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魔闘と殲滅

さてと・・・・・何気にこの技は初めて使うんだよなぁ


ゴブリンやスライム、ウルフが相手だとこれを使うまでもなく拳一発で爆散するし


このゴブリンキングには実験台になってもらおう


そう思い、俺は魔闘を発動させる


本来ならば平均的な男性が魔闘を使うとすると180秒・・・つまり3分しか持たない


まぁ、魔闘を使える時点で平均的な男性のステータスというのはあり得ないんだけど・・・


ちなみに今の俺のステータスは


佐藤 キラ


職業 魔拳士+7


Lv.2(成長の限界)


HP 310/310(+18)

MP 240/240(+17)

攻撃 308(+25)

防御 257(+10)

速さ 301(+19)

魔力 215(+9)


スキル

気配察知Lv.2 隠密 アイテムボックス 俊足 中級鑑定 パワー ガード スピード ヒール リジェネ 初級属性魔法 (フレイム アース ウォーター ウィンド ダーク シャイン)精神集中 転職師 威圧 魔闘 魔拳


ギフト

成長限界短縮


こんな感じだ


うん、魔拳士の1レベル辺りの上がり幅がすごいことになってるよ


平均60くらい上がってるんじゃないかな?


それも割りと全てのステータスが平均的に


ちなみに今の俺の魔闘の継続時間はぶっ続けで使って約16時間だ


うん、相変わらずの人外さに最早安心感すら出てきたよ


それで魔闘を使ってみた感想


思ったより使い勝手は悪いようだ


何せ、説明には書いてなかったが魔闘状態だと魔法が使えなくなる


正確には攻撃に使われる「マヒール以外の魔法は」だ


つまり近距離攻撃しかできなくなるので遠距離から攻めてくる相手には攻めにくい


まぁ、その遠距離攻撃が魔法ならある程度は無視して行けるから問題ないのだが


そんなこんな考察している内にゴブリンキングが殴りかかって来てるのでとりあえず棍棒を横に弾いて土手っ腹に一発打ち込む


「グァァァァァア!」


「うわっ、すごい感触」


触れた瞬間は何もなかったはずなのに次の瞬間には殴ったところの周辺が爆散したのだ


これは何気に強そう


「ギザマ・・・ヌワァニウォジダァ・・・・」


うん、最早何を言っているのかすらわからん


予想で


「貴様何をした」


かな?


いや、まぁ攻撃ですけど

 

「フン、シカシコチラニハァ・・・・コレガアルゥ・・ワレハァ・・・・・シナヌゥゥ」


そうやってゴブリンキングがその腰ミノから取り出したのは


「薬?」


ってかあれ絶対に体に悪いだろ


出してるところから考えて


「佐藤くん!止めて!あれは回復ポーションよ!」

 

「えっ!?ちょっ!それ飲むのやめろ!」


それを飲んだら・・・・


「グワハハハハ・・・・モウオソイワ!チカラガモドレバキサマナド・・・・グワハァッ」


遅かった


「え?」


後ろで副委員長も驚いている


「ナッ、ナゼダ。ナゼワガカラダガキズツイテイクゥゥゥゥウ!?」


いや、まぁそれはそうだろう


元々魔闘状態の拳は魔拳になっているのだ


そして魔拳とはマヒールの効果を持った拳


そして、マヒールは過回復によって相手の体を破壊する魔法だ


だから俺の魔拳を食らった状態で回復力を高める回復ポーションなんて使ったら逆に体が破壊されていくのを進めるだけになるのは当然だと思うんだが・・・・


そうこう言っている間にゴブリンキングは倒れた


うん、準備運動にすらならなかったな


一発殴っただけだし


「えーっと・・・・佐藤くんなんだよね?」


なんか副委員長が当然のことを聞いてきたので頷いておく

 

「助けてくれてありがとう・・・あのままだったらどうなってたことか」


「うっ、うん」


クラスでも人気の高い副委員長の笑顔はすごく綺麗だった


「とっ、とりあえず気絶してる皆を外に運ばないと!森の中は危険なんだし・・・」


「それもそうなんだけど・・・・流石に二人でこの人数は無理じゃないかな・・・・っ!?」


「え?何か言った?」


こっちを向いた副委員長の目が驚愕に見開かれていた


俺はとりあえず気絶してる皆を背負った落とさないように背負ったり脇に抱えたりしてるだけなんだが・・・・・


「えーっと・・・・佐藤くんって力持ちなんだね・・」


副委員長のその言葉にはっとする


よく考えたら人を4人も担ぐなんて普通はあり得ないんだね


いい感じに常識がぶっ壊れてきてるみたいだ


そんなこんなで気絶した皆を森の外に運び、気絶した皆+ニーナを見ていてもらい、俺は森の中の魔物を一掃するために森に入った


本当ならタマも置いていくつもりだったのだが


『お兄ちゃん。グイングインしてほしいのー』


というタマの一言でタマは背負っていくことになった



1時間後には森に存在する魔物はほとんど駆逐されることになる




佐藤くんが森に入ってから大体30分が経ったころ、森の中から何度も聞こえる、聞き覚えのある爆発音のせいかニーナと呼ばれていた女の子が目を覚ました


というよりあの爆音佐藤くんが出してるものだったんだね・・・・あれ?でも確か佐藤くんはレベル2以上になれないから大魔導師にはなれないんじゃ・・・


「ううぅ・・・・ここはぁ?」


猫耳がピコピコ動いていて可愛いなぁ


「あれ?キラはどこ?」


ん?いまこの子佐藤くんのことをなんて呼んだ?


「えーっと・・・・佐藤くんならタマちゃんを背負って森で魔物を倒してるはず」


現にさっきからドカンドカンすごい音がしてるし


それを聞いたニーナちゃんが目を閉じる


「えーっと・・・あなたはフクイインチョさん?」


なんでその呼び方を知って・・・


と考えて念話の存在を思い出した


多分ニーナちゃんは佐藤くんとパーティーを組んでいるんだろう


「うん。そうだよ」


「キラがここでフクイインチョと一緒に待っててって」


どうやら私のことを佐藤くんから聞いてある程度は信用してくれているようだ


というより佐藤くんさっきから念話しながら魔法使い続けてたの?確か魔法って片手間で打てるようなものじゃなかったような気がするんだけど・・・・


そこから皆の目が覚めるまで(時間で言うと佐藤くんが魔物を倒しにいってから50分後くらい)まで私はニーナちゃんとお話を続けた


佐藤くんは私が異世界から召喚された同級生であることも話していたらしく、向こうの世界の話をニーナちゃんは聞きたがった


佐藤くんはあんまりそういう話をしないのかな?


「ん、んんー・・・・ここは!?」


最初に目が覚めたのは格闘家の理名ちゃん


ここが森の外であることを説明すると森の方を見て


「すごい勢いで魔物の数が減ってる・・・・」 


と呟いていた


それに続いて菜々子達も目を覚まし、ニーナちゃんに気づくと「可愛い!」と連呼してニーナちゃんを可愛がり始めた


でも、ワタシには3人とも無理をしているようにしか見えなかった


しばらくして剛君も目を覚まし


「ここは?あれは夢だったのか?」


と呟く


いや、あの状態で夢だと思えるって逆に凄いと思う


そこでニーナちゃんを可愛がっている3人に気づいたようだ


「あれ?その子は?」


「えーっと・・・佐藤くんのパーティーメンバーかな?」


そう言えばニーナちゃんの立ち位置ってどんな感じなんだろう?


「はっ?佐藤の?アイツは王都で引きこもってるんじゃなかったのか?そうだ!君、僕たちのパーティーに入らないかい?どうせ佐藤のことだから勇者だとか何とか言って君を誘ったんだろうけど、アイツは最高レベルが2の勇者とも言えないクソザコなんだ。その点僕らは魔王を倒すために選ばれた最高のパーティーだ。同じ勇者のパーティーならどっちに入った方がいいか簡単にわかるだろう?」


・・・・・・剛君は何を言っているのだろうか?


ショックで頭がおかしくなったのかもしれない


他の皆も唖然としている


どうして佐藤くんのパーティーメンバー(?)がこんなところにいるのか


どうしてさっきまでゴブリンの最上位種に襲われていたのに生きているのか


どうして佐藤くんのパーティーメンバーがここにいるのに佐藤くんがここにいないのか


そこを考えていないようだ


しかも戦えるかも定かでは無い上に見た目からしてまだ12歳~13歳くらいのニーナちゃんをいきなりパーティーに誘うなんてどうしたのだろうか?


そう思って剛君の目を見ると濁った何かが渦巻いていた


たまに私たちパーティーメンバーに向けるネットリとした目だ


改めてみるとかなり気持ち悪い


どうして今まて同じパーティーでやってこれたのか不思議なくらいに


ニーナちゃんもそれに気づいたのか私の後ろに隠れる


「さぁ、一緒に行こう」


そう言って剛君は手を差し出すがニーナちゃんは怖がってプルプル震えているだけだ


中々自分のところに来ないニーナちゃんに我慢できなくなったのか剛君がニーナちゃんに手を伸ばす


それはダメだと思った私が剛君を止めよう手を伸ばしたその時いきなり一陣の風がふき、伸びてきていた剛君の手が誰かに捕まれる


「家の子に何か用かな?委員長?」


そこにはタマちゃんを背負った・・・・というより背中にくっつけた佐藤くんが立っていた

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