレベルである89まで)は攻撃の手段がなかった

 

だから私達のパーティーでは最上位種をまだ3体しか倒せていなかったのだ


「皆・・・・・ごめんね・・・」   


MPがもうすぐなくなることを予感し呟く


敵はまだ沢山いる


私のMPが切れた瞬間に私達は蹂躙されることになるだろう


「へっ!問題ねーよ!死ぬ覚悟もなしにここに残った訳じゃ無いからな」


「こうなったら一体でも多くの魔物を道連れにして死んでやんよ!」


「魔力が無くたって囮くらいにはなってやれるからよ」


「今回はあんまり力になれなかったが最期の一瞬まで付き合うよ」


騎士、拳王、大魔導師、義賊のメンバーがそれぞれ言葉をかけてくれる


皆私には勿体ないくらいのメンバーだ


まだ皆若いからこれから先の努力次第でもしかしたらS級になれたかもしれないのに、ここで私に付き合ったせいで命を落としてしまう


それなのに最後まで私を支えてくれている


だから


私が最後まで諦める訳にはいかないの


そう決意した時


「「・・・・・・・・っ!!」」


後ろの方から悲鳴とも絶叫とも取れない声が聞こえた気がした


まさか魔物達が私たちを迂回して後ろを!?


いや、気配察知を持つメンバーが二人もいるのにそれは考えられない!


だとしたら一体何が!?

 

「おい!なんか4人ほどすごい勢いでこっちに向かってる!」


「敵性反応は無いが・・・・なんだ!?このスピードは!!」


気配察知を持つ二人、義賊と拳王が後ろを見ている


どうやらそちらから誰かが来るようだ


・・・・この死地となっている場所に


「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」


今度ははっきりと聞こえた


女の子の悲鳴だ


それも二人分


早く逃がさなくては!


このままではこの悲鳴の持ち主たちまで巻き込んでしまう


そう思い後ろを見ると


「ふぇ!?」


人が引っ張っている馬車がすごいスピードでこっちに突っ込んできていた


「えっ?ええええぇぇえぇえ!?」


馬でなく人が引っ張っているのである


あり得ない光景だった


馬車(?)を引いているのは私と同い年くらいの少年


とても鍛えているようには見えないのに軽々と馬車を引いているように見える


そして、それに驚いていた私はさっきまで張っていた結界への魔力補充がおろそかになってしまっていた


「しまった!」


パリンというガラスが砕けたかのような音と共に私の張っていた結界が破れる


と同時に少年の引いていた馬車もここにたどり着き


「なんとか間に合ったか」

 

と少年が呟く


いやいやいや、間に合ってないから!これからもう皆死んじゃうから!


結界を突き破って襲いかかってきているのは最上位種27匹に加えて平均B級の上位種が約3万ほど、更に基からこの辺りに存在する魔物たち(平均D級)が約10万ほどだ


とてもじゃないが殲滅しきれる数では無い


「流石に一人では無理なので回復しておいてください」


そう言ってなにもない空間からMP回復薬とHP回復薬を取り出す少年


これはアイテムボックスか・・・・・少なくとも斥候以上の盗賊系職業ではあるようだ


まぁ斥候はなろうと思えば比較的簡単になれるのだが


いや、飲んでる間に蹂躙されそうな気がする


さっきから-聖女-としてのキャラが崩壊しかけている気がするが命の危機に混乱しているのだから仕方ないだろう


「時間は稼ぎますから・・・・フレイム」


「は?」


大魔導師が声をあげる


それもそうだあんな大きさのフレイムなんてあり得ない


普通のフレイムなんて拳大の大きさのはずなのに少年のフレイムは直径50㎝はあるように見える


しかもそれを連射しているのだ


一緒に風の刃を放ちながら


しかも風の刃に至っては無詠唱だ


こんなことまずあり得ない


「うぷ・・・・そんなことより早く・・・それ飲んでしまって・・・・キラなら大丈夫だから」


青い顔をした獣人の女の子が私にポーションを飲めと指示してくる


確かにこの状況ならポーションの効果時間の15秒ほどは稼げそうだ


私は彼を信じて一気にポーションを飲み干した


「後30って所か・・・」


聖女達がポーションを飲んでから13秒


俺の莫大なMPの残りはもう残り30となっていた


一応来る前に経験値が勿体ないからと転職はしていたがまぁ、あれだけぶっ殺していたので(というよりも最初の一体の時点で)レベルはもう上限に達していた


ちなみに今の俺のステータスはこんな感じだ


ゴブリンキング討伐の時に転職することを忘れていたためかなり経験値が無駄になっている


まぁ、今回も時間稼ぎのためだから経験値がかなり無駄になっているんだが・・・・・


佐藤 キラ


職業 魔導師+8


Lv.2(成長の限界)


HP 340/340(+18)

MP 30/350(+37)

攻撃 338(+25)

防御 277(+10)

速さ 341(+19)

魔力 295(+16)


スキル

気配察知Lv.2 隠密 アイテムボックス 俊足 中級鑑定 パワー ガード スピード ヒール リジェネ 初級属性魔法 (フレイム アース ウォーター ウィンド ダーク シャイン)精神集中 転職師 威圧 魔闘 魔拳 王殺し 魔力ブースト


ギフト

成長限界短縮


王殺し


王、キングと名のついた敵へのダメージが2倍になる


常時発動



魔力ブースト(消費MP2)


次に放つ攻撃の威力を上げて、魔法属性を追加する


なんかゴブリンキングを倒してしばらくしてからステータスを確認すると王殺しってスキルが増えていた


ゴブリンキングを倒したから手に入ったのかな?


もう人外なのが否定できなくなってきている


さてと・・・・-聖女-さん達だと思える人達も回復し終わったみたいだしついでに転職しておくか


俺はとりあえず神官に転職しておく


佐藤 キラ


職業 神官+9


Lv.1


HP 340/340(+18)

MP 37/350(+44)

攻撃 338(+25)

防御 277(+10)

速さ 341(+19)

魔力 295(+31)


スキル

気配察知Lv.2 隠密 アイテムボックス 俊足 中級鑑定 パワー ガード スピード ヒール リジェネLv2 初級属性魔法 (フレイム アース ウォーター ウィンド ダーク シャイン)精神集中 転職師 威圧 魔闘 魔拳 王殺し 魔力ブースト 退魔の祈り エクソシズム 狂戦士の魂


ギフト

成長限界短縮



退魔の祈り(消費MP20)


発動後しばらくの間自分より弱い魔物が立ち入ることのできない空間を作り出す



エクソシズム


ゾンビ系統、悪魔系統に対するダメージが2倍になる


常時発動



狂者の魂


倒した敵の力の一部を吸収し、MPをほんの少し回復する


常時発動


一度の戦闘で魔物を10万体以上倒すことで取得可能



どうやらさっきまでのフレイム連打で最上位種も2匹ほど倒したようだ


後魔物を倒しすぎたせいで変なスキルまでついてきてるし・・・・・


目の前には25匹の最上位種のみとなっている


その最上位種もいきなり自分たち以外の仲間がやられているのを見て警戒したのか遠巻きにこちらを睨んでいるだけだ


気配察知には10万以上の反応を感じていたのだが調子にのってフレイムとウィンドを使ったせいでかなりの数の敵を倒してしまったようだ


残りMPから逆算してみると78回ずつ撃ったってことかな?


あれ?それだと余った1の計算が合わないような・・・・


あー、神官になったときにMPが7増えたからか


じゃあ撃った回数は75回かな


それでよく10万も倒せたな俺・・・・


っと・・・そうだそんことよりも


「あなた達が-聖女-のパーティーで間違いありませんか?」


聞くべきことを聞いておかないと!


これで間違えていたら洒落にならないし


「はい、私の名前はルーナと言います。-聖女-と皆様からは呼ばれておりますね・・・・失礼ですがあなた方は?」


「一応王都のギルドマスターからS級に認定された佐藤 キラと言います。ここにはノルンのギルドマスターからの-聖女-パーティーの救出という依頼を受けてきました」


そう言うとルーナさんは目を見開いてから


「そうですか・・・・・危ないところを助けたくださりありがとうございました」


と呟く


少し暗い顔をしている


なんでかはわからないが・・・・・・


「それで、俺たちの依頼はあなた達の救出なのですが・・・・・・ぶっちゃけると依頼内容には敵をどうしろとかはありません」


ルーナさんが頷く


「ここで一つ質問なんですが・・・・ルーナさん達のパーティーで最上位種何体までなら足止めできますか?」


ルーナさんが怪訝そうな顔をする


「一応足止めだけでよければ15体くらいなら・・」


よし、一気に向かってくるのが10体ならなんとかなる


先ほど最上位種全員のステータスを確認したのだがほとんど全部ゴブリンキングと同じようなステータスである


10体なら魔闘状態で戦えばなんとでもなる


「ならその15体の足止めをお願いします!」


「はっ、はい・・・・あなたは?」


ルーナさんが聞いてくるがそんなこと聞かなくてもわかると思うんだ


「俺はちょっと最上位種を倒してきます」


そう宣言してから俺はMPポーションを飲んでから魔闘状態になって走り出す


そう、MPポーションの効果時間中はMPの使用はできないが勝手にMPが消費されるだけの魔闘は使えるのだ


「さてと!一暴れしますか!」


-鬼神-が今その力を解き放った

狂戦士の魂


あえて読み方を書いていません


わかる人にはわかるネタだと思います

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